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ゲームレビュー ボクラの九龍城

ゲームばっかりやってる人のメモ帳

キングダムカムデリバランス

【評価 /10】
8点




【○】
■「粗い」が強く輝く原石
15世紀ボヘミアを舞台にした史実に基づくストーリーのオープンワールドRPG。
魔法もモンスターもいないノンファンタジーという逆に珍しい題材が個性になっている。

一番近いのはスカイリムから魔法やモンスターを取り除いたイメージだが、
スカイリムや近年のゲームと比較するとUIや数多くのシステム面が不完全で粗い部分が多い。
それゆえにプレイ中に何度も悪態をついてしまうのだが、
その粗く痒い部分にストレスを感じつつも遊び続けたくなるような強い魅力が数多くあった。

・中世立志伝
主人公は鍛冶屋の息子で無力な青年。
理不尽な運命の中あがき自分を磨いて厳しい世界を生き抜いていく。

はいはいありがちね?と思うだろうが甘い。
デスクワークばかりしている自分がいきなり中世に飛ばされて生きろ、と言われるくらいに過酷。
筋力は村人以下で戦闘力は酔っ払いと死闘を演じるレベル、
剣を握ったこともない主人公は当然武器を持った戦闘しようものなら殺されセーブに戻される。
スキルブックで成長しようと本を開いても知識がないので文字も読めない。
交渉で解決しようにも会話は下手で説得などまったく通用しない。

え?これマジでどうすんの?詰んでるじゃんってレベルの所から少しずつ経験を積み上げて成長していくのだ。

具体的にどう育成するか?というと、まず剣の使い方も知らない主人公は戦闘を繰り返し何度も殺されながら少しずつ筋力を上げていく。訓練所に到達したら鬼教官的なおじさんがいるので、止めだけは刺さないが死ぬ寸前までケガを負わせ装備を粉々にしてくる鬼教官に何度も挑んで、文字通りお互い傷だらけになりながら延々殴り合いをして寝て回復→ぼこぼこにされるを繰り返して戦闘技術を磨く。ステータスもあがり立派な装備を揃えて強くなって軽装の夜盗に勝てるようになっても武装した強盗や兵士に取り囲まれたらそりゃ漫画のヒーローじゃあるまいし死ぬよね?というパワーバランスなので背後を取られてしまうとリンチされてあっさり死ぬので緊張感はいつまでも消えない。

ピンチを軽減するために重要な錬金。回復薬を作るためにまずは読み書きをならってレシピを読めるようにしなければいけない。最初は文字化けしている本も読み書きを学ぶと読めるようになる。文字化けしてる本をいくつも読むうちに正確に読めるようになったら錬金をコツコツ繰り返して薬を作る。錬金も材料を置いて鍋に水を入れ材料を入れてひとにたちさせてから蒸留というように手間をかけて1つずつ作らなければいけない。それだけに戦争に向けての準備をするとそれなりの時間がかかる。
売買の時は必ず値段交渉をして地道に会話スキルを高めて行き社会的地位を得て清潔にしている事で会話も有利になる。
この先やばいかもなーて思ったら序盤は貴重なお酒を飲む事でセーブが可能。
だが最初は酒態勢が低いので酔っぱらって視界がおかしくなってる所を殺されたりもする。

そんなひどい状態の中コツコツ頑張って自力を上げていくことで確かに問題を乗り越えていく。
面倒に感じるだろうがルールがわかってしまうとストレスより楽しさが勝ってくる。
最近のゲームはあまりに最適化され過ぎているのを気づかせてくれるこのゲームにしか出来ない貴重な体験が数多くありとてもおもしろい。


・魅力的なストーリー
キャラクターも魅力的で先が気になる素晴らしいドラマ。
歴史ドラマが好きな人にはたまらない内容。
とんでもない量のテキストを吹き替えローカライズしてくれているので
戦闘中に字幕を読む必要がなくストレスなく堪能できます。


■ローカライズ
完全吹き替え。良質なローカライズで素晴らしい。
これに定価を出す価値がある。
言語を覚えてない時は本の文字化けのような表現までしっかりやっている。


■Warhorse Studiosの今後に期待が高まる
本作はどうしてもスカイリムやウィッチャーと比較してしまうが
マイナーなチェコの開発会社の作品。
開発予算や規模はきっと遥かに小さい物だと思われこれだけ粗さはあって当然で、
このゲームを作り切ったことは偉業と言える。今後の作品に期待が高まる。


【×】
■ロード
頻繁にあり長い。
PS4PROSSD換装でもそう感じるのでノーマルはもっと厳しいかと。


■ストレスを感じる部分
最初に言えばこのゲームは万人向けではない。
昔からゲームをやってきた人やコアゲーマーには特におすすめしたのだが
リアルを追求した結果わざとやっている部分もあるし改善出来なかった事もあると思うが
主に快適性に関連した部分で今風のゲームに比べるとストレスを感じる部分が数多くある。
近年の快適なゲームが基本になっている人は冒頭で投げてしまう可能性が高い。

・チュートリアル
このゲームは独特のシステムが多いだけに重要な部分だが
教えるのが上手くない。雑な感じで画面いっぱいの文字で一気に教えるタイプ。
重要な事なのに教えないまま進むような事も多い。
新システムが出るたびに画面右上に説明が出るが、読んでる最中に勝手に消える。
ヘルプを後で読み直す事が出来るのだが、もっと丁寧に教えたほうが良かった。

・UI
お世辞にも良いとは言えないUI。慣れるまで大変。
アクセスの階層が深いし処理落ちも頻繁に発生する。

・ファストトラベル
ファストと言いながらリアルタイムに行くよりは早いくらいの感じで
マップが表示されそこを駒のような主人公が進んでいく。
途中に遭遇イベントが発生するのでここは味ともいえる部分だが繰り返すとさすがに面倒。
早送りとかもう少し快適性を上げる事も出来たと思う。

・馬の操作
とにかく操作しづらい。馬術を上げ、馬具を揃えるとかなり改善してくるのだがやはり快適とは言えない。
段差や障害物に引っかかりやすくストレスを感じやすい。


■戦闘
フォーオナーのようなイメージで上中下段のチャンバラになっている。
パリィのような仕組みもあり緊迫した戦闘を演出出来てなかなかにおもしろいのだが
問題はいくつかある。

・進捗がわかりづらい
隻狼の体幹ゲージのような指針がないため戦闘中の有利不利、正解不正解がわかりづらい。
敵に剣術の個性が降られているようには見えないし、
いろいろ覚えても敵は理不尽気味に攻撃防御を発動してくる感覚で
この状況だからこの攻撃をチャンスをついて勝った!
こういう失敗をしたから負けた!というような状況が判断しづらいため
次回はこうしよう、こういう育成をしてたらきっと勝てるという反省や対策などが立てづらい。

・複数戦
複数に囲まれたときにターゲットをスムーズに切り替えれない。
逃げようと判断した時になかなか離れないなどの問題から深刻になっている気がする。
実現が難しくても思ったようにターゲットを切り替えて即パリィを実行出来れば剣の達人のような気持ちになれたかも。
思い通りに動かないところから理不尽な目にあいやすくいきなり集団に囲まれてなすすべもなく死にセーブまで戻るという事が慣れるまで頻繁に起こる。FPSなので背後が見えなくて草の壁に引っかかって死んだりするのもストレスが高い。


他にもいろいろあるが、慣れて乗り越えた先に特別な体験や楽しさがあるので
気になる人はぜひ遊んでみて欲しい。
くっさいけど美味いチーズのようなゲーム。



【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2019/08/08(木) 21:53:27|
  2.  ├PlayStation 4
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

Dead Cells(デッドセル)

【評価 /10】
9点



【○】
■ローグの新しいアンサー
本作はメトロヴァニア=横スクロールタイプのアクションRPGとなっている。
(メトロヴァニア:ドラキュラ月下の夜想曲、最近だとホロウナイトなど)
かつローグライクになっていて、挑戦するたびに成長がリセットされるというもの。
この二つを融合させ素晴らしい調和を実現している点も評価したいのだが、
最も評価すべき所は「冒険の中でビルドを完成させるおもしろさ」

ローグは死ねば獲得した物を失うのが基本ルール。
1回の冒険の中で装備やアイテムを拾い、いかに攻略するかを考える遊びだが、
本作はその拾った武器やスキルでシナジーを考えてビルドをどう作り上げるかという遊びを重視している。

冒険の中でランダムドロップする4つのスキルと武器を選んで装備し、
ステージの中間地点で拾ったゴールドをつかって装備につける付与能力をくじ引きしてビルドを完成させる。
例を挙げて説明すると、狭い範囲に大ダメージを与える床トラップと踏んだら数秒拘束するベアトラップ、
追撃として弓と投擲爆弾を装備し、ベアトラップにかかった敵を離れた場所から一方的に攻撃する構成にする。
さらに付与能力で炎上効果と炎上中の敵に2倍野ダメージが乗る付与を付ければ完璧。
という感じで最大のシナジーが出る形でビルドを作り上げていく。これが無数にある。

デッドセルのようなビルドを作り上げる事に特化したゲームはスマートフォンアプリの「ダンジョンメーカー」あちらはオートで見ているだけなので思った通りにロジックが動いている気持ちよさに特化しているのだが、こちらはアクションゲームなので実現する操作難易度が高いものからトラップやタレットを中心にした安全圏から見ているだけのダンジョンメーカーに近い気持ち良さのものまで多種多様にありいろんな遊び心地や快感が楽しめる。
個人的にお気に入りなのは「蹴り」それ単体では大きなノックバック効果しかないのだが
壁にぶつけると殺人級の火力を出したり敵を崖に落として即死させることも出来る。
これを出が早くて敵を瞬時に凍らせるスキルを組み合わせて凍らせて蹴り砕いていくのが最高に気持ちいい。


■アクションゲームとしても素晴らしいクオリティ
その快感を生み出している大きなポイントの一つとして
アクションゲームとしてハイクラスの操作感と演出の素晴らしさ。
敵がはじけ飛ぶ感触や出血などの状態異常アイコンが最早何個ついているのかわからないほど
のっかったりするためビルドが極まった時はとても大きな爽快感や無双感を得る事が出来る。


■リプレー性、アンロックの設計
本作はローグだが、全てが失われるわけではない。
ステージを攻略する事で別のエリアに進めるようになるスキルや
武器の設計図、パッシブスキルなど永久的に失われない機能のアンロックも可能。

これが上手く出来ていて、設計図をアンロックした武器はその後ダンジョンで落ちるようになるため
ランダムダンジョンがより複雑に面白くなっていく。少しずつ武器が解放されていくのがチュートリアル的にもわかりやすくなっているし次こそは…ともう一度遊ぶとさらに次遊ぶ理由が増えていく感じで素晴らしい設計になっている。
クリア後難易度を上げる事で敵が追加されたり配置が追加されたりと今まで違う体験が上手く作れている。


■難し目の難易度
難易度の高さがマイナスと評価されているようで序盤に関してもう少し階段を上手く引ければと思うところはあるが、
個人的にはこちらがめちゃくちゃな強さになれるゲームなので
それをぶつける強力な敵やステージが必要でこのバランスは適当だと思う。



【×】
■シナリオ・ステージボリューム
仕組みとしてはとても出来が良いがキャラクターや物語は弱め。
Dead CellsというIPの価値が弱い。
ステージが少ないなりに何度も遊ばせる工夫は良く出来ているが
もう少しボリュームがないと同じ風景に飽きてしまうかもしれない。
この仕組みをマルパクリして魅力的なキャラクターと物語を載せられたら
あっという間にそちらが有名になってしまいそう



【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ

テーマ:PlayStation 4 - ジャンル:ゲーム

  1. 2019/07/04(木) 21:59:27|
  2.  ├PlayStation 4
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RAGE2

【評価 /10】
7点


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  1. 2019/06/20(木) 21:43:53|
  2.  ├PlayStation 4
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ライアンマークス リベンジミッション

【評価 /10】
9点


詳細はこちら [ライアンマークス リベンジミッション]の続きを読む

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  1. 2019/06/13(木) 21:55:44|
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Days Gone

【評価 /10】
8点


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  1. 2019/05/16(木) 21:03:23|
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ディビジョン2

【評価 /10】
8点

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  1. 2019/05/09(木) 21:07:05|
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SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE

【評価 /10】
10点


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  1. 2019/03/30(土) 00:48:05|
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デビルメイクライ5

【評価 /10】
8点


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  1. 2019/03/21(木) 21:21:23|
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アンセム

【評価 /10】
5点


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  1. 2019/03/19(火) 11:51:08|
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レフトアライブ

【評価 /10】
4点

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  1. 2019/03/14(木) 21:39:43|
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