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ゲームレビュー ボクラの九龍城

ゲームばっかりやってる人のメモ帳

ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤

【評価 /10】
7点



【○】
■ライトゲーマーやドラクエ歴代ファンが楽しいカジュアル外伝
スクエニのゲームの特に外伝作品やリマスターを中心にたくさん作っているTOSEI開発の新作タイトル。

DQ11のカミュとマヤを主人公として子供時代を描く外伝作品。一応本編の過去として地続きである表現がされている。過去にテリーのワンダーランドやヤンガスのダンジョンなど子供時代系の外伝は名作が多いのだが本作も挑戦的でありながらも安定のクオリティだった。

・お宝さがし
本作の目玉。広いオープンワールドを仲間モンスターたちと歩き回りお宝を見つけて行くのだが、宝とは歴代ドラゴンクエストのキャラクターや装備、モンスターなどのフィギュアのようなものでレアリティがあり、拾う時がシルエットになっているのがとてもよく、あれかな?これかな?予想して持ち帰り答え合わせをするのがとても楽しい。1000近くあるにもかかわらずグラフィッククオリティが高いのでそれを集めて展示室に飾って愛でることが出来るのも良い点。ドラクエの歴代ファンはここで結構楽しめると思う。お宝のガチャや仲間にスカウトしたモンスターに等級があり全体的に射幸心の部分で面白さを作り上げている印象。

・バトル
主人公自身はアクションになっていて攻撃と回避そしてスリンガーをエイムして飛ばす事でドラクエの様々な魔法が使える。仲間モンスターは完全オートで主人公の周りを突いて回り覚えている魔法を行使して戦ってくれる。自分に来る攻撃を回避でさばきながら仲間にバフや回復を飛ばしたり、敵に直接攻撃をしていく。シンプルで楽しいアクションバトルになっている。



【×】
■ゲーム全体が浅め
キャッチーで子供でも遊べる代償というのか大人にやるにはちと退屈なゲームと言える。

バトルはパラメーターの重要度が高くAIが物凄くアホって言うのが大きいのだがアクションだったり構成の戦略だったりって部分はかなり薄い。例えばロールの概念があってゴーレムがしっかりタンクして、ホイミスライムがヒールをしてとか役割をしっかりこなすのを組んでシナジーを生み出す所をもっと深くやるとか、相手が突進してくるのでタンクのゴーレムが壁のスキルを使って追突させてスタンをとるみたいなアクション遊びとかをもっと深くできたら格段に面白いゲームになる気がするが全体的にふんわりしている。

お宝さがしも難しいものは一切なく近場を適当にうろついていれば見つかる。

モンスターのパターンが乏しいのも残念。

ストーリーもビルダーズシリーズのようなドラクエらしさを感じる魅力を実現できていない。

【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える(オススメ)
8:良作(安定)
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:低クオリティ、バグ大、コンテンツ少
0~3:残念

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2022/12/23(金) 21:19:05|
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ポケットモンスタースカーレット

【評価 /10】
9点



【○】
■世界観、シナリオ、キャラクター
・学校
本作では学校をテーマにしていて年齢を問わず子供から老人まで自由に通う事が出来ポケモンの事が勉強できる大学のような場所に主人公が転入してきた所から物語が始まる。

この学校という設定がとても良くできていて、本当の学校のように科目が複数あり授業を受けて、中間、期末とテストを受ける。授業はいつでも自由に受ける事が出来るので多くのプレイヤーが授業を無視して遊びまわり、思い出したようなクリア後に通い始めたような人もいるかもしれないのだが、全授業を受けた身としては、ポケモンの実用的な知識や応用、ペルソナのような先生達との交流イベントと貴重な報酬など充実した内容になっていてポケモンを久しぶりに遊ぶ人や世界観やストーリーを楽しみたい人は早い段階で授業を受ける事を強くおススメする。

・シナリオとキャラクター(ネタバレあり)
ポケモンシリーズはピカブイからやり始めて、ソードシールド、ダイパリメイク、アルセウスと遊んでいるのだが特にアルセウスが好きで本作でもキャラクターやドラマ性が向上していてとても良かった。今作も大好きなキャラがたくさんいたのだが、すごいなと思うポイントがあって、今やディズニーを超えるキャラクター市場を持つポケモンだが、ただポケモン勝負をして勝った負けた良かったねではなく、いじめをテーマにしたシナリオではいじめっこと和解しました良かったねっでは現在いじめを実際されている子供は納得できないと思うが、生きていれば希望を持つ事が出来るようなシナリオを提示していたと思うし、自分的に一番推しているペパーの家族の問題も最終的な展開は裏切りがありつつ感動的にまとめていてとても良かった。ポケモンとはいえ明るいばかりではなく暗い部分がしっかりあって、でも真っすぐな人間達が集まり協力して乗り越え未来に進んでいくようなシナリオがとても良かった。世界一多くの層に遊ばれるゲームにどういうことが必要なのかという学びがたくさんある。


■オンラインでのマルチプレイ
対戦や交換とは別に本作では4人同時に同じ世界に降り立ってそれぞれがストーリーを自由に進めつつ、レイドを見つけたらモンハンのように協力プレイをするような事も可能になった。家族や友達と集まって冒険を楽しめるようになったのは大きな躍進。

レイドバトルはオープンワールド上にたくさん発生しているもので4人で協力してボスを倒しゲットしたり報酬をもらったりするシステムで最終的にはクリア後のやりこみ要素にもなる。最終的に対戦しかなかった所からやりこみ要素が追加されたのも大きい。

難易度は現在★1~6まで(12月の配信で★7追加)あるのだが、★4くらいまでは好きなポケモンで適当に遊んでいても撃破可能で、そのへんにいないポケモンを簡単にゲットできたりするのでとても楽しい。★5以上は好きなポケモンをレベル上げて適当に使うでは通用しなくなってくるのでガチ度は高く好きなキャラでレベルだけ挙げて適当に遊びたいみたいな緩いストーリー勢にはしんどいと思うが、協力という点でも育成を頑張ってガチで遊ぶくらいのやりごたえになっているので個人的には嬉しい。


■バトル関連
・テラクリスタル
本作専用の仕組みで各ポケモンの耐性を変化できるようなもの。例えば火のポケモンを水テラスタルしたら攻撃を受ける弱点が水になりバトルの優劣関係が複雑になるような仕組み。これによってゲームがややこしいという不快感はそれほどなく逆にこれによってものすごく面白くなっているという感じもしない。可もなく不可もないような感じの印象。

・レッツゴーシステム 
オート戦闘システムでフィールドでポケモンを召喚していけ!と支持するとシンボルを倒して経験値が貰えるもの。便利なのだが少し移動すると消えてしまうのがめんどくさいのでやられるまで出っ放しにして欲しい。



【×】
■オープンワールド
×いうよりは△という感じ。
PokemonLEGENDSアルセウスで全ポケモンを捕まえるほどハマって高評価だった自分としてはオープンワールドとポケモンの相性の良さについては既に太鼓判を押していたわけだが、アルセウスはバトルすらせずにポケモンをゲットできるアクションよりというか少し亜流なタイプだったのでナンバリング的な「いつものポケモン」と組み合わせたときにどうなるのか?というのがとても楽しみだった。

※Pokemon LEGENDS アルセウスのレビュー
http://bokuron.blog103.fc2.com/blog-entry-2438.html

本作の相棒であるコライドンというポケモンにまたがり、広い草原、海、高い山、空と広いオープンワールドを自由に探索、冒険して楽しむ事が出来るのはとても楽しく、様々な場所にところ狭しとポケモンが生息していてこんな場所にこのポケモンがいた!という探索と発見の喜びはアルセウスと変わらない楽しさがある。個人的にはぼくのなつやすみの虫取りをしているような感覚にもなりとても好き。

本作は大きな目標が3つあり、
・いつものポケモンよろしく各地のジムを踏破しチャンピオンを目指していく
・各地にいる巨大なヌシポケモンを倒してスパイスを手に入れる
・各地に点在するスター団というアウトロー集団のアジトを襲撃してリーダーを倒し解散させる
これらをどこからでもプレイヤーの自由に攻略することが可能で、レベル1でいきなり最強クラスのジムに突撃する事もこれらを無視してひたすらポケモン探しに興じて満足してから進めるのもプレイヤーの自由となっている。

おおむね良い部分が多いのだが不満点ももちろんある。
・上記の通りオープンワールドポケモンは既に体験済み
そこからの大幅な進化やアップデートはされてない印象

・グラフィックとフレームレートの遅延
PS5のゲームと行き来している身としてはやはり残念に感じる。
動作の遅延や同じswitchで最近遊んだゼノブレイド3と比較するとどうしても寂しい。

・まだオープンワールドポケモンは完成ではない。
ポケモン達がその環境で生きているという演出がまだまだ足りず「ポケモンが配置されている」という感覚は否めない。
ポケモンスナップのような世界を歩けるようになった時がオープンワールドポケモンのゴールとなる気がする。

・レベルデザイン
どのルートでも自由に攻略は出来るが、いきなり強いジムで瞬殺されたり、逆に強くなりすぎてぬるくなってしまったりと体験が不安定になってしまうので実質一本道をばらまいた感じでサガシリーズのようなプレイヤーが好きに動いても強さのバランスが保たれるようにはなっていない。オープンワールドの中で起きる突発的なドラマやイベントみたいなものをもっといっぱい仕込んで欲しかった。

様々な不満点や今後の課題もあるのだが、個人的には楽しい部分の方が多くポテンシャルはすごくあるのでこの方向性でどんどん改良を重ねて欲しい。


■グラフィック、スペック
上記でも触れたが、特にオープンワールド内やたくさんの物を表示する場所でのグラフィックとフレームレートの低下などは確実に残念な部分。フレームレートはヒドイ時はガッタガタだし、いくつかのイベントシーンでPS3の中でも出来が悪いレベルの部分もあったりして悲しくなってしまう。UIの重さなどは特に気になる。ただ主要キャラクターのグラフィックや、テラスタル演出、屋内などは結構よくできているので全てがダメという事ではない。switchの次へ早く行って欲しい。


■バグ
自分は強制終了が2回起きたくらいだったが、進行不能バグなども多くかなり話題になっていた。


【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える(オススメ)
8:良作(安定)
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:低クオリティ、バグ大、コンテンツ少
0~3:残念

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  1. 2022/12/01(木) 21:11:01|
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ウルトラ怪獣モンスターファーム

【評価 /10】
8点


【○】
■最高傑作「2」をベースにした安定の面白さ
当時中学生の時に発売し、CDを読み込みモンスターを召喚するという斬新な遊びが面白くて家中のCDをかき集めて召喚し友達と遊んでいた。そんなネタっぽい飛び道具だけではなく、完成されたバランスで当時夢中で遊んだ「2」以降どんどん評価が下がっていく形になりシリーズもすっかり新作が出なくなってしまったのだが、今回25周年作品としてウルトラマンの怪獣をテーマにした新作がリリースされた。

・遊びのベースは2
本作は2をベースにほんの少し追加要素を足したものなのでドラクエ3を数年ぶりにやると面白いようにこのゲームも安定した遊び心地で楽しむことが出来る。悪く言えば代わり映えが薄いのだが過去にモンスターファームのファンだった人を裏切る事もないし、まったく触ったことがない人もシンプルかつ奥深いゲームでファンになる作品と言える。

・バトル
シンプルだが奥が深いかけひきが楽しめるバトルシステム。今回はダッシュというガッツをつかって相手に距離を詰める要素が入った。これによって劇的に遊びが変化したという感覚はないのだが、距離を離された近接型が一気に距離を詰めることが出来るのでストレスが減り、思ったようにユニットを動かせる感覚がありとても良い。

・CDが必要なく検索呼び出し
スマートフォン版のモンスターファーム同様、好きなアーティストや楽曲から検索してモンスターを呼び出せるNFC(suicaなど)を使った召喚も可能となっている。好きなアーティストから怪獣を呼び出しているだけでも楽しい。


■生き物のような個性
でかくてかわいい怪獣たち。本来ウルトラマンの敵役な怪獣たちでおぞましい見た目のやつもいるのだが育てているととてもコミカルで愛着がわいてくる。ビジュアルが良い感じに特撮の着ぐるみっぽくなっていて成功した時の仕草でジャンプして喜んだり、わからないことがあると首をかしげ達とかわいいモーションがたくさん仕込まれている。

怪獣を複数育てると、トレーニングをやるとおとなしく頑張るやつもいればすぐストレスで暴れるやつがいたり、怒ったら牧場を破壊するやつもいれば家でをしてしばらくかえってこなかったりドカ食いをして太るやつもいたりと、本当に生き物のような個性がそれぞれ感じられてとても楽しい。



【×】
■怪獣のリソースが少ない
この手のゲームで最も重要だと思うが、本作は全てのビジュアルを作り直しているのでリソースがそれほど多くない。300種類いるという触れ込みだか色違いや合成した怪獣が多く似たようなやつばかり出て来てしまうのでこのボリュームが仮にもっとあればCDから呼び出しているだけでも相当面白かったと思うので、次回作ではぜひ実現して欲しい。


■保管数
怪獣やクッキーなどの保管できる数が少なく、売却作業が面倒でもっと上限を増やして欲しかった。


■奥深さ
良く言えばSランクまで楽しく遊べるシンプルさだがゲームの底は浅い。
もっと踏み込んでローグライクなイベントがあったりパワプロのサクセスみたいな仕掛けを入れたりすると、もっと面白くなるんじゃないかなってモンスターファームのさらなる可能性を感じた。



【おまけ】
非常に良いコラボレーションの例で、ガンダム、キン肉マン、仮面ライダーなんかえやっても面白いんだろうなと


【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える(オススメ)
8:良作(安定)
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:低クオリティ、バグ大、コンテンツ少
0~3:残念

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  1. 2022/11/10(木) 21:19:08|
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ベヨネッタ3

【評価 /10】
9点


【○】
・ノンストップクライマックスアクションに偽りなし
看板に偽りなし!クリアするまでの約10時間全く退屈しない怒涛の展開。

ラスボス戦のようなシチュエーションが延々続き、いつもの爽快なバトルの合間に神谷さんの趣味全開なシューティングや、メトロイド+エレベーターアクションのようなミニゲームが多数、バトル面でも新システム、新武器がテンポ良く解放されていくのでまったく退屈しない。

本作のストーリーはマルチバースものになっていて様々なパラレルワールドを渡り、各世界のIFベヨネッタが次々登場する東映仮面ライダー祭りのような雰囲気でもあり、ベヨネッタサーガのフィナーレのような作品だった。ベヨネッタシリーズのファンはぜひ遊んで欲しい作品。お話はざっくりしていて良い意味でB級映画っぽい、ジャンプ映画っぽいというか、こまけえことはいいんだよって感じで雰囲気で楽しむもの。


・バトルシステムの大きな進化
アクションゲームの大発明である敵の攻撃をギリギリでかわすとスローモーションになりアドバンテージをとれる「ウィッチタイム」を基礎として本作は大幅なバトルシステムの追加をしている。

デーモンスレイブシステム
ベヨネッタが召喚する魔界の魔獣たちは、過去作では攻撃のとどめに召喚してとどめを刺す演出というイメージだったが、本作では戦闘中リアルタイムに召喚して好きなタイミングで戦闘に参加させることが可能になった。召喚すると超巨大な魔獣が顕現して敵を圧倒するのだが、その間ベヨネッタは踊っている必要がありそこを攻撃されてしまうと無防備になってしまうのと魔力が切れてしまうと消えてしまうため使いどころが重要となっている。魔獣はかなりの数種類があるのだがどれも強力。特にお気に入りなのはバアルというカエルの魔獣は『カエルの歌』を歌いきると画面全体の敵が死ぬという超凶悪な内容でとても面白かった。

多彩な武器と変身
10種類の武器と9種類の魔獣。それぞれに豊富なアクションが設定されていて普通にクリアするだけならそれらを触り程度理解していればOKだが、スタイリッシュに使いこもうと思うとかなりやるこめる。

やりこみ
クリアするだけなら10時間くらいだが、よりみちのミッションやクリア後の難易度追加なども含めてやりこむとかなり遊べそう。


【×】
・switchの限界
やはりフレームレートの低下などのパフォーマンスやステージのグラフィックはPS5と行き来している身としては寂しい。

ヴィオラの魅力不足
次回作があるとしたらちょっと心配な新キャラクター。

【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える(オススメ)
8:良作(安定)
7:少々問題はあるが合格点
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4~5:低クオリティ、バグ大、コンテンツ少
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  1. 2022/11/03(木) 21:11:48|
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スプラトゥーン3

【評価 /10】
10点


【○】
積み上げた集大成
スプラトゥーンというゲームは任天堂の大発明であり大傑作。初代で既に完成されていた。
その後2が出たときに、初代がWiiUで発売したのが2015年、2が2017年、自分はあまり変わらない印象という評価をしていて
おもしろいが、2というより1.5という評価をして点数を少し下げていた。

では、本作の評価がまた上がっているのはまったく新しい何かを生み出しているのか?と言えば
「そうではない」

2から5年の歳月が経ち満を持してこの3が発売しているわけだが、何が凄いのか?
それは1.2を経て積み上げたゲームの厚み『ボリュームと練度』

素晴らしいアートやサウンドなどは言うまでもない。
たくさんのゲームモードとそれぞれの厚み、武器やギア(服)、対戦マップなど…
過去積み上げてきたからこその圧倒的なボリュームと遊びの深さ、
長くサービスしてきたからこその繰り返され改良されたユーザビリティ。

本作を遊んでいると今年凄まじい結果を出したあのゲームが浮かんでくる。
デモンズソウルからダークソウル、ブラッドボーン数々の作品を経て
そのリソースや改修の知識を終結させエルデンリングを作り出したイメージにとても近い。

スプラトゥーンを今まで遊んだことがない人はこの3から遊べばいいし、1.2からしばらく離れていたという人もぜひ手に取って遊んで見て欲しい。甘いしょっぱいを繰り返して永遠に手が止まらないように充実したゲームモードを行き来しているとあっという間に時間が溶けてしまう。さらにここから2年間のアップデート実施が宣言されているのでここからまた広がっていくスプラトゥーン3が最終的にどうなるのかとても楽しみ。


豊富なゲームモード
ヒーローモード
ソロプレイ用のストーリーモード。元は優れたチュートリアルという感じだったが、2のDLCで一人でもやる込めるようなしっかり遊べるアクションゲームになった。本作はその中間という感じで程よくもやりごたえがある非常に楽しいソロモードになっている。過去作の様々なアイディアが合体して厚みがある。

対戦
ここについては自分は浅い経験しかないのであまり語れないのだが、過去作の戦闘をしなくても勝てるという塗る事に重点を置いた遊び心地としっかり相手を倒さなければいけないシューターとしての中間のバランス間という感じで個人的にはとても楽しんでいる。ガチマッチも2までに積み上げたルールが多彩にあり飽きさせない。

サーモンラン
これが一番驚いたかもしれない。タワーディフェンスっぽい4人協力PVEバトル。2で実装された当初から敵のパターンやルールが大幅に追加されて何度やっても飽きないものすごい厚みのあるゲームになっていた。毎回武器、マップ、敵、ルールがランダムで選ばれるのでパフォーマンスを安定することが出来ず極めるのが難しいためやりごたえが凄まじい。

ナワバトラー
ソロ用カードゲーム。スプラトゥーンをモチーフにしたカードゲーム。デッキを作って相手と陣取りゲームをするのだが、これが癖になる面白さで夢中で遊んでしまう。対戦などに疲れたらこれをプレイしてまた対戦へ…という感じで楽しむことが出来る


収集要素
とんでもない数のギアに加えて、今回はロッカーというどうぶつの森で家具を飾るようにカスタムできる場所がある。
対戦を延々繰り返した人も強くなる以外にお金を溶かす場所が出来ている。
かなり自由なカスタマイズが可能で他のプレイヤーさんのものを覗くのが楽しい。



【×】
冒頭でも言ったが新しさ
3ならではという大きな驚きはない。
1.2にとんでもない時間を費やして遊んできた人はなおさらだと思う。


競技性が高くなっている印象
初代を発売当日に遊んだ時の敵を倒せずとも塗れば勝てるというバランス感から長い時を経て、プレイヤー達も熟達しその人たちが満足する形にマップの構成やルールの複雑化、たくさんの武器を覚える必要があったり、ジャイロ操作推奨と、対人性、競技性の高い方向に寄っている印象がある。これが悪いということではないのだが、誰でも気軽に遊べるとは言い難いイメージで手軽さから遠ざかっている部分はたしかにある。


不安定
初期にマッチングの不安定がちらほら。発売3日で345万本(あつ森ですら188万本)というswitch歴代1位の結果を出しているのもあってかなりの数の人が遊んでいるのも原因の一つ。


【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える(オススメ)
8:良作(安定)
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:低クオリティ、バグ大、コンテンツ少
0~3:残念

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  1. 2022/10/21(金) 21:14:42|
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ゼノブレイド3

【評価 /10】
7点


【○】
・ゼノブレイドサーガの集大成
ゼノブレイドシリーズは世界の成り立ちが同じで世界観の根幹がしっかり繋がっており
ドラクエでいうロトシリーズのようなイメージで、本作3部作の締めくくりとなる作品。

過去作を遊ばないと面白くないわからないというほどでは全くないのだが、
事前情報やパッケージでも1.2を融合した世界というのを押し出しており今まで以上に知っているほど楽しめる内容となっている。

過去作同様の質の高いストーリードラマや、広大なオープンワールドを探検する楽しさ、歯ごたえのあるバトル、圧倒的プレイボリュームなど基本的なゼノブレイドの魅力はそのままに、本作ではバトル面、成長システム面に大きな変化が起きている。

・7人パーティー、FFのようなジョブシステム
メインキャラ6人+選択したヒーローの7人で戦闘するという珍しい大人数バトル。
ロールの数は過去作と変わっていないので、わちゃわちゃ感が上がっただけでそれほど根元の遊びは変わっていない。
旧作はキャラにロールとスキルが紐づいていたが本作はジョブを変更する事で自由な育成が可能になったのと、ジョブを育てる楽しさが追加された。全く別体験になっているかというとそれほどでもないが、安定の楽しさがある。

・遊びやすさの工夫
広大なマップ探索で遊びやすくするため目標を設定するとかなり親切なガイドラインがマップに出て光の帯についていけば迷わずに済む。マップ上にヒーローが仲間にできるようなクエストマークも出るので見逃す可能性も低く遊びやすくなっている。


【×】
・ストーリー
主人公達は10年しか生きられずさらに殺し合いをして命を奪わないと日々生きて行けないという設定、
限られた命の中で自分たちがどう生きるのか?強いメッセージ性を持ったストーリーが一貫していて良かった。

全体的に決して悪いものではないのだが、ゲームや映画をしこたま遊んできたおじさんにとっては見慣れた説教みたいな部分もあるし、先の見えるものでテンポや刺激もやや悪く今一つ。主人公ノアをはじめ主要キャラクターの魅力が弱い印象。主人公ノアのIFのような存在はすごく人間臭くて好きだったし、途中出てくるヒーロー達の方は個性があって魅力的だった。個人的にメインストーリーよりそのヒーロー達との掛け合いになるサブシナリオがキャラの掘り下げがされるイベントがとても良かった。

中間にだれを感じる理由の一つとしては、敵役の大多数が千年くらい生きているのにどいつもこいつも北斗の拳の雑魚みたいなやつが多く、古き良き勧善懲悪みたいな展開の繰り返しで長さに対して退屈に感じた。


・戦闘がイマイチ
ちゃんと遊べるレベルなのだが、新しい試みが成功しているように感じなかった。
モノリスソフトならばもっとやれるだろうという印象からみるともう一つ。
原因は複数ある。

1)戦闘人数を増やしジョブに分けた事で薄味に
遊びが拡張したというより分散させたという感じで、1キャラクターを操作している時の遊び感に過去作と大差がない。
ジョブの数だけ遊びを分散させているようなものなので、ほとんど差がないしそれぞれが薄くなっている印象。
ただでさえややこしい戦闘が面白さが増えずにややこしくさがさらに増えたような感じ。
複雑だけど唯一無二の遊びがあるみたいな、人数が増えたならではという感じの別物の遊びが提供できていない。
ジョブがわかれることによってアクセサリーやジェムのはめ直しなども面倒が発生している。

2)チェインアタック
2もそういう部分が強かったが、いかにチェインアタックゲージをためて連発し大ダメージを出すかというゲームになっている。
チェインアタックには爽快感もあるのだが、演出テンポも悪いしバリエーションもそんなにないので1戦闘の中で何度もやってると特にボスとの連戦ではさすがに飽きてくる。もっと状態異常をつなげる基本コンボの遊びや相手の攻撃をいかによけるか防御でさばくかみたいな遊びとチェインアタックを平均なバランスにして欲しかった。序盤で状態異常コンボが成立しづらいのも気になった。終盤はこの価値がやや落ちてきてインタリンク状態が最強なイメージなのだが、チェインアタックの数を絞ることでもうちょい価値を維持して欲しかった。

3)インタリンク
2人のキャラが合体して6メートルくらいのロボみたいな感じになるのだが、これになった時も人間の時にできたことが全体に放てるくらいで大して遊びの差がなく遊びが弱い。巨大な敵をこの状態の時だけコンボで圧倒できるとか、人間の時とウルトラマンの差みたいな人間状態ではどうしようもないみたいな場面を解決できるとか、変身時の特別感無双感みたいなものがもっと表現して欲しかった。


【おまけ】
十分楽しめるものなのだが、世の評価の最高傑作という感じは個人的にピンときておらず、
個人的には1.2の方がストーリーもバトルも評価が高い。


【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える(オススメ)
8:良作(安定)
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:低クオリティ、バグ大、コンテンツ少
0~3:残念

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  1. 2022/08/23(火) 10:42:57|
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ライブアライブ

【評価 /10】
10点



【○】
・名作の復活!理想のリメイク
1994年、中学生の時に発売し心に深く残った名作が28年ぶりにフルリメイクされて復活。
当時94年の自分は中学生。ゲームブームがどんどん大きくなっていていた印象で、毎日テレビCMでゲームの広告が流れていた。
スーパーファミコンは今でも語り継がれる伝説のタイトル「クロノトリガー」「マザー2」「ファイナルファンタジー6」が発売するなどしていたり、アーケードでもキングオブファイターズ94やストリートファイターZERO、鉄拳2、年末には次世代機のセガサターンが発売するなどしており周囲では、ライブアライブを遊んでいる友達は少なかった記憶で、実際記録を調べると他タイトルが200万本以上売っている中ライブアライブは10分の1程度(27万本)しか売れなかったらしい。今だといい数字なのだが…

この前後で自分をゲームの沼にどんどんはめていった記憶に残るタイトルの一つ。
本作ライブアライブはオムニバス形式のショートストーリーでそれぞれ全く違う遊び心地どドラマになっており
こんなRPGがあるのか!と大きな衝撃を受けた。

「結局オリジナルと何が変わったの?」
という点について。

・グラフィックがHD-2Dに。
オクトパストラベラーやトライアングルストラテジーの技術である3Dだが2Dっぽいテイストにしている面白いグラフィック。
これのおかげでドットでは表現しきれなかったような立体的な演出が可能となり、様々な名シーンの演出がパワーアップしていた。
特にブリキ大王関連は最高!

・原曲を手掛けた下村陽子氏の完全監修でより豪華にフルアレンジ
各ドラマにあった最高の音楽が原曲の魅力を全く損なうことなくアレンジされている。
特に思い入れのある曲は聞くだけでシーンを思い出して胸が熱くなってしまう。
影山ヒロノブさんが熱唱する「GO!GO!ブリキ大王!!」は必聴。

・豪華すぎる声優陣による熱演でドラマがさらにパワーアップ
ここまで完璧すぎる声優陣のアサインがあるのか?というほど文句のつけようがない。
今後声優陣が完璧だったゲームといえば…でまずこのタイトルが浮かぶと思う。
声優さんたちによって命が吹き込まれ、ただでさえ涙腺崩壊のドラマがさらに素晴らしいものになっていた。
個人的に大好きなカンフー編では老師役にジャッキーチェン役の石丸博也さんをアサインしていたりとニヤリとする配役も最高でした。

・便利機能も充実
イベントスキップや物語をオートで送るなど。

ゲームの構造や物語などはほとんど変わっていないのだが、
あれから1000を超えるタイトルを遊んで今改めてプレイしても色褪せない名作だった。

特に本作のファンの人にはぜひとも遊んでほしい。



【×】
・当時は挑戦作だったが…
ライブアライブはアンダーテールをはじめ多くのタイトルに影響を与えてきたわけだが、
この30年近い間にライブアライブがやっていた事も当たり前になっていて、
ライブアライブに思い入れのない人が遊んだ時に売りである斬新さを感じるかというと古めかしさの方が感じられるかもしれない。
そういう点では今まで遊んだことがない若いRPGファンにもぜひプレイしてみて欲しいのだが、
ライブアライブになんらか思い入れのある人に強くお勧めする作品なのは間違いないかなと思う。


・表現の変更
一部女性の下着を入手するシーンなどが修正されてしまった。



【おまけ】
理想的なリメイクの形。
原作への強い思い入れがあるので満点としました。


【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える(オススメ)
8:良作(安定)
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:低クオリティ、バグ大、コンテンツ少
0~3:残念

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2022/08/12(金) 21:30:38|
  2.  ├Nintendo Switch
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ファイアーエムブレム無双 風花雪月

【評価 /10】
8点


【○】
「無双化」という言葉より風花雪月の完全新作が相応しい
過去にガンダム、ワンピースなど数々のゲームが無双化を果たして来たが、どれも基本的に原作のシナリオに準拠したものや再現したようなものが多かった。だが近年、ペルソナ5Sやゼルダ無双厄災の黙示録など完全新作ストーリーや新システムによる「無双化」という言葉を超えたハイクオリティな作品を連続で出しており本作もそれに該当する内容だった。

本作のストーリーは本編の「もしも」を描いている完全新作。冒頭からジェラルドが死に、主人公のベレトが学校の教師として入るはずが、ジェラルドは教会に関わらず、新しい主人公が生徒として学校に入る所から分岐した新しい未来になっている。それによって本編とは様々な部分で差異が起こりファンにはたまらない展開を見ることが出来る。

無双のバトルをしているよりフルボイスのシナリオを見ている時間の方が長いのでは?と思うほど凄まじい量のストーリー、交流イベントが設定されていて本編同様に3つの学級それぞれにシナリオが展開するのだが、通すだけで1クラスだけでも40時間級のボリュームがあるという驚異的な作り込み。さらに分岐も存在するので全てを見ようと思うとかなりの時間が必要となる。

無双ゲームとしては前作のFE無双同様に、戦略的概念が追加されていて、本家FEのような兵種による相性をしっかり意識してユニットを得意な敵にぶつけてコントロールする半シミュレーション要素が、雑に押し切って遊べる無双よりも中身が合ってとても良い。

風花雪月本編の再現という部分もかなり意識されていて、拠点内での食事や問答によって結果が異なる交流と好感度の上昇、それによって戦闘での支援効果など。本編では交流が出来なかった意外なキャラクターや、この絡みが見れるとは…というようなファンにはたまらない要素が多い。

新規に拠点を拡張していく遊びや、様々なクラスを育ててスキルを組み合わせたり、装備を鑑定するハクスラ的要素と強く鍛えていくような無双ならではの遊びなど充実した内容。

難易度についても死ぬと二度と復活しないクラシックやクリア後のルナティック解放などやり応えも充実している。

拠点マップでまだ話していないキャラクターに色が着いていて会話が終わるとグレーになる事で未会話のキャラクターがわかるという仕組みがあって他のRPGにもぜひ実装して欲しいものだった。


【×】
水増し気味な戦闘ミッション
戦闘については殲滅、護衛、ターゲット撃破以外ほとんどなくマップ毎の遊びの変化という点でそれほど幅がなく、淡々としたミッションが大量にあるイメージ。ストーリー目的で気軽にやりたいなら別だが、難易度を出来るだけ上げてシビアにしたほうが面白さという点では推奨かもしれない。


【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える(オススメ)
8:良作(安定)
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:低クオリティ、バグ大、コンテンツ少
0~3:残念

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2022/07/22(金) 21:23:01|
  2.  ├Nintendo Switch
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星のカービィー ディスカバリー

【評価 /10】
9点



【○】
初の3Dアクション大成功。万人にオススメ出来る作品
カービィシリーズ初の3Dアクション。マリオオデッセイのカービィ版のような印象。
敵を吸い込んでコピー能力で戦う従来の遊び心地は3Dになってもまったく違和感がなかった。
お手本のようにきめ細やかなバランスとゲームデザインのアクションゲーム。

本作で最も評価したいのはプレイヤーの許容幅。メインストーリーはテンポよく爽快に進みアクションが苦手な人でもサクサク遊べ、クリア後のやり込みや後半のチャレンジステージはデビルメイクライに匹敵するくらいのやり応えがあり手に汗握るバトルが楽しめるので歯ごたえが欲しいプレイヤーにもオススメ。やり込み要素でステージに隠れたワドルディを探索する遊びがあるのだが、少し遊べばヒントが表示されるので誰でもコンプリートが簡単だし、好きな能力をRPGのように強化出来たり、難易度の変更も可能なので、後半の難しいステージやチャレンジも自分好みに細かく難易度を調整して楽しむ事が出来る。これほど多くの人にオススメ出来るアクションゲームも珍しい。

本作の様々な特徴

・ほおばりヘンケイ
本作の特徴的なシステムとして敵を吸い込んでコピーするのではなく無機物をほおばって能力を使う事が出来る。
車をほおばって爆走したり、自動販売機をほおばって缶をマシンガンみたいに乱射したりと様々。
無理やりほおばっているマヌケな姿と、そんな使い方があるか!という発想で笑ってしまう。

・たくさんのコピー能力と進化
ソード、ファイアーなどの従来の能力をさらに進化させてど派手な演出とアクションに生まれ変わる。
なにより驚くべきはそのボリューム。ネタバレになるので詳細は避けるが、まだパワーアップするの!?と驚いてしまった。
新しい能力の獲得と、その進化がクリアまでテンポ良く楽しめた。

・やり込み要素と街の進化
ただクリアする以外にステージに隠れているワドルディを助けて崩壊した街を復興して施設をどんどん増やして行くことが出来る。やり込みとして全ワドルディを捕まえるサブ目標があり、ヒントの出し方も上手でいいやり込みになっている。コピー能力を使った短い難易度の高いアクションチャレンジコンテンツがあるのも良い点。クリア後にはやり応えのある裏ステージなども追加される。自分は割とサクサク進んでステージ全クリアと能力を全て強化で12時間くらい。ミニゲーム系やワルドディ収集コンプリートまでやったらかなりかかると思う。


【×】
尖った世界観が徐々に弱くなる
ラストオブアスのような文明が滅びた世界でカービィが暴れ回る姿が本作の大きな特徴なのだが、ステージが進むにつれて、この世界でなければいけない世界観やステージとしての特徴が弱くなってあまり気にならなくなってしまう。終盤一気にこの世界で何が起きたのかが明らかになっていくのだが、もっと全体通してミステリーや物語感があっても良かった気がする。



【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える(オススメ)
8:良作(安定)
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:低クオリティ、バグ大、コンテンツ少
0~3:残念

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2022/04/15(金) 21:37:45|
  2.  ├Nintendo Switch
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トライアングルストラテジー

【評価 /10】
8点



【○】
オクトパストラベラーやブレイブリーデフォルト2のSQEX浅野チームと、老舗シミュレーションゲーム開発のアートディンク共同開発。
オクトパス同様にHD-2Dを駆使したレトロスタイルのビジュアルで、遊び含めたゲーム全体のイメージはタクティクスオウガのフォロワー的作品。

物語の分岐
タクティクスオウガと大きな構造で似ているのがLaw、Neutral、Chaosのようなプレイヤーの行動や選択によって物語が分岐する仕組みがある。本作ではMoral、Benefit、Freedomというプレイヤーの選択によって蓄積する数値によって仲間になるキャラクターが変化する。さらに本編中何度も展開の分岐があるのだがプレイヤーが選択するのではなく「信念の天秤」という主要キャラクターが多数決をして行く先を決めるという仕組みがある。プレイヤーは反対派のキャラクターの意見を覆すような情報を集めて説得し、思う方に誘導する事が可能になるという独特の仕組み。エンディングだけ変わるようなゲームと違って細かく展開が変化するので周回が退屈ではない。

ストーリーは塩と鉄を巡る3国のリアルな戦争や政治の物語となっているのでリアル指向なストーリーが好きな人にオススメ。キャラクターはベタだが、魅力的かつそれぞれを掘り下げるようなサブシナリオも充実しているのがとても良かった。テキスト量がかなりあるのだが、ストーリーは全てフルボイスとなっているので豪華声優陣の声で物語を楽しめるのでアニメや映画を見ているように楽しめる。

ロールの概念がある戦闘
タクティクスオウガの革新性だった高低差の概念に+タンクが挑発してターゲットを取ったり、マップに遮蔽物を出して敵の進路をコントロールするクラフターやジャマーのようなロールの概念があり、レトロなビジュアルでありながらSRPGに戦略性の新たな広がりがあってとても良い。バランスはレベルを上げないとシビアな印象だが、レベリングに規制がないし、キャラクターが戦闘中倒れても戦闘が終わると復活するので気軽に楽しむ事が出来る。多くの人にオススメしやすいゲームと言える。


【×】
丁寧だがテンポが悪い
物語は面白いのだがプレイ中ADVゲームかな?ってくらい1時間以上会話を見ているだけって事が多かったり、レベリングの重要度が高くレベル上げの時間が長かった印象。もっと簡略化、洗練していたら評価が上がっていたと思う。

バトルバランスが命中や回避、素早さによる行動順などの概念が強いのでレベルを上げないと直進してくる雑魚に蹂躙されてしまう感覚で、スキルの使い方やテクニック戦略性でレベル差を大きく覆せるバランス感に寄せて欲しかった。

プレイヤーがストーリーをガンガン進めたり挿話を戦闘マップにしてその中で簡略化された会話が展開して無駄な会話を減らしつつレベリングさせるとか、足を止めずにゲームが進んでいるようなバランスの方が良かった。


物語で気になる点
リアルな戦争を描いているだけに兵力の開示がないのが常に引っかかっていた。グリンブルグ王国がアホみたいに突破されたり、こんな小さな兵力の自分に負けた将軍が、丸々兵力残している三大諸侯のあいつになんで余裕で勝てたの?とか度々気になっていたので、各国の兵の精強さとか、その時の戦力さや状況、どのくらいの兵が動いているのかっていうのはしっかり描いてほしかった。


オートレベリングが欲しい
上記の通りレベル上げが必要なタイプのゲームなので、レベル上げはし放題なのだが全てマニュアルなのが辛い。近年スパロボにオートが実装されたりスマートフォンSRPGにもオート機能が充実しているのでレベル上げが重要なゲームなら出来れば実装して欲しかった。


【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える(オススメ)
8:良作(安定)
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:低クオリティ、バグ大、コンテンツ少
0~3:残念

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2022/03/28(月) 21:52:45|
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