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ゲームレビュー ボクラの九龍城

ゲームばっかりやってる人のメモ帳

円卓の生徒

【評価 /10】
5点
円卓の生徒 (初回特典:サウンドトラックCD &コンテンツダウンロードカード同梱)円卓の生徒 (初回特典:サウンドトラックCD &コンテンツダウンロードカード同梱)
(2011/02/10)
Xbox 360

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【○】
■モンスターのデザイン
これを動機に買ったくらい。


■トラップポイント
ダンジョンに罠を仕掛けて強敵を呼ぶって仕組み
エンカウントをコントロールするみたいな仕組みはちょっとおもしろい。


■アイテム収集
トラップポイントで強敵と戦って未鑑定アイテムを持ち帰り
強力な装備を手に入れるみたいな
古典的でおもしろい収集の仕組みはしっかり実現してる。


■やり込み
クリアー後のやり込み要素や
マスターモードによる鬼畜難易度モード。



【×】
■単調なウィザードリィ派生
オートマッピング、決定ボタンおしっぱで前ターンの行動繰り返す。
ダンジョン出る魔法がMP1でほぼ使い放題。ダンジョン出るだけで体力全開。
ダンジョン内いつでもセーブ可能と非常に温い仕組みで遊びやすくなっている。
様々な補助機能があり、ウィザードリィの鬼畜な手ごたえを極端に温くしている。
よく言えば遊びやすい、悪く言えば温い。
このゲームは本編クリアー部分はかなり温めで
世界樹の迷宮よりもサクサク進められる。
それでもおもしろければ問題ないのだが、
このゲームの問題はオリジナリティ、新しい遊びの薄さ。

正直ダンジョンの探索、戦闘部分でこのゲームじゃなきゃ味わえない!というほどの魅力はない。
世界樹に比べて職業の特性がスキルではっきりと表現されていないし、
ユニオンスキルという仲間の信頼によって発動するパーティー全体への作戦みたいなものはあるが
BUSINにあったアレイドの超劣化版という感じ。

ウィザードリィの不死、精霊のモンスターには対応した武器じゃないと効きづらいとか、
攫うだ急所を突いて即死だっていう理不尽だったり面倒な部分だけが引き継がれてしまって
大したおもしろみが表現出来てない。

バランスもいまいちで、周辺の雑魚は余裕だったのにボスが異常に強かったり、
ボスの強さ=急所を突く全体攻撃をします。攻撃力が跳ね上がってますというような
頭悪い感じでタンクが攻撃を肩代わりするスキルは失敗しまくるし、
職業の役割やスキルの効果が強く体感できるように作られておらず、
世界樹のような役割がちゃんと仕事をすれば戦えるって感覚が曖昧になっていたのは
緊張感をより誘うためだったのかもしれないが好みと合わなかった。

戦闘以外の部分でも料理とか合成とか煮え切らないどうでもいい要素があって
こんなフワフワした仕組みなら
普通にダンジョン潜って敵と戦うとドロップアイテムにいろんな装備が出ておもしろいですよって
部分をもっともっと伸ばして欲しかった。手間だけ増えて大しておもしろくない。

装備集めとか、職業の組み合わせを考える育成のパターンが多彩だったりとか
RPGとしてクリアーするまでの一定ラインはキープしているものの
中毒になるような強い魅力は持っていないって感想。


■キャラ絵、シナリオ
下手とかじゃなくギャルゲーみたいなキャラクターの絵が
モンスターや簡素な背景に合っていないように感じた。好みじゃない。
PC版はどうなのかわからないがギャルゲー要素を強く混ぜるなら混ぜるで
もっと振り切って欲しかったこれだと中途半端。

シナリオもあってないようなレベル。


■インターフェース
まず開発そのまんまみたいなフォントが安い部分が多々。

インターフェースが体力横一線で非常に状況が把握しづらいし、
攻撃、魔法というようなコマンドがリング状になっていて順序通りに選択する必要があり
一発で魔法、スキルとカテゴリが選べないのも×。

ダンジョンに入る前に編成が崩れたりとか、死んだら編成組み直しとか
面倒な部分もある。


■フリーズ
自分は15時間くらいのプレイで1回発生。
2時間くらい飛んでかなりやる気が失せた。



【おまけ】
それなりに遊べるウィザードリィ派生。
自分はウィザードリィ、エルミナージュ、世界樹、BUSINなどこの系統は大好きなのだが
この円卓はウィズの鬼畜さに忠実ってわけでもなきゃ、
新しい個性を持って成功しているわけでもなく中途半端といった感想。

遊べないゲームではないのでウィザードリィっぽいものを、
あまり構えずに遊ぶにはちょうどいいと思う。
鬼畜を味わいたければクリアー後、マスターモードで任意に楽しむ事もできる。

敬愛する「BUSIN」のアレイドにイメージが近いユニオンスキルって仕組みが出てきて
またBUSINが遊びたくなった。新作でもリメイクでもいいから遊びたいなあ…


【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ


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テーマ:日記・雑記 - ジャンル:ゲーム

  1. 2011/02/28(月) 21:41:47|
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