ふぅ。いまいちDSを開く気になれない将軍です。
それは何故か。
私の可愛いDSに「ナナシノゲエム目」とかいうウンコゲームが
挿さってるからです。
このクソゲーは2009/8/27に発売されました。
気付いてみれば約1年前ですね。
これは狙ったわけではなくて偶然です。
このゲーム、当時は結構あちこちに広告が出ていて
ホラー系ゲーム期待の新作みたいな振りしてました。
かく言う私も、Fei氏の
「俺の友達がこれ(ナナシノゲエム目)やってるんだけど、
震え上がる程怖いらしいよ。」
という口車に乗せられて、
そんなに怖いならやってやろうじゃないかと
購入してしまった被害者でございます。
震え上がる程つまらないの聞き間違えだったのかしら。
1年前にほぼリアルタイムで買った私が、
何で今頃メタルマックス3を中断してまで
こんなゲームをプレイしているのか。
それは、当時2時間くらいプレイしたところで
あまりのつまらなさにDSからカートリッジを抜いて
放置してしまったものの、
せっかくだから俺はこのコーナーで紹介するぜ!
ってことで
1年ぶりにDSに挿してみたものの、
やはり、震え上がる程つまらなくて
1年前と同じくらい進んだところで
溜息が止まらなくなってしまう病にかかってしまい
DSを開くのも嫌になってるというのが
事のあらましです。
一年経ったからちょっとは熟成されてるかと
思ったんですが、やっぱり駄目でした。
熟成されるわけが無いんですが。
というわけで、
今日はまだクリアしてない
「ナナシノゲエム目」をぶちのめしていきたいと思います。
まずゲームスタート時に
・主人公
・主人公の彼女(小池栄子似のヒロイン)
・主人公の友人
の3人の名前を決定します。
ここで注意しなければいけないのは、
「主人公の友人」はゲーム開始後
10分くらいで死ぬので、
リアルで親しい友人の名前をつけていたりすると
不快になります。
死んでも差し支えない奴の名前を付けようぜ。
具体例を挙げるとどうにも怒られそうなので
やめておきます。
で、友人が死んでしまったのは
呪いのゲームが原因らしいということになりまして、
主人公のTS(この世界の携帯ゲーム機)にも
呪いのゲームが配信されてしまったので、
とりえあず謎を解こうぜ!
じゃないと主人公死んじゃうよ!
ってのが序盤のストーリー展開です。
そして謎を解くための探索が始まるわけです。
このゲームは
◆会話モード
◆探索モード
◆呪いのゲームモード
の3つのモードを行ったり来たりします。
それぞれのモードについて説明しますと
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◆会話モード
DSを縦に持つラブプラススタイルでプレイします。
ウィニングポストとかに出てくる感じの
リアルテイスト2Dキャラが登場して、
会話しながら勝手にストーリーを進めます。
ここはまだ普通の作りになってると思います。
ちなみにヒロインは小池栄子そっくりです。
◆探索モード
恐らくこのゲーム中で最も長い時間を費やすことになるのが
この探索モードです。
このモードでもDSを縦に持つラブプラススタイルでプレイします。
DSの右画面(通常時の下画面)をタッチして移動します。
画面中央をタッチし続けると前進、
画面右をタッチで右回転(左も同様)、
十字キーと組み合わせると走ることも出来るよ!
という操作方法なんですが、
操作性の悪さがとんでもないです。
タッチする位置がちょっと中央からずれると、
すぐに方向転換してしまったりするせいで
常にタッチ位置を微調整しなければならず、
画面がフラフラしっぱなしです。
酔います。
この移動のしづらさに追い打ちをかけてくるのが、
「調べる」のやりづらさです。
調べられるオブジェとそうじゃないものが、
見た目ではほぼ区別が付かないようになっているため
全部手当たりしだいに調べるしかありません。
調べる為には、対象に極力近づいた状態で
対象をタッチなんですが、
上述の移動のしづらさも相まって
・画面のちょっと左側にあるものを調べようとしてタッチすると
左に向いてしまう。
・タッチしても調べられなかった時に、
それがそもそも調べられないオブジェだったのか
距離が遠くて調べられなかったのか
タッチがずれただけなのかが分かりにくい。
・三段引き出しの真ん中の段だけは調べられる等、
調べられる対象が珍妙。しかも調べてもまず何も無い。
等々の問題が発生します。
で、今までやった限りだと
どうもこのゲームは、そんなにあちこちを
調べるゲームじゃないみたいです。
ストーリー進行に直接関係ある重要なオブジェだけは
比較的分かりやすくなっているので、
それだけ調べてれば良いみたいです。
だったらもう最初からそう言って欲しいです。
そうなってくると、
もはやこれを探索と呼んで良いのか。
あと、探索しているとちょくちょく悪霊的なものが現れて
主人公を追ってきます。
悪霊に捕まると死にますので逃げるんですが、
劣悪な操作性のおかげで逃げるのも一苦労。
例え死んでも同じ場所からリトライ出来るので
何の緊張感も無いです。
そして、この探索モード最大の目玉が、
「主人公は左目だけ霊的なもの(霊の痕跡?)が見える」システムです。
DSを縦に持った時の
左画面が左目視界、右画面が右目視界
という設定になっていて、
探索していると
左画面にしか映らないモノがあり、
それをタッチすることでイベントが発生します。
賢明な読者諸兄はお気付きかと思いますが、
タッチするには対象が右画面内にないといけません。
なので、
例)
・机の上に、左目にしか映らない手形を発見!
・視点を左にずらして(左に振り向いて)、
机を右画面内まで持ってくる。もちろん右画面では手形は見えない。
・その何も見えない右画面で、手形があったはずの場所をタッチ!
という手順でプレイすることになります。
恐らくこのシステムが
「ナナシノゲエム目」の「目」たる所以であり、
このゲームを作る上での根幹となる部分だったと思われるのですが、
このシステム要らないだろ!と、ゲームコンセプト根幹の存在価値が怪しくなる
面倒臭さ。
右目でも見えるようにしたら良いじゃない!
左目でしか見えないことに何のメリットも感じられないです。
どうなんですかスクエニさん。
そしてこの左目にしか映らないものを
タッチすることで
始まるのが呪いのゲームモードです。
◆呪いのゲームモード
昔ながらのRPGを意識したドット2Dのゲーム画面になります。
DSを普通の持ち方でプレイします。
この呪いのゲームモードと探索モードを
行き来してゲームを進めることになるので、
DSを縦にしたり横にしたりするのが
また面倒臭いです。
呪いのゲームは
FF2っぽいグラフィックに、
DQ4 第5章の仲間がそろってない時のフィールド曲の
アレンジ版のようなBGMになってます。
呪いのゲーム内にも、
主人公、ヒロイン、友人の3人が登場します。
そして、ストーリーが進んでいくと、
画面内にノイズが走ったり
BGMに不協和音が混ざってきたり、
友人が狂ってヒロインを惨殺した挙句に、
崩れてきた壁の下で圧死したりして
呪いのゲームらしさを演出してくれるんですが、
これが何故か全然怖くないんですよね。
それは恐らく、探索モードのストレスによって
イライラしてるので
私の精神に怖がるだけの余裕が無いせいだと思います。
ああー早く終わんねえかなこのゲーム。
ドラクエ6で、血の付いた剣を
河で洗ってる女の方が怖いです。
このモードで一体何をするのかというと、
大まかに分けて
・牢屋脱出ゲーム
・横スクロールアクションゲーム
・ストーリー
の3種類です。
牢屋脱出ゲームは、
DQシリーズでよくある
兵士が自キャラの方を向いてないうちに
出口へ向かうもの。
横スクロールアクションは、
上から鎌が振ってくるのをかわしながら
画面右のゴールを目指すもの。
ちなみに鎌に当たると
血をぶちまけて死にます。
これらのゲームは、失敗したところで
ゲームオーバーになるわけでもなく
クリアできるまでコンティニュー出来るというか
コンティニューさせられますんで、
いくら死んでも大丈夫です。
もっと死ね!
しかも難易度はかなり低めに設定されていて、
プレイしていると
「ナメてんのか」
と思うこと必至。
ふー、これもまた緊張感無いなぁ。
この2D画面でストーリーが展開されることもあり、
このゲームの中で唯一私が面白かったシーンがこれです。

友人の呪文が効かない敵が出現

友人を下がらせるヒロイン
(でも友人は下がらない)

友人が下がってないけど
魔法を撃ちたくてしょうがないヒロイン
主人公と友人もろともモンスターを焼き尽くす地獄の炎。

消し炭になった主人公と友人の死体を引きずるヒロイン
これがホラー演出を意図したのかギャグだったのか
分かりませんが、このシーンだけ爆笑できました。
マジでこのゲームの良いところはここだけです。
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と、長くなりましたが
各モードこんな感じになってます。
あれ、あまり良いところが見当たらないや。
探索中、悪霊に追われてある部屋に逃げこむと
そこから別の場所へ出るためのドアの鍵が閉まっている!
追いつめられたと思った時に、
左画面に映る霊的なモノ。
えっちらおっちら視点を移動して、
霊的なモノにタッチすると
呪いのゲームモードのアクションゲーが始まったりして、
アクションゲーをクリアするとドアの鍵が開く。
といった感じで
探索モード中にちょっと詰まる場面が出てくる
→それを解決するために呪いのゲームをする
という流れを繰り返すのがゲームの流れ。
呪いのゲームモードが始まる度に、
わざわざこれを挟む必要があるのか?
と思うんですが、
それを言い出すと、
左目システムや探索モードそのものも
要らないという話になってしまい、
会話モードだけで普通に
サウンドノベルにするのが一番正解に近い気がする
等と考えてしまうのは禁止です。
3Dのクソゲーを進めるために
2Dのクソゲーをプレイするという斬新さ。
クソゲーはついに次元を超えたのだ!
クソゲーの次元移行を繰り返して
死にたくなったところで、
ふとパッケージ裏を見てみると

!!

ひゃあ!真実が書いてあった!
テーマ:日記・雑記 - ジャンル:ゲーム
- 2010/08/25(水) 20:21:05|
- ├よれよれなチラシの裏
-
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-
| コメント:5
これ書いた主さんはまあ怖かったんでしょうね。「えw何このゲーム怖くねえしwwいや全然怖くねえんだけど何ビビってんのお前らww」とかいう小学生男子によくありそうな現象ですよね。はい。個人的にこのゲーム凄く好きなのでオススメしておきますね。
- 2020/12/12(土) 20:19:03 |
- URL |
- 無名 #-
- [ 編集]
chopper さんはよれよれと同じ感想だったんですね~。
そう、おもしろい、つまんないは人それぞれですよね。
こんなしょぼいブログで荒れる荒れないもないんですけど、
とにかく好きな事い言い合って盛り上がったり楽しめれば一番。
それにしても、
よれよれウンコ付きチラシさんwwwはウケたw
- 2010/08/26(木) 10:07:47 |
- URL |
- fei #-
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自分はこのゲームクリアしたんで胸張って言いますが、
操作性がひどく悪いという点、すごく共感できましたね。
アイディアに溺れて、ユーザビリティが疎かになったように思えました。
あと、自分が鈍いのかわかりませんが、残念ながら怖くなかったなぁ・・・。
これはまぁ、感じ方人それぞれですね。
自分の中では愛すべきクソゲーの一つだったので、
クソゲーぶりについて一緒に語れそうな人がいてちょっと嬉しいです!
- 2010/08/26(木) 00:02:16 |
- URL |
- chopper #ZncAS8Fk
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いるんですね~、自分に合わないからってゲームのせいにする人w
ウンコなのはあなたでしょw
つまらないならやらなきゃいいのにw操作性悪いとか言ってるけど、お前が下手くそなだけだろwwwwww
あ、このブログはもう二度と見ないから、もし反論しても無駄ですよ♬
せいぜいよれよれなチラシみたいなつまらない薄っぺらい人生を送ってくださいw
じゃ、永遠にさようなら、よれよれウンコ付きチラシさんwww
- 2010/08/25(水) 22:45:27 |
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- 通りすがり #-
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