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ゲームレビュー ボクラの九龍城

ゲームばっかりやってる人のメモ帳

ゼノブレイド ディフィニティブ エディション

【評価 /10】
8点


【○】
---遊びやすくなる改良点と追加ストーリー

 10年前にwiiで発売されMMORPGを一人用にした斬新かつ圧倒的なクオリティに感動し高い評価をしたゼノブレイド1作目のスイッチ移植。基本的に移植なのだが、キャラグラフィックは最新作くらいにリメイクしている点と、クリア後を描く新規シナリオが本作の目玉となっている。(10年前のレビューはこちら 

 本作は細かな改良点はいくつかあるのだが、方向性はより初心者でもとっつきやすく遊びやすくというイメージで、まずメインクエストとサブクエストにガイドが入った事で広大なフィールドで迷う事なく目的地にたどりつけるのでかなり遊びやすさが向上している。これは人によっては広いフィールドを探検する楽しさを奪っている部分もあるのでそういう人は封じる事も可能。もう一つは戦闘がMMORPGでおなじみクラウドコントロールバトルがベースになっているのだが、ヘイトの概念やデバフのシステムなど正直かなり難しいのでとっつきやすさという点では問題があったと思うのだがカジュアルモードが追加された事でレベル上げの負担やその辺の問題が丸くなり遊びやすくなっている。

 追加シナリオはクリア後のストーリーを描いているのだが、切り離されていて最初から遊ぶ事が可能になっている。ボリュームは約8時間くらいありエンディング後のストーリーを新規フィールドや新キャラクターが数多く登場し贅沢に作られていた。
 


【×】
---細かな問題点や古いゲームデザイン

 小さな不満はいくつかあってそのまま残っているのだがそこらへんはゲームをやめるほどの問題にはなっていない。気になったのはレベルアップのデザインの古さで敵とのレベル差が離れると攻撃が当たりづらく戦闘にならないような強烈な補正がかかるため頻繁にレベリングをやらなければいけなくなるのだが、最新作を見ているとそういう部分のテンポが改良されているんだなと改めて確認した。10年前のゲームなので今どきのゲームのテンポではないのは当然だが、新規に触れる人はストレスになるかもしれない。



【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格ライン
6:平凡だが十分遊べる
4~5:イマイチ

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2020/06/15(月) 21:00:02|
  2.  ├Nintendo Switch
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九龍妖魔學園紀 ORIGIN OF ADVENTURE

【評価 /10】
バグが全て直れば8点


【○】
---改修項目多数のリマスター作品

 PS2の名作がまさかまさかのswitchで復活!東京魔人学園をはじめ今井秋芳監督の学園伝奇ジュブナイルの大ファンとしてはとても嬉しかった。具体的には「メインシナリオのフルボイス化」「楽曲リマスター収録」「HD対応」とビジュアル部分が大幅に改修されている。ファンにとってはかなり嬉しいリマスター移植といえるもの。

 今井秋芳作品らしいオカルトやSFのエッセンスを織り交ぜた学園生活を描くADVのシナリオや、探索の謎解きアクションパートの斬新なゲーム性は今遊んでも色あせる事がない魅力がある。特に戦闘時のターン&コストアクションはその後似たものが思いつかないほど特徴的なもので、反射神経ではなくどういう装備をもっていくか?戦闘時どう立ち回るかという判断をシビアにする必要があり戦略性が高くトレジャーハンターという設定ともばっちり合っていて今遊んでも非常に面白い。ファンは迷いなく買っていいと思う(ただし…は以下)
 


【×】
---致命的なバグ

 発売直後現在、特定の武器やこのゲームでは強力なノックバックを使うとフリーズが多発するなどの致命的なバグが多く自分は8話くらいからまともに遊べない状態で一旦手を止めてしまった。東京魔人学園などの移植もしてほしいなあと思っていた時にこういう奇跡の復活だった作品での躓きは心から残念。ゲームのおもしろさには問題がないので早急にバグが改善される事を祈りたい。


---今遊ぶと古臭さを感じる部分はある

 元々ファンだったものにとっては最高のノスタルジーなのだが、キャラのファッションだったり最近のゲームしか遊んでいない人にとっては不親切だったり遊びづらいと感じる部分は確実にあると思う。だが、このゲームにしかない癖の強い魅力がたしかにあるのでぜひ手に取って見て欲しい。


【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格ライン
6:平凡だが十分遊べる
4~5:イマイチ
0~3:これはヒドイ

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2020/06/15(月) 20:55:34|
  2.  ├Nintendo Switch
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返校 -Detention-

【評価 /10】
9点


【○】
---普通のホラーゲームと思いきやまさかの裏切り

 本作は台湾の学校が舞台となっているクロックタワーのような横スクロールホラーゲーム…だと思っていた。ゲーム界隈では名高いタイトルでずっと気になっていたのだが、しばらく遊んでいる感覚としては、アートはいいけど遊びはそれほど特徴もなく退屈なホラーだなーと思っていたのだが、しばらく遊んでいくとホラーとは違うこのゲームのドラマ部分に引き込まれて行きクリアした後は良い映画を見た後のような感覚で終わったのだ。

 これは意図的にデザインされたもので、最初はお化けがいる廊下をステルスで歩いたりと謎解きをしたりとホラーゲームの色を前面に出しているのだが、段々とそういう要素が減っていきゲームの見せたい部分が変化していく。返校は1960年代の戒厳令下の台湾が舞台となっており言論統制などをされていたその時代の学生たちの自由への渇望や、家庭や恋などが描かれていく。シャマランのような裏切りがシナリオだけじゃなくゲーム全体で実現しているのが特徴的で「怖い」という感情を揺さぶられてはじまり最後はその時代に思いを巡らせ切なく悲しい気持ちに終わる感情の変化を作り出しているのがとても面白かった。良いホラーゲームというより良いアドベンチャーゲームだと思う。


【×】
---強いて言うなら退屈なホラーシーン

 ダメージがあまり怖くないのでお化けを回避するアクションの作業感。謎解きの遊びとしての面白さの不足。いざクリアーするとこのへんはおまけのようなものだとわかるのだが…


【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格ライン
6:平凡だが十分遊べる
4~5:イマイチ
0~3:これはヒドイ

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  1. 2020/05/15(金) 21:25:02|
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聖剣伝説3 TRIALS of MANA

【評価 /10】
8点



【○】
---原作に忠実で90年代のRPGの良さを感じさせてくれる良リメイク

 グラフィックが美しくなりBGMもアレンジされストーリーはフルボイスになってぱっとPVを見ると大きな変化をしているように見えるが、本作はまったく別物というリメイクではなくテキストはそのままだったり、ゲームの尺も引き延ばすようなことはせず原作に忠実に作っているタイプ。遊んでいると成長システムや操作も単純で楽しいし、裏ボスを倒すまで大体20時間くらいなのだが、レベリングも必要ないくらい成長テンポも良いのでもう一周やろうかな?と思えるような良いボリューム感、敵は憎めないくらいかわいいデザインだったり、記憶もおぼろげに改めて遊んだのだがストーリーも子供を意識していて簡潔すぎる部分もあるが25年たっても色あせないオムニバスストーリー、フレーバーテキストがおもしろくてキャラクターもとても魅力的で良かった。

 聖剣伝説3リメイクとしての良さだけじゃなくスーファミ時代のRPGって良かったよねって懐かしさを思い出せてくれる良いリメイクだった。聖剣伝説3が好きだった人、当時のRPGが好きだった人にぜひ遊んでみて欲しい。


---FF14を彷彿とする楽しいボスバトル

 本作で最も変化した点はバトル。雑魚戦は原作よりもアクションの比重があがりコンボの概念などもあって単純ながらも楽しいバトルで触り心地がとても良い。今回大きな変化といえるポイントはボス戦。FF14をやった事がある人なら影響を受けいるとすぐに感じるのだが、地面の攻撃予告をみて回避したり、強力な攻撃を制限時間内につぶすなどFF14のボス戦のようなギミックが採用されていてとても楽しい。雑魚戦でこれをガンガンやられてもストレスなのでメリハリがあって全体的に良いバランスになっていると思う。


---テンポの改善

 上記にも少し書いたが目的地が出るようになって一切迷わないし成長スピードが速くなっている。サクサク遊べるので当時子供だった大人たちに気持ちよく遊んでもらうように作っているのかもしれない。



【×】
---仲間のAI

 FF12のガンビットほど細かくないが、回復行動のみする作戦や体力何パーセント以下で回復などのセッティングができるのは良い点なのだが、今作はかなりアクションの比重が高めになっておりNPCに操作を任せていると即死の予告攻撃などをガンガン食らって死んでしまうので多少ストレスを感じる。とはいえ大きな問題とは思っていなくて、完璧に避けるのもまた問題だし、レベルを上げて蘇生アイテムが残っている間に敵を倒すというデザインになっているんだと思う。ふんばるや属性リングなどもあるのだが、死ぬ前提になっている事に少しストレスがあるので対策の手立てがもっとあれば良かったかなと。


---クラスチェンジくじ

 原作同様上位クラスへの転職に「???の種」というアイテムが必要で、どの上位職が出るかわからないという仕組みなのだが原作の場合はセーブロードによって厳選可能だったのだがそれが封じられているためいつまでたっても上位職になれないキャラが出てしまったりする。セーブロードもあほみたいなので良くないのはわかるが封じたら余計良くないというか…この仕組みいいよねって改良はされてない。



【おまけ】
これを遊ぶと最近のRPGは大人向けになりすぎているし頑張りすぎているように感じた。こういう作品をもっと遊びたいので聖剣伝説5がそれをかなえてくれる事に期待!



【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ

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  1. 2020/04/30(木) 21:37:40|
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あつまれどうぶつの森

【評価 /10】
8点


【○】
---目標が提示されるようになった

 今までの動物の森は「自分で目標や遊び方を決める」のが基本のゲームで唯一提示された目標と言えば、たぬきちに借金を返しながら家を大きくしてその過程で村の施設が施設が増えていくようなようなイメージだった。終始プレイヤーが目的を決めて自由に遊んでねって感じの悪く言えば投げっぱなしなゲームだった。

 今作はそこが大きく変更され冒頭からクエストが発行されるように目的が提示され、毎日1つずつ目標を与えられ自分の手で着実に村が発展していくメインクエストのようなものが出来、家具も購入して終わりではなく素材を取って作る事が出来るようになり何気ないオブジェクトだった木や石といったものに新しい価値が生まれている。マイルという家具や便利なサービスに使えるポイントがもらえるサブクエストのようなものが出来て今まで自由に遊んでいて何も評価されなかった事にご褒美が設定され様々な要素を触り、継続的に達成感と成長感を得られるようになっておりモチベーションを長くけん引出来ている。これによりエンディングまでしっかり目標が提示されて遊び方を理解しながら進んでいくようなデザインされたゲームに変わったのは大きな変化と言える。

 では自由は失われたのか?というとそんな事は全くない。別のゲームになったようにも聞こえるかもしれないが、DIYや島クリエイトなどサンドボックスゲームのような要素が追加されたが、上記のような目標が丁寧に設定されただけで良くも悪くも今までのどうぶつの森の延長線上にあるボリュームアップ版のようなイメージ。過去作のファンは迷いなく遊んでいい内容になっている。エンディングまで行くと島を自由に作り変えるツールを手に入れて従来のどうぶつの森以上に自由に遊んでねというフェーズになる。

 明日起きるのが楽しみになる。毎日の楽しい日課を増やしてくれるどうぶつの森本来の魅力はそのままに、これまでどおりどうぶつたちとの交流やコレクションなどまったりとスローライフを楽しむことができる。


---オンラインマルチプレイ

 8人同時にマルチプレイが可能。ローカルマルチはとてもスムーズだし、オンラインもフレンドや野良とのパスワード部屋も問題ない。荒らしなどの対策も権限付与によって管理されているので安心。部屋の入出は一人ずつ入ってくる演出があっておもしろいのだが8人で遊ぶ場合一人ずつ演出を見るのはちょっと面倒。出る時は一斉解散という機能があるので多少軽減している。

 チャットはソフトキーボードがあってゆっくり打つ事が出来るがオススメはスマホアプリと連動する事でLINEを打つようにスムーズにチャットできる。ボイスチャットはスプラトゥーンと同様にアプリが必要でちょっとめんどくさいのだが、お子様が変な大人と会話するのが心配という親御さん的にはむしろいいんだと思う。サービス当初はエラー落ちなども多くトラブルがあったがいずれ落ち着くと思う。全体的に良く作られている。


【×】
---島クリエイトはもう一つ

 本作目玉と言える自由に島を作り変える事が出来る「島クリエイト」制限があるものの川を作ったり丘を作ったりと自由に島の地形を作り替え部屋以外の場所に自由に家具が置けるようになったことによって島全体を作り上げることができるようになったのはとても素晴らしいポイント。だが…正直かゆい部分が非常に多い。

 まず操作について、正直地形を作る作業はかなりやりづらくストレスを感じない人はいないのではないかというレベル。置き間違いや、連続で道を引くのがとてもやりづらいなど、慣れによってある程度改善できるのだが、昨今様々なクラフトゲームがある中でもう少しなんとかならなかったのか?という感想が正直にある。

 次の解放時期。メインクエストを全て完了したエンディング後に解放となり等倍の速度で遊んでいるとリアルでざっくり2週間くらいかかる。いきなり難しい事をさせるべきではない、という考えは同意だが、そこまである程度島の形を構築してからこの機能を開放するとその時点で島にあるものを動かすというストレスが結構大きくて、コストもかなりかかってしまう。ようするに本来楽しい島クリエイトが、復旧に近い流れからはじまってしまうのは残念。全く別の島でやり直すというのも変な話なのでその段階になったらコスト免除で自由にある程度動かすことができて、それ以降はコストを取りますなら大分軽減できたのかなと。


---道具がバンバン壊れるのはちょっと面倒

 道具の制作概念が入った事で良い面もあるが悪い面も同じくらいあるように感じる。せめて
少し進むと修理ツールというアイテムが出て来て手元で一瞬で治せるようになるとか欲しかったかな。


---欲を言えば進化が乏しい

 携帯ハードから最新据え置きハードに帰ってきた待望の新作、同じような携帯から据え置きハードへ…という条件だとモンスターハンターワールドがそれにあたると思うが残念ながらあれほどの驚きはなかった。島クリエイト、DIY、マイルの発行など様々な新規要素はあれど「既存の味わい方を変える事で良くなった=改良」という範疇で大幅なスペックアップや進化を期待する新作とみると寂しい。従来のどうぶつの森ファンは文句を言わない安定の出来だと思うし実際おもしろいのだが、個人的には守りに入った印象で任天堂だからこそブレスオブザワイルドのような「どうぶつの森でこんな遊び心地があったのか」と驚かされるような斬新な遊び心地を作り上げて欲しかったなという感想はある。



【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ


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  1. 2020/04/20(月) 21:13:10|
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パンツァードラグーンリメイク

【評価 /10】
7点



【○】
---初代の完璧な移植リメイク

 当時プレステ全盛の中でセガサターン派でありパンツァードラグーンシリーズをこよなく愛するものとしては本作の発表は最高のサプライズだった。その紹介ムービーを見ただけでも良さは一発で伝わってきたのだが、当時の魅力をしっかりと再現しつつグラフィックが美しくなっておりフレームレートも安定している。さらに照準と操作を別々にコントロールできるオプションも追加されていて当時できなかった操作を楽しめるのも良い点。


【×】
---ファン向けのリメイク

 原作の魅力を良くも悪くも変えずに再現しているため新ステージや新モードのような遊び要素などが追加されているわけではない今やると古臭く感じるような部分はあるし、グラフィックや操作性が別物ってくらい生まれ変わっているわけではない。ボリュームも原作通り2~3時間くらいなので最近のゲーマーが遊ぶと不満に感じる点が多いのではないかと思うのでお勧めしない。あくまで古参ファンが楽しむような内容のリメイクといえるかなと思う。


【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ

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  1. 2020/04/13(月) 20:36:52|
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ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX

【評価 /10】
8点



【○】
---初心者にもローグファンにも遊んで欲しい丁寧に作られた不思議のダンジョン

 まず買う前に「ポケモン不思議なダンジョン」シリーズを遊ぶのが初めてだし、当時ゲームボーイアドバンスで発売した際に、ゲームショップでバイトをしている時に小さな子供達が買っていくのを見ていたので「子供向けで難易度も低く不思議なダンジョンファンは楽しめないゲームなんじゃないか?」という不安があった。ちなみに自分はトルネコ、シレン、チョコボなど不思議なダンジョンと名がつくシリーズはそれなりに触っていて特に素晴らしいと思うのはニンテンドー64で発売した「風来のシレン2鬼襲来!シレン城!」が大きな革命をしドリームキャストで発売した「不思議のダンジョン 風来のシレン外伝 女剣士アスカ見参!」が最高傑作であり完成された作品だと思っている。

 不思議なダンジョンシリーズは大きく2つに分かれていると思っていて、毎回レベルがリセットされ単騎での攻略が基本となり割と前半から厳しいバランスになっているローグらしい初期のシレンやトルネコのようなタイプと、レベルが引き継ぎだったり、パーティーメンバーがいたりと元の作品の色を受け継いで比較的遊びやすくなっているチョコボや世界樹のようなパターンがあり、このポケモン不思議なダンジョンは後者。

 冒頭少し遊んだ印象としてはかなり簡単で、レベル引継ぎ、敵やアイテムの位置は全て見えていて、アイテムも潤沢にドロップ、トラップやモンスターハウスもなく「やはりかなりカジュアルすぎるかな?」と思ったのだが、進めるにつれて少しずつそれらの機能が解放していき、歯ごたえがあるバランスになっていく。そこでいきなり厳しい世界に叩き込む従来のローグと違って少しずつ負荷を上げてシステムを教えていくよう丁寧にデザインされた不思議のダンジョンなんだなと理解した。

 ちなみにストーリークリアまでが大体15時間くらいで、クリア後にたくさんのダンジョンが解放されるのだが、従来のローグのルールになっていたり特別難しいルールが追加されたりと「クリア後が本番」というようなローグファンにも嬉しい作りになっているので、不思議なダンジョン初挑戦の人も従来のファンにもオススメ出来るような作品になっていると思う。


---育成と収集もバッチリ ポケモンらしい種族相性の攻防と、大量の仲間を引き連れる感覚がおもしろい

 ポケモンと言えば「こうかはばつぐんだ!」で同じみの種族相性。最初は適当でも押し切れるのだが物語が進行していくと相性をしっかりと合わせていかないと元のポケモンのように一瞬で即死してしまう。4つのスキルを選択し、さらにこのゲームだけの要素「連結」で2つのスキルを合体させて同時に放つみたいな事が出来る(もちろんコストのPPが2倍かかる)例えば空を飛んでいる相手に攻撃が当たらないじめんのスキルがあったとして「うちおとす」+「じめんスキル」と合体させる事で1回の攻撃で敵を倒す事が出来たりバフと攻撃スキルを連携して強化してから放つなど。戦略性があっておもしろい。

 また不思議のダンジョンでは珍しいレベルの数を引き連れる事が可能で持ち込みは3体なのだが、攻略中に仲間にする事で最大8体を連れ歩く事が出来る。なかなか圧巻の絵面でおもしろい。そんなのバランスぶっ壊れないの?と思うのだが、基本の3体以外はアイテムの融通がつけづらかったり仲間が遮蔽物になってアイテムが使いづらくなったりパーティーが分断したりとメンバー管理しきれなくて死なせてしまったりいい感じのバランス感になっている。
 
 育成と収集についても400種類以上を仲間にする事が出来、進化やわざの入れ替えももちろん可能。イワークや伝説級のモンスターはサイズが4倍になっていて迫力があったりさらに色違いもいる。集めて育成するのがとても楽しい所も本家の通り。


---絵本のようなタッチのビジュアルとほっこりする本格的なストーリー

 色鉛筆で書いたような絵本のようなタッチのビジュアルでかわいい世界観に合っている。ストーリーはとってつけたようなものではなく大人も子供も楽しめるドラえもんの映画版のような構成イメージで本格的でかわいいキャラクター達にほっこりする。


【×】
---ゴリ押しアイテムが強力すぎる ハードコアローグしかやりたくない人向きではない

 蘇生アイテムを大量に積み込んだり一定ターン全員無敵になるというとんでもアイテムを持ち込む事でバランスを破壊出来る。自分で縛ればいいだけなのだが、そういった点から見てもお手軽寄りではあるのでスタンダードなローグを最初からやりたいという人にとっては向いてないゲーム。



【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ

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  1. 2020/03/12(木) 21:01:12|
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ポケットモンスターソード

【評価 /10】
8点



【○】
■ストーリークリアまでテンポよく進み、居心地の良いポケモン世界を堪能できる
自分はポケモン初代がリリースされ大ヒット社会現象という時は中学~高校生で格闘ゲームにハマってゲーセンに入り浸っている時期。とはいえゲームは大好きだったのでとりあえず嗜もうって感じで『ポケットモンスター赤緑』を買ってプレイしたのだが、残念ながら周囲は一部やっている程度でポケモンの肝である「対戦、交換」ってのをほとんど満喫出来なかったため、幼少期にポケモンブームを体験した世代ほど深くはハマれなかった。余談だが、金銀の時はゲームショップでバイトしていて子供達に売っていた立場で、ショップに来る子供達と会話するためにたしなむ程度にやっていた。
それ以降、新作がリリースされる度に大々的にニュースになるので思わず買ったりしたのだが、いつも少し遊んで「育成ペースが遅くてダレてしまう」なんて理由で飽きてしまっていた。

そんな感じでポケモンと距離を置いていたおじさんだったのだが、最近リスナーに進められてポケットモンスター初代のリメイクである『ポケットモンスターピカチュー、イーブイ』を遊んだ所、大幅にテンポアップした育成とかわいいグラフィックにハマってしまいクリアーまで楽しめたので本作に挑戦してみた。

「テンポの良さ」
シナリオ展開、街間の距離、ダンジョンのサイズ、大体の戦闘回数でのレベルアップ、成長と物語の進行がテンポよく進むよう完璧にデザインされている。ファストトラベルや、敵の弱点は一度わかれば技の横に表示されるようになるのでそのあたりもテンポに一役買っている。

「グラフィック、ポケモン世界を歩く楽しさ」
街やマップが歩いていて楽しい。
ポケモンと人が生活している世界が上手に表現されている。
欲をいうならもっとポケモンの生態みたいなものが見たかったが。

「キャラクターと音楽」
デザインのセンスが良くキャラクターが魅力的。表情やしぐさも魅力が出ている。
バトルの音楽は盛り上がるとてもかっこよい。


■快適性
比較対象がピカブイしかないのだが、
覚えた技をもう一度付けたり、戦闘中に相手の弱点が技の横に出たり
隠れたステータスも進行でみれるようになる。



【×】
■ストーリー専には少し物足りない
テンポよくストーリーが15時間くらいで終わるので、ポケモンをコンプするとか対戦にいかないと早く終わってしまう。
これは丁度いいという部分もあるのだがキャラクターが好きになったのでもっと見たかったなという気持ちもある。
シナリオはテンポ良すぎて可もなく不可もなくという感じ。キャラの魅力でごまかしているが大筋の物語は弱い。


■ワイルドエリア
他プレイヤーと協力してのレイドや非同期だが他プレイヤーが動いているのが見れてアイテムをもらえたりする。クリア後はここを回す作業になりがちなのでもっと凝って作ってほしかった。

・マッチングがほぼ死んでいる
レイドで部屋を立てても他プレイヤーと全くマッチングしない。部屋が見えない。
正直健全に機能しているようには見えない。

・レイドで「あるポケモン」しかつかわない
レイドに有効な攻撃を持つあるポケモンしか使ってない。
たくさんのポケモンを育てて遊ぶゲームなので悲しい状態


■もっと新しいポケモンが見たかった
ポケモンを大きく変えるというのが多くのファンにとってもリスクになるのは理解できるのだが
最新機で出たゲームと思うと期待に対して物足りなさは正直あった。

映像面で言うとダイマックスの演出など凝っている部分もあるのだが、
全体でみるとキャラクターのモーション演出面は劇的な進化はなく少し寂しい。
演出だけでも今までとは比較にならないほどヌルヌル動くポケモンを見たら感動したと思う。

フィールドのシンボルに関して、
ポケモンが生きている、生活しているというような部分も弱く
その場所に登場するだけで、営みのようなものは見れない。
勝手にオープンワールドでポケモンをするような夢を見ていたので
もっとこういうものが見たかった!という感じはある。
ナンバリングじゃなくても良いが、ポケモンにとっての「ブレスオブザワイルド」くらいの進化を見てみたい。


【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ

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  1. 2019/12/05(木) 21:49:46|
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ルイージマンション3

【評価 /10】
8点




【○】
■これぞルイージマンション
任天堂のIPの中でも「ルイージマンション」シリーズが大好きで楽しみに待っていた。
結論から言うと期待通り素晴らしいクオリティで大満足だった。

・グラフィック アート
美しいグラフィックと安定したフレームレート。
アクションに対するリアクションも多彩で触っていて楽しい。

本作は巨大なホテルが舞台なのだがフロア毎に異世界のように環境が変わり
様々なマップと個性的なゴースト達が登場する。
登場するキャラクターがみんなかわいくて魅力的。

・バトルと謎解き
掃除機でお化けを吸い込むいつもの遊びは相変わらず楽しく何度繰り返しても気持ちいい。
ルイージ側のアクションは単純かつ最後まで簡潔。その代わりに敵側のパターンが多彩で様々な倒し方をトライ&エラーして攻略して行くのがとても楽しい。

アクション以外の大部分はステージの謎解きになっていて、自由に探索して様々な場所を触って謎を解き進行していく。2のミッション型から自由探索に戻ったのは嬉しかった。本作の重要なシステムとして「グーイージ」というターミネーターのT1000のような液体生物的存在を使ってルイージには入り込めない場所に送って謎解きをしてもらったり、両方を同時に操作する事で謎を解くような遊びがある。終始レベルデザインも素晴らしく程よい難易度で最後まで楽しめた。ちなみにオフラインマルチプレイでこのグーイージを他プレイヤーが操作する事が可能になっているのだが他プレイヤーとあーだこーだと推測しながらステージを攻略するのはとても楽しい。



【×】
■ボリュームが多いだけにテンポが落ちる
基本の遊びと敵のパターン変化で十分に楽しいのだが、
クリアまで12時間くらいかかるボリュームに対しては遊びの拡張が足りず
テンポが落ちて何度か単調に感じる部分がある。

具体的にはルイージのアクションの拡張がもっと欲しかった。
お金の使い道が薄いのでそこを絡めて成長要素になっていたら良かったかもしれない。

大人の事情を想像するとこれ以上ルイージのアクションを増やしてしまうと
小さい子供などライトユーザーを落としてしまうような事もありえるので
絶妙とも言えるのだがゲームばっかりやってるおじさんには少し物足りなさがあった。


【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ

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  1. 2019/11/21(木) 21:57:27|
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ゼルダの伝説 夢をみる島

【評価 /10】
8点


【○】
■傑作リメイク
ゼルダファンには名作と名高いタイトルで、1993年にゲームボーイでリリースされた後、ゲームボーイカラー対応&追加要素の入った「ゼルダの伝説 夢をみる島DX」その後もVCや3DSでも配信されており今回switchでフルリメイクされた。

個人的にもゼルダの話をする中で完成度の高いゲーム性とエンディングについてよく話題が出てくるタイトル。

本作を語る上で気になるのは「どういった点が変わっているのか?」だがこれはほぼアートや音楽といったガワの部分で、謎解きや遊びの部分など中身はほとんどそのままになっている。

そういわれると改めて買う価値がないように感じるかもしれないが、アートはまるでフィギュアを動かしているようなクオリティで驚かされるし、音楽もオーケストラになっていてワクワク度は桁違い。
遊びの部分に手を入れていないのはあまりに遊びが完成されているのでいじる必要がないというのが答えだと思う。

ブレスオブザワイルドはたしかに素晴らしいのだが、初期ゼルダがいかに完成されたゲームなのかを改めて確認する事が出来る。
過去のゼルダに触れた事がない人はこの機会にぜひ遊んでみて欲しい。


■ストーリー
このゲームが長くファンの間で語り草になっている理由。
ぜひその目で確かめて欲しい。
ゲームを進行していく中でミステリーが徐々に溶けていき
最高のエンディングを迎える。リメイクのエンディングは100点だった。

マリオのキャラクターやカービィなんかも出てくるおもしろいゼルダなのでぜひみて欲しい。


【×】
■パネルダンジョン
本作オリジナルで自分だけのダンジョンを作って友達に遊んでもらう事もできるのだが、クリアーしたダンジョンのピースで作るため創造性は物足りない。1ブロックレベルで作れるゼルダメーカーなら確実に良かったと思うが。


■少々迷う
うるりらじいさんというヒントがあるので迷いづらいのだが
今のゲームに比べると不親切に感じる人もいるかもしれない。
個人的にはダンジョンの中で詰まってうーんって悩んだり
じいさんのアドバイスと地図をみながら道を探すのは楽しい。



【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ

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  1. 2019/09/25(水) 19:25:05|
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【fei】
当ブログ管理人。腹黒いドS、いい歳してゲームばっかりやってる人


【akaoni】
co-opの相棒。RTS,FPSが得意。
ツールの限界を超えた変顔キャラ作成が得意。
会社で狂犬と呼ばれてる。

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【よれよれ将軍】
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クソゲーと筋トレが大好きなヴァイオリン弾きのロリコン。 最近なろう作家を目指し始めた

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