【評価 /10】
3点
PS3版をプレイ
【○】
■ヘッドショット
通常よりでかい敵も頭さえ狙えば一撃で殺せる。
見事命中するとズームアップして敵の頭が粉々に吹っ飛ぶ演出が気持ちいい。
【×】
■快適性
このゲームはかなりストレスポイントがあった。
まず操作性。
覗きモードじゃないとまともに狙えない。
敵グラには当たってるはずなのにすり抜けてる感じがよくあって、
あたり判定がおかしかった気がする。
近接攻撃も少し前に踏み出してなぐる感じなので、
敵が密着して左右にズレると再度狙うのに下がりながら位置を調整しなきゃいけない。
弾を自動で拾わないのもめんどくさい。
×がダッシュも壁はりつきも担っているので
あせっているときに思ってもない行動になりむかつく。
いろいろあるが、これらは些細な問題で、
最高にむかついたのは緊急回避で「ジャンプ」や「張り付き」をさせるって仕組み。
このゲームには「よじ登る」というアクションがあるのだが、
普通は上れる壁に近づいてアクションボタンでも押せばしがみついて出来るのに、
登れる壁に緊急回避でぶつかっていくと張り付くというキモイ仕様。
これがちゃんと説明されずに、初めて登場した時は凄く混乱して、
普通に歩いて渡れる地面で途中から色が違う場所があり、
通常の移動で渡ると正面が壁になり移動できず、
何処にいっていいのかわからなくなり戻ってみると、
色が変わる手前で緊急回避をしろ!というヘルプが出て
何のことかわからないが言われるままにやってみたら色の違う地面に張り付いた。
こんな要素を当たり前のように登場させてはいけないと思う。
ちゃんとゲーム内で理解させる流れが必要。
あとこの緊急回避で落とし穴を飛び越えなきゃいけない場面があるのだが、
結構シビアな設定で穴に落ちるギリギリくらいから飛ばないと落ちて死んでしまう。
TPS視点なので少し先の地面の見通しが悪い上、
このゲームは×を押しながら移動するとダッシュになるので
急いで移動していると落とし穴にまっさかさまで落ちて死んでしまう事故も多発。
グチャグチャで見通しの悪いマップで穴に落ちないようにダッシュを遠慮しながら
穴を見つけたら飛び込んで渡れる距離なのか、角度なのかを微調整するとか物凄く馬鹿らしい。
さらにこのゲームはコンテニューの区切りが大分大味なので
落とし穴に落ちて死ぬと萎えるほど戻ってしまう。
この壁に飛びついて張り付くとか、穴に落ちるなんてくそみたいな要素のおかげで
理不尽さを感じて本当にイライラした
ステージが戦闘中にうごめいて変化するゲームで、
どこに進んでいいのかわからなくなりやすいので、
貼り付ける壁を探したり、落ちないように歩いたりくだらない気をいっぱい使わなきゃいけない。
このステージ変化でのわからん殺しが最高理不尽で血管が切れそうになった。
こんなくだらんオリジナリティしか出せないならQTEなりアクションボタンで移動にして欲しかった。
■オリジナリティ
基本的にギアーズのぱくり風。平凡なシューティング。
仲間の女性キャラを敵に投げつける要素とステージが戦闘中にうごめいて変化する部分が
このゲームの特色だと思うのだが、女性キャラと共闘する場面がほとんどないという謎仕様。
まあ実際常に遊べたとしても、こういう敵には投げつけが有効だってのもあんまりなく、
銃で撃ってりゃバンバン殺せるので活躍の場も曖昧でそんなにおもしろくもない。
ステージがうごめくのは上記の操作に書いてあるあたり参照。やりたかった事は評価できる。
ずっと似たような風景でつまらないステージ。
このゲームじゃなきゃ味わえない快感も体験もない。
強いて言えば、このゲームでしか味わえない理不尽なストレスなら味わえる。
■字幕オンリー
アクションゲームなので戦いながら読むのが困難
■ボリューム
6時間くらい。普通は少ないと思えるボリュームだと思う。
俺は本当に苦痛で早くクリアーしたかったのでもっと短くてもいいくらいだった。
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ
テーマ:日記・雑記 - ジャンル:ゲーム
- 2010/10/25(月) 21:53:29|
- ├PlayStation 3
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