どうもどうも。オカルト好きの将軍です。
幽霊とか妖怪とか大好きです。
時間さえあれば、一反木綿を見に
遠賀川張り込みツアーを実施したいくらいの気分です。
でもムー(雑誌)を読むと爆笑してしまう程度のオカルト好きです。
今は夏真っ盛り。
オカルト好きの私としては
ホラーの一つもやらないと駄目でしょう。
このコーナーの記事を書くためにも!
ということで、
まだクリアしてないメタルマックス3を
DSから引っこ抜いて「ナナシノゲエム目」を
プレイする日々です。
このコーナーのために
プレイしてるという点から分かると思いますが、
「ナナシノゲエム目」は相当恐ろしいことになってます。
この恐ろしさは来週たっぷり語りたいと思います。
このコーナーで扱うのは別にゲームじゃなくても良いという
Fei氏の言葉を聞いて、今週は他に書きたいことが出来ました。
オカルト繋がりで、
「特命リサーチ200X」について語りたいと思います。
ご存知、テレビ番組ですよ。
私は好きで毎週見てました。
たまーに幽霊とか妖怪のネタやってくれるんですよね。
その度にあまりの剛腕ぶりに
私のオカルト心が八つ裂きにされたものです。
その中でも強烈に覚えている(細部はうろ覚えですが)
「プールの上に立つ幽霊」と「河童」の回について語っちゃうよおじさんは。
「プールの上に立つ幽霊」は、
軽いタッチで書きますんで前説程度に聞いておいてください。
どんな話かと言うと、
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ある小学生が、夜、学校のプール脇の道を歩いていて、
ふとプールの方を見てみると、
プールの真ん中辺りに白い半透明の人(幽霊)が立っていた。
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というお話です。
これをFar East Research社様が
お得意の科学で解明してくれます。
プールの上に立つ幽霊の正体とは!?
・幽霊の正体は「移流霧」。
・朝と夜の天候や温度差の条件が揃うと(詳細は失念)
プールの上に移流霧が発生。
・プール表面の霧が、プール上のある地点で
柱状の形を成す。
・その霧柱に、ちょっと離れた道を走る
車のヘッドライトが当たると
暗いプールの上にぼんやりと霧柱が浮かび上がり、
白い人立ってるかのように見える。
Q.E.D(証明終了)
と、Far East Research社さんは上のように仰るんですよ。
まあ納得出来ないことも無いです。
そんな私のために、
番組でその状況を再現してくれました。
再現の手順は以下
・実際に移流霧を出すのは難しいので
番組で用意したスモークをプールの上に流す。
・上手い具合にスモークが柱状になるように、
文明の利器を使って風も送っちゃう。
・スモークの柱に、遠くから車のライトを当ててみる。
・ほら!プールの上にスモークの柱が浮かび上がったでしょ!
これが幽霊の正体ですよ!!
いやいやいやいやいやいや。
そりゃそうなるだろうよ。
だって、そうなるように調節して
スモーク焚いて、風送って、ライト当ててるんだもの。
しかも全然人に見えないんだけどそのスモーク。
とまあ、200Xのオカルトの回は毎回こんな感じで、
全然納得出来ないことで定評があります。
その最たる回が「河童」の回ですよ。
前振りが長くてすみません。
対馬には河童の伝承が多いそうで、
Far East Research社様が
対馬の河童について調査してくれたんですよ。
この際に取り上げられたのは
以下2つのエピソード
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【1】
ある夜、男性が自転車に乗って
自宅への道を走っていた。
すると、道の右手から小学生ほどの背丈の人影が現れた。
「こんな夜中に、灯りも持たずに子どもが?」
と男性が不審に思っている間に、
その人影は道の左手にある川へと歩いて行った。
翌朝、明るくなってから男性が
人影を目撃した現場に来てみると、
地面にはネバネバの粘液の足跡が付いていた。
男性は、これは河童に違いないと思い
警察を呼び、事情を説明。
警察は粘液を採取し分析したが
鉄と何か(忘れちゃった)が検出されただけで
詳細は分からなかった。
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【2】
女性が自宅を数時間留守にし、
自宅に戻ってみると何故か家の中に異臭(青臭いって言ってたかな)が。
臭いの元を探して家の中を見てみると!
畳のあちこちに三本足の鳥のような足跡が。
その足跡は、やはりネバネバの粘液で付けられており、
畳の上に置いてあったラジカセ(だったかなぁ)の上にも付いていた。
泥棒かも知れないのでこちらでも警察を呼び、以下略
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どうですか。
両方とも、これだけで河童と決め付けるのは
早計ではあるものの、
中々ワクワクするお話じゃありませんか!
まず【1】のお話について、
Far East Research社がいつもの如く
仮説を立てます。
【仮説】
道に現れた人影は、ただの人間の子供だった。
この仮説に対し、Far East Research社自らが、
街灯も無い真っ暗闇の道を
灯りも持たずに子どもが一人だけで
歩いていることは考えられない。
と、人間説を否定。
200Xさんが、人影が人間であった説を否定したんですよ!
これは今までに無い展開です。
人間じゃなかったのなら一体!?
これはワクワクが止まらないというものです。
【2】の説の方も何か仮説立ててましたが、
覚えてないっす。
ひとまず番組はここで終了。
続きはまた来週です。
人間じゃない人影、謎の足跡、
このミステリーをどう解決してくれるのか。
こんなに次回の200Xが待ち遠しかったことは
後にも先にもこの一度きりでしたね。
一週間経ち、解決編が始まります。
解決編の内容を要約しますと
「河童の正体、それは!
粘菌」でしたー!いぇーぃ、ざまー!
河童なんて居るわけないじゃーん!寝言は寝て言えよなー。」(脚色あり)
ね、粘菌!?何それ。
粘菌とは、アメーバっぽい奴らの集合体で、
変形したり移動したりする生物です。
集合体なので分裂もするかも知れませんし、
集まるほどでかくなるんだと思います。
気になる人はググってください。
さて、上記で紹介した
【1】【2】のエピソードが
どうやったら粘菌で片付けられるのか。
その剛腕ぶりを見ていきましょう。
【1】について、
・河童の足跡じゃなかったの?
⇒足跡のような形で道に残った粘菌でした。
・足跡の粘液から、鉄等の成分が検出されたのは?
⇒粘菌には鉄を含むものも居るのです。
【2】について
・こっちの足跡もやっぱり?
⇒もちろんこちらも粘菌でございます。
・足跡はどこから家の中に進入したの?
⇒床下から這い上がってきて、畳の隙間を通って上まで出てきたんです。
そうに決まってる!
・足跡が青臭かったのは?
⇒粘菌の中にはそのような臭いを放つものも居るのです。
・数時間程度でそんな部屋中に散らばるの?ラジカセの上とかにも付いてたけど?
⇒専門家の話によると、現在確認されている限りでは、
粘菌の移動速度は時速数センチ(だったかな)程度。
だが!それ以上の速度で動く可能性も否定できない!ええ!?何それ!
確認できてなくても、可能性が否定出来なければOKなの!?
じゃあ、河童である可能性も否定出来ないっていう理屈も通るんじゃないの!
まあ河童はその前段階の存在自体が否定されてるんですが。
この
「○○の可能性も否定できない。」というセリフは、
当時私と友人の間で流行りました。
こう言っておけば何でも通りますからね。
田宮榮一氏の
「20代~30代、もしくは40代~50代の犯行」
に並ぶ万能さです。
あれ、ちょっと待て。
足跡が粘菌だったのは良いとして(良くないけど)、
夜道に現れた人影は何だったんだ。
200Xが自ら、「人影は人間じゃなかった」って言ってたんですよ。
さすが200Xそこも抜かりはありません。
ちゃんと説明してくれました。
「人影はやっぱり人間でした。
足跡が粘菌だった以上、人影も人間だよねー。」
とのことです。
あー、なるほどねー。
次週に引っ張るために嘘ついたのねー。
大人は汚いねー。
俺が番組の経費で河童捕まえてきてやるから待ってろ!
ちょっとFar East Research社に面接に行ってくる。
とりあえず、この番組のおかげで
「移流霧」「粘菌」の2つの言葉は
恐らく一生忘れないと思います。
テーマ:日記・雑記 - ジャンル:ゲーム
- 2010/08/18(水) 20:28:11|
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