【評価 /10】
8点
【○】
■グラフィック、映像音楽の演出全般
実写のような凄いグラフィックだった。
キャラクターの表情や何気ない仕草も細かくて驚いた。
カメラワークや演出は完全に映画。シーンを盛り上げるのも上手かった。
■主人公は自分自身。自分の選択がシナリオを決める
こういったゲームは昔から多いが、選択枝が出る度に無限の時間を使って進み。
バッドエンドだったらすぐゲームオーバーになりまた時間を戻して別ルートを洗うってパターンが多い。
このゲームは物語の中にたくさんの選択が登場し、
瞬間の行動や判断までの時間を誤るとシナリオが変化してしまう。
自分の誤った判断で取り返しのつかない事が起こっても現実のように容赦なくシナリオは進んでいく。
判断を全てQTEに落としたのスピード感や冷静さを求められたりしておもしろい。
リセットをしないかぎり、あのときこうしていれば…というような後悔を味わう事が出来、
本当の意味でプレイヤーが主人公となって楽しめる。
あの時を…をいろいろ試せる様々なルートやEDがたくさん準備されているのも嬉しい。
ドアを開ける、車のキーを回すというような「なんでこんなこと操作させるの?」っていうような部分は、
少しずつプレイヤー自身と主人公が重なるようにしていくギミックで、
究極の選択肢を盛り上げるための演出だったのかなと。感心する所が多かった。
■コンテニューが便利
小まめに自動セーブしてくれて判断を間違った!と思ったらリセットですぐ手前から再チャレンジできる。
■ヒント
次行う行動のヒントがいつでも見られるのは親切
【×】
■操作
まず移動、スティックで方向を決めてR2を押し込むと進むというものだが
歩きずらい。カメラが変わると思ってもない方向にばかり歩いてしまいイライラしたりする。
特に急がなくていけなかったり、方向を選択するイベントで思った方にいかず失敗になりストレスがたまった。
モーションセンサーを頻繁に使うことになるのだがストレスになるだけだった。
■表示
移動以外の要素はほぼ全てQTE
(ゴッドオブウォーにある■を押せ!と言われてすぐに押せば成功というようなもの)
と言っても過言ではないのだが、表示にかなり不満があってストレスがたまった。
押せ、長く押せ、連打しろ、モーションコントローラーを方向に振れという4つになっているのだが、
直感的なデザインになっておらず混乱した。
長く押せが主人公の同様によって揺れたりして連打しろと錯覚したり
ジャンプが必ずしも上スティックではなく別のものに変わって想像の余地が薄かったり、
そもそもボタンアイコンすべてが真っ白なのもどうかなと思う。
シナリオを楽しむ以外の遊びという部分はほとんどこれが原因で
ストレスがたまったのは残念。ゲーム中失敗ばかり感じたなーという感想。
難易度はノーマル。
■バグ
位置ずれバグがいくつかあったのと、セリフがおかしな場面で流れたり、
シナリオをばらすわけにいかないので例えるが、
右と左で右を選んだのに左を歩いているというありえない結果になってしまったり
1周でバグを結構みた。
■シナリオの違和感、不明点
中盤までは夢中になって、
終盤で「え!?・・・えー・・?あれはこれは?」
っておかしいなって事がいっぱいあった。
単純に言えば絶賛するようなものではなかった。
人物や題材は凄く良かったんだけど。
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ
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テーマ:■PLAYSTATION®3 - ジャンル:ゲーム
- 2010/03/12(金) 21:32:17|
- ├PlayStation 3
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