【評価 /10】
7点
【○】
■キャラクター
3人のキャラクターは
おっとりしたお姉さん、同い年のお嬢様、ツンツンした年下と
個性分けがしっかりされていて、大筋この3パターンで
男の理想像にひっかかるようにしているのかもしれない(多分w)
実際それぞれ個性分けが良く出来ていて魅力的。
キャラクターの魅力を引き出し夢中にさせている要素は大きく2つかなと。
1つはモーション。
多彩な表情や仕草で見飽きないクオリティになってる。
2つ目は会話のボリューム。
この会話をしたら高感度プラス~みたいな繰り返しじゃなく
時間帯や場所などでも変化するし非常の豊富。
違う内容が次々出てくるので飽きさせない。
これは非常に大事。
■リアルタイムモードの○
このゲームは付き合う前簡単なアドベンチャーゲームで
彼女GETまでを遊び、見事恋が成就した後は
彼女との恋人ライフがスタートする。
自分は過去にときメモと同級生2くらいしか遊んだ事ないので、
恋が叶うまでがゲームになっていると思いきやそこからスタートという発想は面白かった。
恋人モードは
現実の時間と同期しているリアルタイムモードと、
ゲームっぽく掻い摘んで楽しめるスキップモードという2種類があり、
リアルタイムモードを選択した場合は日曜日の15時にデートの約束をした場合
本当に15時にDSを開いてデートを楽しむ。遅れれば小言のひとつも入れるし
いかなきゃ当然怒られる。
どっぷりはまった人は毎日DSを開いて七夕、クリスマス、二人で旅行など
様々なイベントを楽しむことができるし
毎日かまっていると段々彼女が自分好みな格好や髪型になっていき
愛着がわいていくという仕掛けも良くできているので
人によってはゲームを超えた存在になりえるのかもしれない。
携帯ゲームに合ったおもしろい試みが多く新鮮な体験が出来た。
【×】
■ゲーム性
ゲーム性は低い。恋人をゲットするまでのアドベンチャーゲームは
非常に淡白なものでなんとなくステータスをあげているだけでOK
一応100日以内に告白されないとダメってルールはあるが
特に工夫もなく狙ってさえいれば
彼女を手に入れる事に成功、失敗はほぼ皆無なんじゃないかなと。
おそらく恋人後のどこでもいっしょ的遊びに注力しているため
恋人まではざっくり遊んでもらおうという割り切りなんだと思うけど・・・
ときメモのようなアドベンチャーゲームとしてのおもしろさを期待しているのなら全然違う。
自分の好みとしては、もう少し恋人になるまでの苦労があったほうが
愛着が深まるしゲームとしておもしろいんじゃないかなーと思ったので×
リアルタイムモードも結構作業化してしまう。釣った魚に…ではないが
彼女が余りにベタボレ状態すぎてこの先のおもしろみが薄い。
どんどんコミュニケーションをとっていくことで服装や性格が変わっていったりはするが基本プラス方向。
個人的にはもっとこちらの対応次第でメールが返ってこなくなったり不意な一言で冷たくなったり
こっちがドギマギするような部分があったら…ラブプラスハードモードとか欲しい。
スキンシップ大好きのキス魔になっちゃうのも変だし、毎回めんどくせーので
ベタボレまでに数段階かステップを作って絆が深まっていったら~とかにしても良いんじゃないかなーと。
そもそもリアルタイムモードは何を目標にしているのかわかりずらい。
ただ恋人といちゃいちゃしてりゃいいという事なのかも?
その割には能力を上昇させる要素がある。
能力アップがどう影響するのか体感しずらいし、スキンシップもルールがいまいちわかりずらい。
成功したとして何が起こったのか?という点も。
内部にいろいろあるのかもしれないが表面的にはさっぱりなのでこのままだらだら
簡単な遊びを繰り返すのかなーと感じてしまう。
ゲームとして攻略うんぬんって部分はほとんど感じられないので
しっかり恋愛アドベンチャーを遊びたい人にはお勧めしない。
■主人公
このゲームは主人公にしっかりキャラがのっていて
勝手にドンドン喋ってしまうため感情移入出来ない。
まあ恋愛を成就するための駆け引きの要素を薄くしているためだと思うけど。
■スキップモード
上記で説明したがこれで遊ぶと非常に淡白なものになってしまい
すぐに飽きてしまう。時間のない人のための救いとして入れたのだと思うが、
これでは不十分。
リアルタイムモードにはまれるかがこのゲームをどれだけ遊ぶかの分かれ目。
■ラブプラスモード
女の子にマイク使って話しかけると反応してくれる要素。
ほんの少しの単語を返してくれるけどシーマン以下な感じ。
ここはすげー良くできてたら感動したんだけどね。
こんなハンパなもんなら話しかけるのも恥ずかしいので
いくつかの選択肢でを選べばいろんな会話が楽しめる~でも良かったかな。
【おまけ】
ゲームとしてはイマイチなんだけど
オリジナリティに+
貴重な体験させてもらいましたw
ちなみに前作はやってません。
普段ギャルゲー自体一切やらないんですけど
今回気の迷い的なやつでチャレンジしてみました。
さすが人気があるだけある。よく出来てます。
こういうのも触ってみなきゃわからんね。
食わず嫌いしちゃだめだって勉強になりました。
こういうゲームを作れる人って特殊な才能だわ
俺には配分がわからないw
あ、ちなみに俺はリンコ派です。
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ
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テーマ:ラブプラス+ - ジャンル:ゲーム
- 2010/07/08(木) 22:24:40|
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ときめきメモリアル Girls Side 3rd Storyコナミデジタルエンタ...
- 2010/07/11(日) 13:52:36 |
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