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ゲームレビュー ボクラの九龍城

ゲームばっかりやってる人のメモ帳

ゴッドオブウォー3

【評価 /10】
9点

ゴッド・オブ・ウォー III【CEROレーティング「Z」】ゴッド・オブ・ウォー III【CEROレーティング「Z」】
(2010/03/25)
PLAYSTATION 3

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【○】
■GOWに相応しいスペックがついに実現
思わず声をあげて、体も動いてしまう!
チュートリアルバトルから、今まで遊んだどのゲームのラスボス戦より大迫力。
最初から最後までモチベーションを切らさずに没頭して楽しんだ。

1、2に勝てるのか?なんて事を思っていたのだが、大間違い。
ここまで進化したのか!?と想像の遥か上を行く驚きの連続。

マップやクリーチャーのデザインもシリーズ恒例だが素晴らしく
今作の超グラフィックによって命を吹き込まれたモンスターの躍動感は凄かった。

とにかく「巨大」
過去のゲームに出てきたデカイモンスター、建築物、
その全てがこじんまりに見えてしまうほど登場するものがデカイ!
巨大なモンスター達がまるで生きているような躍動感溢れる動きでプレイヤーに襲い掛かってくる。
デカいってのは単純かもしれないけどこのゲームのテーマやスペックにあってた。デカイって偉大ね。

度胆を抜かれるような凄いグラフィックと場面も盛り上げる音楽。
GOWというゲームの器につりあった表現がⅢにして完成した。


■アクション
鼻息荒く抵抗してくるミノタウロスを腕力で抑え込んで首をへし折ったり、
巨大なボスの攻撃をスレスレでかわしながら急所を攻撃したり、
落盤が激しく、落ちたら即死決定の崖を登って行くなど
はたから見ていると凄まじいシーンの数々も
手元の操作はそう難しくなく誰でも楽しめる。

今回はグラフィックの向上によりエフェクトもパワーアップ。
レスポンスは今までを遥かに上回っている。

ボーっとしてればもちろん死んでしまうのだが
攻撃中でも危ない!ってタイミングで自由に緊急回避が可能。
主人公有利な長距離攻撃をしながらモンスターの動きを見ていれば
簡単に隙を見抜く事が出来る。
理不尽さはまったくなく絶妙なバランスを感じられる。

CSアタックは演出パターンが豊富でテンポは絶妙。
繰り返しでもストレスにならない。


■最も残酷なGOW
全くの引け目なし。目についた物は全て皆殺し。
グラフィックの向上もあって細かい部分まで見えてしまい
受け付けない人もいるかもしれないが、
ゲームのテーマである「暴力」にあった主人公はコレでいい。

容赦のなさが次の行動の期待にもなって、
激しい演出を生み、爽快感に繋がる。


■遊びやすさ、親切さもパワーアップ
・大体思った事が出来るようにうまく誘導している。
 矢印を出し続けて馬鹿でもわかるようにしてるでもなく
 まったくわからないという理不尽さもない。
 細かい表現の工夫によって
 プレイヤーが気持ちよく解けるようにうまく誘導している。

・凄いグラフィック演出が次々出てくるのに
 インストールもなしでまったくロードがない。

・死んでもすぐ手前でコンテニュー

・オブジェを押す速度が速くなって快適になった。
 これを見た瞬間、まだ開発は快適さを追求しているのか…と感心した。


■やり込み
難易度は4段階。
チャレンジモード。(今後DLCで追加という話も)
エクストラコスチュームによる縛りプレイ。



【×】
■変化、難易度
・1作目で完成しているゲーム性から大きな進化がないこと。
 新武器や、モンスターとのアクションに新しさ、驚きが足りなかった。
 もっとこの武器だからこいつに有利ってのを強調しても良かったのかも。
 
・過去作にあったような大きな壁が少なく、
 全体的に難易度が低いのでゴリ押しで淡々とクリアー出来てしまう。
 (難易度変更も可能だがそういう問題ではなく、
  攻撃パターンを増やすとか攻略までの手順に遊びがもっと欲しいとか)
 もっと記憶に焼きつくような新しい遊び、ハードルがあっても良かったかなと。


■箇条書き
・日本語文字フォントが安い。
 字幕だけじゃなく、メニュー周りも。
 もうちょいなんとかならなかったのかね。

・カメラワーク

・CSアタックのレバー入力の速度や次動作までの時間が
 シビアでミスしやすい。

・遠距離投げと攻撃しながら武器変更の操作がややこしい。



【おまけ】
発売前に相当期待が高まっていて
ハードルも相当高くなっていたのだが、
優々と期待を越えてくれた。

クリアーまで集中力を切らさずに夢中で遊べるゲームってのは本当に貴重。
現時点最高のアクションゲームと言って過言はないかなと思う。

ただ次回が勝負かなと。
演出、技術面は進化し続けているが、
ゲーム性は初代から完成されている感がある。
本当は10点をつけようとも思ったが、
遊びに関する変化、驚きはもう一つだったのでマイナス1点しました。

次、この開発から出るのが続編であれ新作であれ、
絶対に買うのは間違いないので、
遊びの部分で劇的な変化や新しいものを見せてくれる事を期待。


【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ


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テーマ:■PLAYSTATION®3 - ジャンル:ゲーム

  1. 2010/04/08(木) 21:30:57|
  2.  ├PlayStation 3
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