【評価 /10】
7点
【○】
■世界観
このゲームを簡単に表現するなら学園版GTA。
「ブルーワースアカデミー」という学園が箱庭化されており、
プレイヤーは1年間の学園生活の中で勉学、恋愛、勢力争い、イタズラ、様々な出来事を楽しめる。
1)唯一無二の世界観
GTA風だが馬鹿らしくコメディタッチに作られていて
麻薬やら本物の銃などダーディーな要素はない。
GTAは犯罪を犯すと警察に追いかけられるが、
ブリーは授業をサボって警備員から逃げ回ったり、
特定勢力にイタズラしすぎて追い掛け回される感じ。
ミッションも麻薬の密輸なんかじゃなく、
いじめっ子に取られたゲームを取り返してあげたり
むかつく先生のロッカーに爆弾を仕掛けてからかったりと
このゲームでしか楽しめないようなネタがたくさんあって新鮮。
2)勢力 キャラクター
学園にはいくつかの勢力が存在する。
かっこつけてるロカビリー、お勉強しかできないインテリ、
体力がすごいけど頭からっぽの体育会系など勢力も複数あり、
プレイヤーが手助けしたクエストによって勢力の高感度があがりバトルなどで助けてくれたりする。
シナリオが進行していくと学校内外にどんどん行動範囲が広がり、様々なキャラクターが登場。
キャラクターが魅力的でシナリオが楽しい。
3)遊びもしっかり
ただ馬鹿らしいだけじゃなく一つ一つの遊びが贅沢に丁寧に作られている。
授業含め、さまざまな要素が何かしらのミニゲームになっていて
生物の授業は化学実験が音ゲーになっていたり解剖はカドゥケウスのような医療ゲー。
体育の授業ではドッチボールゲーがまるまる入っているし、美術の授業は昔ゲーセンにあった
お姉ちゃんの裸を見るためにどんどん線を引いていくギャルズパニックになってたり遊びどころは盛りだくさん。
本編でもシナリオを進めていくとどんどん格闘術が増えていくし、
武器も豊富でパチンコでの遠距離攻撃や、逃走時にビー玉を転がして敵を転ばせたりなど
学園という枠の中で思いつくネタがたくさん練りこまれていて楽しい。
■テンポ
次にクエストが発生する場所が地図に表示され、
クエスト中も目的地が表示されるため迷う事はほぼ皆無。
サブミッションも同様なのでこれはかなり割り切っている。
クエスト1つもテンポよく終わるため遊びやすい。
単調になりそうだが、クエストには毎回ヘンテコなキャラクター、
おもしろい発想のミッションが次々登場しボリューミー。
最後までテンポ良くモチベーション高く遊べる。
■快適
字幕がでかくて見やすいし、
広いマップはショートカットがうまく設定されている上、
序盤でスケボーが手に入るので移動も楽。
何気に快適性がかなり意識されている。
【×】
■ロード
さすがに頻繁すぎる。
インストールで遊べば慣れるレベルだが。
■オリジナリティ
世界観は斬新だが他要素の多くは
どこかの何かを上手に取り込んだもの。
■戦闘
ゲーム性も低く、演出も地味なので単調に感じる。
龍が如くくらいの演出、成長要素があればかなり違ったかなと。
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ
■ブログランキング参加中

クリックで1票お願いします(´∀`*)
テーマ:Xbox360 - ジャンル:ゲーム
- 2010/07/22(木) 21:07:03|
- ├XBOX360
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0