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ゲームレビュー ボクラの九龍城

ゲームばっかりやってる人のメモ帳

スーパーマリオRPG

【評価 /10】
9点



【評価のざっくりした基準】
10:神ゲー
9:良作の一線を超える
8:良作
6~7:問題はあるが魅力がありオススメ
4~5:不満が多いので人を選ぶ
0~3:残念


【良い点】
無駄のない完璧なデザイン


スーパーファミコンの名作であり、任天堂とスクウェアのTOPクリエイターがコラボした奇跡の作品。
現在活躍する世代のクリエイターが影響を受けた作品として名前を上げる事も多くそんな伝説のRPGを改めて遊んで見た。

こんなゲームレビューなんてものを穴倉で20年くらいやっているのだが、そんなことを始める以前学生時代に純粋に遊んで楽しかったゲームで「キャラクターがかわいくてテキストが面白い」「コラボ的にはネタっぽいけどRPGとしてもめっちゃ良く出来てたよな」というイメージくらいだったのだが、改めて遊んで見るとあまりに完璧なゲームデザインに感心した。


ビジュアル


当時を踏襲した形でフィギュアを動かしているような感覚で素晴らしいクオリティ。全体のデフォルメ感が歴代最高クラスじゃないかなと思ってしまうくらい好み。本作ではイベントシーンや大技演出などがムービーになっていて当時のFFの召喚獣や必殺技の演出に通ずる感じがとても良い。


アクションとRPGの融合


マリオのアクション性とファイナルファンタジーのRPG要素が無駄なく混然一体になっている奇跡のデザイン。

・フィールド
クォータービューのタクティクスオウガのようなフィールドでマリオを自由に動かして敵を踏んづけたりブロックをジャンプで叩いてコインをとったりできる。マップ内ではマリオを遊んでいるような感覚でジャンプで高い所を渡ったり、ギミックを解く仕掛けがあったりとRPGの移動の退屈さをマリオのゲーム性で解消している。


・戦闘
フィールドでマリオをやりながら敵シンボルに当たるとエンカウントバトルに遷移する。当然ただのRPGではなくマリオらしくアクション性があり、攻撃と防御に必ずジャストで押す事で効果が大きくなるアクションがある。これが今回のリメイクで追加された『大成功』『チェイン』『合体技』によってより面白くなっている。

マリオたちの攻撃は装備した武器によってアクションがガラっと変わりジャストのタイミングが変化する+敵も当然モーションが多彩で変化するため戦闘はほどよい緊張感が常にある。さらにその成功をし続けることでチェインというものが発生しバフが乗っていくのでこのシステムだけで退屈なエンカウントバトルが簡単なのに退屈にならない素晴らしい戦闘になっている。

さらに成功を重ねるとゲージが溜まって戦闘に出しているキャラクター3人の合体技が発動する。これは戦略的なものという寄り気持ちい大技という感じで演出もとても良い。

戦闘中に入れ替えが入ったことで、全員で戦うというバトルにしてくれたのも嬉しい点。


ストーリー


時代にそぐわない一部変更部分はあるものの、ほぼ完ぺきな移植。かわいい世界観に癒される。その後moonを作るラブデリックの開発者さん達のフレーバーを感じる魅力的なテキストとストーリーは大人が遊んでいても凄く楽しい。名シーンの数々がムービー化しているのも嬉しいポイント。

クリア後のやりこみ


全てのボスが強化されてそれを倒した先に隠しボスも追加されていてそれに合わせて装備の追加などもある。



【不満点】
新しい試みは小さめ


追加要素の多くは原作を殺さず無駄なく良い所だけを伸ばしているものでコンセプトとしては賛成。
全体としてみるとリマスターに近い限りなく原作そのままのリメイクなので、まったく新しいものを求めている人向きではない。


ボリューム


クリアまで10時間前後でもう一度ボスと戦うような要素はあれど、トライエースのゲームみたいな何周もするとかめっちゃ育てて長時間楽しみたいという人には向いてない。忙しい社会人などにはオススメで個人的にはちょうどいい。




【結論】
〇おすすめする人
・マリオも90年代のFFも好き
・RPGを普段やらない人
・短い時間面白いRPGがやりたい

×おすすめ出来ない人
・何十時間もやりこむRPGではない




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  1. 2023/11/25(土) 21:47:37|
  2.  ├Nintendo Switch
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スーパーマリオブラザーズワンダー

【評価 /10】
8点



【評価のざっくりした基準】
10:神ゲー
9:良作の一線を超える
8:良作
6~7:問題はあるが魅力がありオススメ
4~5:不満が多いので人を選ぶ
0~3:残念


【良い点】
とんでもない世界観…!これはもはや合法電子ドラッグ


スーパーマリオ2Dアクションシリーズの最新作。

「はいはい、いつものマリオでしょ~?」そう思ったあなた。
そして数々のゲームをやっているけど「最近驚きがないんだよな~」というあなたにこそオススメです。

想像の斜め上からハイテンポでぶん殴られる奇想天外な世界観と刺激の濁流。
もはや合法電子ドラッグと言っても良い。強い刺激が欲しいあなたにこのゲームです。

マリオUSAの現代版、映画マリオのゲーム版、なんだかアメリカナイズを感じる今までのマリオと明らかに違う一線を越えたその世界と表現。
舞台はキノコ王国からフラワー王国へ。フラワー王国では触ると事象を変換できるとんでもないフラワーが横行しており、
それをゲットするとあら不思議、世界があっという間に変化していき、土管は芋虫のようにうねうね、パックンフラワーは歌い出し、画面を埋め尽くすようなサイが突進して全てを破壊していく。

何を言ってるかわからねーだろう?俺も何をされたかわからなかった。

それはまるで白昼夢を見ているような、高熱にうなされているような、子供の落書きの世界に放り込まれたような奇想天外な世界。
数千のゲームと映画を触れてすっかりマンネリ化した自分の脳みそにマイステージ声を上げるような驚きを与えてくれた。



めちゃくちゃな世界だけど遊びはちゃんとしてます


世界観はハチャメチャだけど任天堂。
2Dアクションゲームとしての出来は完璧で非常に丁寧。
本作ではゾウマリオ、ドリルマリオ、スライムマリオなど新たな能力を持ったへんてこマリオがたくさん登場し個性的なステージを楽しむことが出来るのだが、難易度はちょうどよくテンポよくゲームが進む。

本作とても良い仕組みとしてダークソウルに似た仕組みを入れている。オンラインモードをオンにすると他プレイヤーが透けた状態で並走し、気になる場所に看板を置いてヒントを出したり、死んだとき幽霊になった状態で他プレイヤーの幻影に触れると復活できるという仕組みがある。一緒に遊んでいるというほどではないが一人なのに他人と遊んでいるようなソウルシリーズのような仕掛けがありとても良かった。


【不満点】
バッジ


本作には一つだけアクションをカスタマイズする能力があるのだが、それを頻繁に付け替える楽しさみたいなものはあまり作られてなかった印象。ほとんど似たようなものだったりそんなに変えずに遊べてしまうのは残念。


ボス


中ボスが寂しい。クッパジュニアがほとんどのボスを務めているのだが基本が同じなのでもっと全然遊び心地の異なるボスをいっぱい用意して欲しかった。




【結論】
〇おすすめする人
・もういつものマリオには飽きた人
・驚きや刺激が欲しい
・ちゃんとマリオのアクションが遊びたい

×おすすめ出来ない人
・気持ち悪い世界のマリオはやりたくない
・既にキマッっているのでこれ以上はダメな人





テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2023/11/08(水) 21:54:52|
  2.  ├Nintendo Switch
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帰ってきた名探偵ピカチュウ

【評価 /10】
6点



【評価のざっくりした基準】
10:神ゲー
9:良作の一線を超える
8:良作
6~7:問題はあるが魅力がありオススメ
4~5:不満が多いので人を選ぶ
0~3:残念


【良い点】
推理ゲームとしては小学生くらい向けだが丁寧に作られている


大人が真剣に熱を上げて「この先の展開がどうなってしまうんだろう!?」と楽しむような内容ではないので、逆転裁判みたいなものを求める人には物足りないのだが、推理ものゲームとして丁寧に作られている。

事件が起きたら、主人公が人間に聞き込みをして、ピカチュウがポケモンに聞き込みをしてお互いの情報を集めて推理をし、さらに周囲にいるポケモンの得意な能力などを協力してもらって物的証拠を集めるなど、事件ごとに個性的な展開で事件解決に導いていく。これらがポケモンのいる世界だとこういう事件が起きるのか!とほほえましく楽しむことが出来る。

個人的に凄く評価が高いのは、ポケモンと共生する世界を上手に表現出来ていて、ポケモンが身近にいる事のほほえましさや危うさみたいなものも表現出来ていてとても良かった。

小学生くらいの子供と家族で楽しむとか、ほんわかポケモン世界で癒されながら遊びたいというような人にはとてもおススメ出来るゲーム。大体プレイ時間は10時間くらいなので時間のない人にもおすすめ出来るゲーム。


【不満点】
キャラクターの魅力がなさすぎる


まず見た目の部分として、近年のゲームと見るとグラフィックのクオリティがやや低い。
好みもあるが、人間のキャラクターデザインがスカバイ以上に個性が薄い形で、ソード以前の旧デザインの方が好み。

最も肝心な人格的な個性付けもあまりに汎用的で、魅力も物語の中で表現出来ておらず、このメンバーの次の物語が見たいと全然ならない。守りに入りすぎている感覚。

声優は非常に豪華なのだが、メインストーリーの一部シーンしかボイスが入っていない。
フルボイスじゃないのは残念。


ターゲットが狭すぎる


小学校高学年くらいの子が対象な感じで本当に小さい子にはテキストが難しいし大人には簡単すぎる。


【結論】


〇おすすめする人
・小学生くらいの子供と一緒に楽しめるゲームがやりたい
・ポケモンが暮らす世界を見たい
・ポケモンカードが欲しい人

×おすすめ出来ない人
・逆転裁判みたいなゲームがやりたい人
・本格的な推理ゲームがやりたい



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  1. 2023/10/20(金) 21:28:26|
  2.  ├Nintendo Switch
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薔薇と椿 〜お豪華絢爛版〜

【評価 /10】
7点


【評価のざっくりした基準】
10:神ゲー
9:良作の一線を超える
8:良作
6~7:問題はあるが魅力がありオススメ
4~5:不満が多いので人を選ぶ
0~3:残念


【良い点】
独特の世界観とシンプルながらも奥が深いおビンタバトル


肉体言語「おビンタ」で全て決着をつける華族達の物語。これお嬢様か?と突っ込みたくなるような超人的能力を持ったキャラやクリーチャーや見つかったら怒られるんじゃないかってパロディ満載の独特の世界観とストーリーは終始面白くて魅力的だった。

どんなゲーム?と聞かれると、古くからゲームをよく知っている人にわかりやすく伝えるとパンチアウト。操作は非常にシンプルでジョイコンを片手に握ってスイングするとビンタ、Rを押しながら振ると回避。回避を綺麗に決めた直後にカウンターを返す事も出来る。

奥深いのは制限時間内に芯をとらえてビンタを食らわす必要があり、ダッキングを繰り返す相手にジャストミートさせるタイミングはシンプルながらも奥深い。

敵キャラによって動作も個性的なので、攻撃タイミングを見切ってビンタを決めて行き、相手の体力を削り切ったら勝ちとなる。他にもグロッキー状態の相手を掴んで連続ビンタや小技も複数存在する。例えるなら叩いてかぶってじゃんけんぽんみたいな感覚に近い。

ストーリーは大体2時間くらいで全クリ出来るのだが本領は対戦になっていてシンプルながらも奥深い内容なので多くの人と楽しむことが出来るパーティーゲームとしてオススメ。



【不満点】
オンライン対戦がない


オフライン対戦を一切しないという人は2時間くらいのボリュームなのでコスパと相談。


【結論】


〇おすすめする人
・2時間くらいで楽しめるゲームがやりたい
・友達と集まって対戦を楽しみたい
・ふざけた世界観が好き


×おすすめ出来ない人
・コントローラーを振る系の体感ゲームをやりたくない
・対戦をする気がない一人用のボリュームが欲しい




テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2023/10/13(金) 21:05:15|
  2.  ├Nintendo Switch
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スイカゲーム

【評価 /10】
8点



【評価のざっくりした基準】
10:神ゲー
9:良作の一線を超える
8:良作
6~7:問題はあるが魅力がありオススメ
4~5:不満が多いので人を選ぶ
0~3:残念


【良い点】
240円という安価。シンプルながら技術とギャンブル性が絶妙なバランスの良パズル


元々プロジェクターのおまけについていたゲームから生まれ2021年にニンテンドーストアでリリースされ鳴かず飛ばずでひっそりと片隅に売られていたのだが、ストリーマー界隈で火が付いたのをきっかけに100万本を突破し、海を越え海外での日本のアカウントを使って遊ぶ人達が急増したり、地上波で扱われたりと大ブームになっているパズルゲーム。どうぶつタワーバトルのブームを彷彿とするような感じ。

操作は上から果物を落として行くだけ。さくらんぼとさくらんぼをくっつけるとイチゴに、イチゴとイチゴをくっつけるとブドウにと進化していく、その果物が11段階あり最大がタイトルのスイカになっている。スイカを作ること自体も難しいのだが、スイカを二つ作って消すというのがとんでもないレベルの難易度になっていてこの壁を越えてオンラインランキング上位を目指すのが最大の目標となっている。

果物を落とすだけのシンプルなゲームなのだが、
・連続でくっつくぷよぷよの連鎖的読みが必要
・小さい果物ほど重さがあって隙間にメリメリと入って行く性質があって位置を動かせる。
 物理演算の動きをコントロールする必要がある。
・2つの果物が1つに進化する性質を利用して果物を動かせる
・他の果物を滑らせて任意の場所に落とす
・次落とす果物がランダム
・時間制限がなくじっくり考えられる

これらによってプレイヤースキルの向上を確かに感じる技術の部分と、遊ぶたびに変化するギャンブル性みたいなものが絶妙のバランスで何度も遊んでしまう。



【不満点】
なし






【結論】


〇おすすめする人
・安価でゲームがしたい
・パズルが得意じゃなくてもぼーっと楽しめるゲームがやりたい


×おすすめ出来ない人
・運要素があるパズルが嫌いな人




テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2023/10/11(水) 21:11:38|
  2.  ├Nintendo Switch
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ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム

【評価 /10】
10点



【評価のざっくりした基準】
10:神ゲー
9:良作の一線を超える
8:良作
6~7:問題はあるが魅力がありオススメ
4~5:不満が多いので人を選ぶ
0~3:残念


【良い点】
偉大な前作に自ら挑み、さらなる高みを目指した傑作


自他ともに世界のゲーマーが認める前作ゼルダの伝説ブレスオブザワイルドは、オープンワールドゲームに…もっと言えば現在オープンワールドが主流となっているゲーム業界に大きな影響を現在も与え続けている傑作だと思っている。

その前作が発売したのが2017年。BotW以前、以降という区分けを生み出すほどのタイトルで約6年以上の時が経過し、以降BotWを超えるオープンワールド作品があったか?と言われると、フォロワーは浮かんでも上回る作品はいまだ不在というイメージ。

では、本作ティアーズオブキングダムはどうなのか?
「空島って新たなエリアを追加したBotWのでかいDLCを追加した程度でしょ?」
仮にその通りだとしても記憶を飛ばしてもう一度遊びたいゲームを遊べるだけで十分な高評価になっただろうが、彼らの作るゲームがそんなわけがない。

いざ蓋を開けたら凡人の想像を粉々に打ち砕く驚異のチャレンジを実現し、偉大なる前作を自らの手が破りさる気概に満ちたとんでもないゲームだった。

BotWはオープンワールドの常識を破壊したゲームだったが、本作はさらにルールをもっと破壊している。
様々なゲーム開発者がインタビューで「BotWを遊ぶと頭を抱える」というが、その理由はこんなゲーム作ってなんで成立させれるの?という事。

ゲームの多くは1つの正解をプレイヤーが解くのが基本として、自由度が高いゲームでも3つ4つくらいのクリア方法を準備して解いてもらう程度だが、本作は、無限とまではいかないがプレイヤーそれぞれの自由な解き方で無数の攻略が可能なとんでも空間を基本としている。メチャクチャできる空間だけ作りましたなら、なんとかシミュレーターみたいなゲームがあるのだが、それでいてちゃんとレベルデザインが存在し、ストーリーが進行するRPGに組み込んでいて、かつバグを感じずに遊ぶことが出来るなど、素人にはそのやばさが伝わらないようなハードルをいくつも超えてしっかり面白いゲームとして成立させている所が驚異的なのだと思う。

今作その自由の幅を大きく広げているのが前作のリモコン爆弾、ビタロックなどの該当するスキル部分。
本作は好きなものを自由にくっつけて造形出来る『ウルトラハンド』
丸太と木の板を組み合わせて立て看板を作ったり、扇風機やロケットエンジンなあどを組み合わせて空中戦艦までプレイヤーの想像力のままになんでも作れる。移動でも戦闘でも採集でもどんな使い方もプレイヤー次第。

武器を自由にカスタムして自分だけの新武器を生み出せる『スクラビルド』
武器の先っぽに敵の角をつけて強化する基本的なものから、属性付与をしたり、槍の先に槍をつけてとんでもなく長い槍を作ったりと自由自在。これは弓や盾にも可能で、防御しているだけでレーザーを放つ攻撃盾を作ったり、矢に敵の目玉をつけてホーミング弾にしたりと多くの遊びが仕込まれている。

ドラえもんでおなじみ『トーレルーフ』
上方向限定でとおりぬけフープ出来るツール。元はデバックツールだったらしいのだがこんなバグの温床みたいなものを喜々として実装する狂気。洞窟などで使用すると山頂まで抜けたりする便利ツール。戦闘ではでかい岩のモンスター岩ロックの体を抜けて上に乗ることもできる。

物の軌跡を逆再生する『モドレコ』
敵が投げた岩石を相手の手に戻して食らわせたり、空から降ってきた石にのってから使用してエレベーターにしたり、他にも使い方次第で無限の可能性を秘めているツール。

こんなもの入れたら、ゲームデザインが…世界が破綻してしまうようなとんでも能力ばかりなわけだが、しっかりゲームは成立している。いや、一部壊れているかもしれないが…w結果プレイヤーの想像力をどこまでも増幅する体験が実現しており、ただの大型DLCだと思ったらまさかこんな続編になるのかよという驚きが大きかった。

ブレスオブザワイルドがオープンワールドの概念を壊したが、今作はもはや誰も目指していない未踏の荒野に向けて進軍を始めたという感じで唯一無二のゲームになっている。これからも彼らの挑戦が楽しみでしょうがない。


オープンワールドはさらなる世界へ

ざっくり言うと空と地下が追加されている。実質3倍…とはならないのだが、オープンワールドを縦軸に拡張してシームレスにそれらが繋がっているというありそうなない事をswitchのスペックで問題なく実現している。もはや魔法に近い。
個人的には数メートルも見えない道に明かりをともしながら探索する地下が特に好きで地上とは全く違うアプローチになっていてとても楽しかった。


【不満点】
プレイヤー次第で「移動とパズル」の退屈なゲームになりえる


個人的にはブレスオブザワイルドはオープンワールドの基準を変えた傑作と評価していて、実際その年のGOTYにも選んでいるのだが、一方、反対派の意見として「普通のゼルダがやりたいんだけど」「自由すぎて何していいかわからん」という意見がたしかにあってこれは理解できる。俺も普通のゼルダもやりたい。

他にもオープンワールドのゲームは数多くあれど、なぜこのゲームは微妙という意見が出てくるのか個人的な見解としては、ウィッチャー3やフォールアウトなどはオープンワールドの遊びと同じくらい物語部分に力を入れていてサブクエスト1つとってもドラマの密度が濃くRPGとして物語をしっかり楽しむことが出来るのだが、このゼルダはストーリーイベントは少な目で、どちらかと言えば広大なオープンワールドを自由に冒険したり、思いつくままにクラフトして攻略したり、祠で謎解きをしている部分が大多数の遊びになっている。

その部分の「自由」を活かせない人達にとっては、多くの要素に触れずに淡々と遊んでしまいかねないため、プレイヤー次第で体験に大きな差が出てしまう点だと思う。本作のスクラビルドなどは「自由」をより強くしたもので、想像力のある人がどこまでも楽しく事が出来るだろうが、普通に遊んでいる人はほんのいくつかの基礎的なビルドのみで遊んでしまってクリアまでやってることがそんなに変わらないので退屈に感じる可能性がある。武器防具を接着する遊びも大量のアイテムの組み合わせがあって、凝ると本当に楽しいのだが、ただ攻撃力があがる組み合わせだけ作ってそのままクリアしてしまったという人も多いのではないか?

従来のゼルダの場合はびしっとステージデザインされていて正解もはっきりしているので体験が均一化している分、濃厚な体験を全員に与える事が出来る。本作はプレイヤーに体験を任せている部分が大きいため、SNSなどを活用しながら遊びを考える所を楽しめる人であれば無限の可能性をもつ神ゲーだが、そうではない人にとっては「移動とパズルばっかりやっててつまらない」寄り道してるうちに飽きてクリア前に辞めてしまったという感想になってしまうのも理解できる。

個人的にはコンセプトが違うというのはわかった上で、キャラクターがとても魅力的なのでもっとキャラ同士の掛け合いやストーリー部分を見たいというのは個人的にも思う。なので、本作幽体が冒険についてきてくれるが、個人的には孤独な冒険を維持することより、生身の仲間キャラがついてきて道中掛け合いがあったり、あれはなんだリンク?とかこんなビルドはどうだ?とかイベントやダンジョンに導いてくれたりヒントをくれたらもっと多くの人を拾えるゲームになるのでは?と思う気持ちもある。




公式サイト

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2023/09/30(土) 21:53:34|
  2.  ├Nintendo Switch
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なつもん

【評価 /10】
8点



【評価のざっくりした基準】
10:神ゲー
9:良作の一線を超える
8:良作
6~7:問題はあるが魅力がありオススメ
4~5:不満が多いので人を選ぶ
0~3:残念


【良い点】
オープンワールドぼくなつ


ディレクターは『ぼくのなつやすみシリーズ』のミレニアムキッチン綾部和氏、プロデューサーが『牧場物語シリーズ』トイボックス和田康宏氏という、ある意味でぼくなつ×牧場物語という奇跡のコラボが実現したタイトルで両方のファンなのでとても楽しみにしていた。

結論「これぼくなつなの?」という疑問があると思うが、自分は全てのぼくなつシリーズを遊んでいる身として
これに簡潔に答えると、劇的にゲーム性が変化したけど、ちゃんとぼくなつの遺伝子を受け継いだものだよと答えたい。
ポイントを細かく紹介していく。

本作最大の特徴は3Dのオープンワールドを自由に探索出来る事。過去のぼくなつシリーズは2D背景の中を3Dのキャラが移動していく感じで、PS時代くらいのRPGなどによく使えわれたような形だったが、本作はあえてその特徴を建物の内部などに制限して、外では基本フル3Dのオープンワールドで自由に釣りしたり虫を捕まえたりいろんな田舎の人と交流してひと夏の思い出を作ってい。

「オープンワールドでぼくなつってそんなのおもしろいに決まってるじゃん」というのを真っすぐ作って成功している。
いざプレイして驚いたのは、発売後SNSで「ぼくなつザワイルド」なんて呼ばれるくらいオープンワールドの遊びに振り切っている事。

主人公はあらゆる場所を素手でよじ登っていき、民家の屋根から屋根へ飛び回り、町の全景が見えるような山頂からハットリくんのように布一枚で滑空して見せる。サーカス団の息子という設定ではとてもじゃないけどフォローしきれないほどの圧倒的身体能力で自由に冒険が出来るようになっていた。リアリティがどうのこうのっていうのはそんなに気にならなくて、オープンワールドになったからには思った事が自由にできる、見えてる場所にいけるみたいな事が凄く大事だと思うので、むしろ壁に引っかかって遠回りとかする羽目になったらかなり評価が落ちていたと思う。

操作性が良く、遊ぶほどスタミナが増え、ジャンプ力もあがり成長感を感じながら広大なオープンワールドを自由に移動して様々な隠されたアイテムやロケーションなどを見つけていくのはとても楽しかった。


豊富なイベント

キャラクターが本当に多いしそれぞれの会話劇やイベントは相当なボリュームになっている。毎日少しずつ新しいイベントや会話が展開していくので寝る前に絵日記を書いて次の朝を迎えるのが楽しみになる。日数の区切りでマップに出現する虫のリストも変化するので探索済みのつまらない領域がある日を境にまた最初から始まったように充実するのも良い仕掛け。

独特の会話のワードセンスにぼくなつをたしかに感じる部分が多くあり、子供の時にはちょっとわからなかった大人の哀愁を感じたりする部分も凄く良い。



【不満点】
ぼくなつにしかないもの


これは言語化するのが難しいポイントなのだが、このゲームにもオラなつにも失われたものがある。
自分に響かない時代設定なのか、背景のグラフィックテイストなのか、サーカス団という家族、ペンションという環境なのか、自分でも何が原因なのか複合的なのかわからないのだが…

ぼくなつにしかないあの何とも言えないノスタルジーの風景、仏壇の前の狭い部屋でちゃぶ台でみんなでごはんを食べたり、風呂上がりの寝るまでのあの何とも言えない居間の時間、昼間はなんともない場所が夜はなんだか不気味に見えるとか…たしかにあったけど失われたもの、もう戻れないあの独特の空気感というか…それがこのゲームにあまり感じられなかった。


虫相撲がない、釣り


クレヨンしんちゃんの方でもオミットされていたのだが、個人的にはかなり面白い要素なのでぼくなつの続編にはぜひ盛り込んで欲しい。釣りももう少しボリュームとゲーム性があるものにして欲しかった。




【結論】
〇おすすめする人
・まったり世界観のオープンワールドゲームがやりたい
・優しい田舎の人々と交流しながら虫取りや釣りをして「あの夏休み」をもう一度体験したい
・ぼくなつシリーズの新しい挑戦を応援したい

×おすすめ出来ない人
・とにかく虫相撲がやりたい
・昭和のノスタルジーを感じたい

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2023/08/24(木) 19:49:54|
  2.  ├Nintendo Switch
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ピクミン4

【評価 /10】
9点



【評価のざっくりした基準】
10:神ゲー
9:良作の一線を超える
8:良作
6~7:問題はあるが魅力がありオススメ
4~5:不満が多いので人を選ぶ
0~3:残念


【良い点】
万人にオススメ出来るピクミン最高傑作


本作は、数々の新要素や新しい遊び心地を追加しているのだが、ピクミンに求めるものは全てそろっている「こういうのでいいんだよ」的な正当続編で、今まで面倒だった部分も改良され弱点が限りなく少ないピクミンの到達点のような作品

「ピクミンを久しぶりにやる、初めてやるならどれ?」と聞かれたら「4です」と答える

では、初心者向けなのか?と言われると初心者~上級者まで万人向け。任天堂らしい素晴らしいゲームデザインで全くやったことない人が段階を踏んで遊びを理解していき、やりごたえを感じながらクリアまで夢中で楽しめて、さらにやりこみ要素ではピクミンの技術を究極に突き詰めたプレイヤーが楽しめるような部分もしっかりある。

グラフィックの大幅な進化によって新しいステージに行き、敵生物や植物を眺めるのがとても楽しかった。


幅広い遊び心地


いつも通りのゆっくりとピクミンの数を増やしながら大きな敵を倒したり物を運んでどんどんピクミン軍団を大きくしていくようなRPGライクな遊び心地は基本としてあり本作は歴代全てのピクミンが登場し、コレクションアイテム、ステージ、敵の種類なども凄いボリュームとなっているのでやりごたえ抜群。

本作はそんないつも通りのルールをベースとしつつも、謎解きパズルのような「ダンドリ」や、ダンドリの対戦モード、タワーディフェンスのような防衛に特化した夜のミッションなど様々な遊び心地が交互に織りなしつつ進んでいくので、しょっぱい甘いを繰り返すように退屈を感じずクリアまで夢中で駆け抜けた。

ダンドリについて
ピクミンは元々RTS(リアルタイムストラテジー)の遊びを簡略したもので、RTSというジャンルは韓国や中国では日本で言う誰でも知ってるドラクエやマリオ的存在がウォークラフトやスタークラフトだったりするのだが、そんなハードルの高いコアでニッチなゲーム性を万人大衆向けにしたもの。本作にある「ダンドリ」はそんなRTSの遊び心地により踏み込んでいる印象で、限られた時間の中でどういう手順でピクミンを増やしステージの問題をかたずけていくのかを謎解きしていくのはやりごたえがりとても楽しい。さらにこの対戦モードもRTSにマリオカート的アイテム要素を加えていたり、相手の陣地に放り込むと成長パワーを奪えるしかけなど様々な新しい試みがされていたのだが、絶妙なバランスに仕上がっていてとても楽しかった。


オッチン

本作に登場する救助犬。ぶっちゃけ遊びとしてはピクミンの亜種ユニットみたいな存在なのだが、頼もしいしとにかくかわいいので癒される。


図鑑

生物図鑑が素晴らしい。動いてる様子を見ることが出来、爆弾などのアイテムを放り込んでリアクションを見る事も出来る。



【不満点】
拠点拡張の喜びがほとんどない


本作は100人くらいの遭難者を助けて行きどんどん拠点に人が増えていくという概念がある。大体この手の要素があるゲームでは、簡素な空き地が人を助けて増えていくことで大きな町になっていき遊びも増えていくみたいな内容があるのだが、このゲームは遭難者をたくさん助けてもビジュアル面の表現が寂しく、空き地がでかくなり、空き地に立ってる人が増えるだけ、話しかけてもトークンが貰えるだけで何か遊びが増えるという部分も初期メンバーの段階しかない。

できればテレビクルーを助けたら番組が始まるとか、大工を助けたら家がたって大きなってショップが出来るとか、犬小屋が出来てオッチンが寝てる様子が見れるとか、町にいる人同士でも交流があるとか、今回割り切って簡素に表現していた成長表現をもう少しビジュアル化して欲しかったという欲はある。


親切すぎるくらいなので縛りが必要


悪い点ではなく、これから遊ぶ人への注意点として、間違えてピクミンを大量に失ってもやり直しが気楽にできてピクミンをいっぱい死なせてしまったあの申し訳なさみたいなものが感じる事が出来ないし、万能なぶっ壊れピクミンなどもいるので、よく言えば本当に誰でも遊べる逃げ道があるのは素晴らしい事なのだが、真に楽しむなら多少プレイヤーで縛りを入れた方が良さそう。




【結論】
〇おすすめする人
・ピクミンの最高傑作がやりたい
・ピクミン初心者
・ピクミン熟達者

×おすすめ出来ない人
・虫が苦手



テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2023/07/30(日) 21:16:48|
  2.  ├Nintendo Switch
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パラノマサイト FILE23 本所七不思議

【評価 /10】
8点



【評価のざっくりした基準】
10:神ゲー
9:良作の一線を超える
8:良作
6~7:問題はあるが魅力がありオススメ
4~5:不満が多いので人を選ぶ
0~3:残念


【良い点】
スクエニが贈るコスパが良すぎるオカルトADV


開発はスクエニ内製なのかは不明だが、スクエニのスタッフが中心になっており
ディレクター脚本 石山貴也氏
 『探偵・癸生川凌介事件譚シリーズ』『スクールガールストライカーズ』
アート 小林元氏
 『すばらしきこのせかい』や『スクールガールストライカーズ』
サウンド 岩崎英則氏
 『ファイナルファンタジークリスタルクロニクル』『フロントミッションシリーズ』
という面々になっており全体的にクオリティは非常に高かった。

舞台は昭和。東京都墨田区に伝わる『本所七不思議』をテーマにしたオカルトホラーミステリータイプのアドベンチャーゲーム。

『本所七不思議』は本作だけの創作ではなく実際にあるもので、江戸時代に生まれた七つの怪談のような話。※wikiもあって中々面白いので暇な時にぜひ。
1つ例をあげると『置行堀』は男が夜に釣りをしていて大漁だったので満足して帰ろうとしたら「おいてけ~」という声が聞こえて逃げ帰って翌日籠を見たら魚が消えていたというもの。『おいてけぼり』という言葉の語源になっているらしい。

ざっくりシナリオ設定を説明すると、9人の男女がこの本所七不思議の逸話それぞれのマスターになり(!?)デスゲームをして、ライバルをたくさん呪殺する事により溜まった生贄パワーを使って任意の人間を復活させられるという『蘇りの秘術』を勝ち取れるというもの。何を言ってるのかさっぱりわからないと思うが、さきほど説明した『置行堀』の能力者に選ばれたマスターは『その場から立ち去る人間を呪殺する』という能力持つことになる。そんな感じで逸話にちなんだ能力を持つ者たちがジョジョやハンターハンターよろしく能力バトルを繰り広げる…と言いたい所だが「何それ面白そう!」と思った人すまん。そういう部分もあるんだけど、ゲームの全体像としてはちゃんと読み物系のオーソドックスなADVゲームなので安心して欲しい。「ずっとオカルト異能バトルが良かったんだけど…」という人もそういう部分は適度にあるのでやってみてくれ。

過去に起きた子供の誘拐事件の真相を追う母親や、仲が良かった友人の自殺の真相を追う女子高生、一連の事件を追う刑事コンビなどぞれぞれ思惑を持つ主人公達が、このデスゲームに巻き込まれてしまう中で大きな一つの大きな物語に帰結してゆくような感じ。

とにかくキャラクターが魅力的

昭和という時代設定とは思えないほど砕けたコミュニケーションをするベテランと若手刑事コンビ
一件普通のモブキャラだが凄いオカルトパワーを秘めていて警察にも一目置かれているぽっちゃり女子高生
昭和の時代ですら浮いている探偵物語みたいな色物探偵など…
個性的なキャラクターたちによる軽妙なやりとりが凄く楽しい。彼らの物語をもっと見たいなーと思っていたらどうやらインタビューによるとシリーズ化を検討しているらしいので楽しみ。

アートが独創的

この手のゲームは一枚絵がバックにありキャラクターが立っているというパターンが基本だが、360度自由にパノラマカメラで視点を回してもの探しをしたり背後に人がいるような演出などが新しい。タイトルのパラノマというのはこのパノラマとパラノーマル・アクティビティ的な超常現象を合わせたものなのかな?と思う。カメラワークや、シーンにそった人物の見せ方など本当に演出パターンが多くとても良かった。

定価1980円

10時間くらい遊べるのだが3000円くらい取ろう。コスパが良すぎる。もっと儲けて新作をw



【不満点】
推理で解決する場面が少ない

一部メタ的な表現でこれは面白いってのもあったのだが、そういう発想や推理で攻略してアハ体験的なものをもっと仕込んで欲しかった。基本的に読んでいくだけの部分が強く、一部ゲーム性がある部分もポインターを使って目で探すみたいなものが多かった印象だったのでキャラやシナリオはいいが遊びとして面白いみたいな感覚が少なかった。



公式サイト
Nintendo Switch™/Steam®/iOS/Android ※いずれもダウンロード販売のみ
1,980円(税込) ※iOS/Android版は1,900円(税込)

Steam
applestore
googleplay

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2023/04/05(水) 14:22:04|
  2.  ├Nintendo Switch
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ファイアーエムブレムエンゲージ

【評価 /10】
7点



【○】
■歴代主人公勢ぞろいのお祭り的ファイアーエムブレム。育成と戦闘はしっかり楽しい
開発はシリーズをずっと作り続けているインテリジェントシステムズ。
本作は完全オリジナルシナリオを主軸に旧12作品の主人公が勢揃いする映画版仮面ライダーのようなお祭り作品の側面を持っている作品。

多くの人が気にしていそうな事は「で、風花雪月と比べてどうなの?」これについて答えよう。
前作、風化雪月の開発は任天堂+インテリジェントシステムズ+コーエーテクモという3社の共同開発プロジェクトで、
インテリジェントシステムズはデザインやサウンドを担当、プランニングやプログラミング、シナリオ回りなどは主にコーエーテクモがやっていたらしい。

今回はペルソナライクな風花雪月のイレギュラーな作りではなく王道のFE構成になっていて一本道で戦闘を主体にしている。
本作をざっくり言うとシナリオのクオリティやゲームの構成などトータルバランスでDSの「覚醒」や「IF」にかなり近い方向性の作品だった。
風花雪月を期待すると違うものだが、ライトなユーザーへの配慮も多くシリーズ初としては入りやすいし、
難易度を調整することで「手ごわいシミュレーション」にしっかりなってくれる旧作ファンも楽しめる作品だった。
風花雪月はかなり売れたのだがFEシリーズからすると異端の作品で、普通のFEやりたいんだけど…という人にはシステム的に見れば本作の方がオススメ出来る。


■キャラデザ
キャラデザを一新しており、FGOの清少納言、バーチャルYouTuber輝夜月をデザインしている「Mika Pikazo」さんが担当している。
魅力的なキャラクターデザインでキャラクターモデルにも力が入っていてビジュアルはとても良かった。


■戦闘と育成
難易度選択の幅が広く、死んだら復活しないクラシック仕様の設定やここ最近ある何手も戻せる解き戻しなどもあり
プレイヤー自身の手で難易度を昔ながらにも楽々にも変更できる。

本作の特徴であるエンゲージ。指輪をはめることでそれに対応した過去作の主人公をジョジョのスタンドのようにまとってその力を得る事が出来る。
これは聖戦の系譜でいう結婚を簡易化したもので、結婚相手を装備感覚で変更調整して夢のキャラクターを手軽に作れるというもの。
育成してキャラ、指輪、職業の組み合わせを考えながらカスタムしていくのがとても楽しい。

戦闘中にエンゲージを発動すると卍解したような状態になり大技が使えるのだが、とんでもない長距離射撃や長距離移動、一瞬の超ダメージなどはっちゃけた事が出来るのだがボスにHPゲージが複数あるシステムによってバランスはとれている。



【×】
■シナリオ
正直かなりベタ。死亡フラグとか、失敗フラグとかいくらなんでもわかりやすすぎる。
仲間になるキャラもデザインで大体わかるしもうちょい遊んでいて驚きを与えて欲しかった。
今作のターゲットは新しい層の獲得なのでは?と思っているしデザインもシナリオもシンプルさも今風なのかもしれないが
見た目もキャラ性質も奇をてらいすぎている印象で、戦争をしている世界なのに軽くなっている。
風花雪月がカジュアル大河になっていたと思うが不細工なキャラも交流することで深く理解し愛着がわいて行ったのだがあのクオリティを期待すると物足りなかった。



■育成がかつかつすぎる
スキルの組み合わせを楽しむ上でSPというコストが必要なのだがクリアまでの通しプレイだと3000くらい獲得出来て
強力なスキルは大体3000くらいもっと上だと5000とかあるのだが、せっかく面白いポイントなのにあれこれ試しづらいのはマイナスに感じた。
ゴールドや投資も見合ってない気がする。この辺は課金の都合かもしれない。


【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える(オススメ)
8:良作(安定)
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:低クオリティ、バグ大、コンテンツ少
0~3:残念

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2023/02/07(火) 14:18:52|
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