【評価 /10】
8点
【○】
■良リメイク
元々神ゲーだってのはわかっていたけど、改めてプレイしながら再確認。
やはり一番は、同じことを繰り返しているのにそれを苦痛に感じにくい所だと思う。
戦闘のテンポの良さ、世代交代による新鮮な成長テンポと、たしかに強くなっていく成長感、
戦闘時のルーレットによるアイテムゲットの期待感、
毎回の冒険に変化がありもう一度行こうって中毒になる仕組みが仕込まれている。
毎度のプレイでドラマを作るというかイベントが生まれるようになってるのは本当に良く出来てて
何か失敗したって時点で普通のRPGはロード一択なのだが、
仲間が死んでしまったけどボスが倒せた、貴重なアイテムを手に入れたとか
ユーザーがロードをためらったり選択を迫られるようなシチュエーションが生まれやすく作られているのはおもしろい。
ここからはリメイク版の変更点と新要素について。
まず変更点。細かい部分でかなり多くの要素が調整されている。
目立つ所では、セーブが早くなった事!これは本当にでかい。
シビアなゲームだけにセーブの頻度が多くなりがちだったのだが旧作はセーブが長くて本当に苦痛だった。
戦闘面は、併せの威力が向上した事で凄いダメージが出るので爽快感も大きく積極的に使うようになった。
あと奥義も健康度を気にするあまり死に要素気味だったが、その辺が緩和されて
併せが出来るようになったりと昇華したのは良い点。
ゲームバランス全体にかなり手が入っているという話だったので少々不安だったのだが、
難易度変更でサクサクとテンポ良くも、歯ごたえたっぷりも
遊びを自由に選べるバランスはそのまま。
新要素は、
ビジュアルを3Dにしているが魅力を損なわない程度の良い具合。技の演出などは派手になってプラス。
基本移動時に十字キーで道具や術へショートカットで遷移できるようになったのは非常に便利。
刀の継承という武器を世代に引き継ぐ要素が追加、奥義の合わせ、新ダンジョンなど追加要素も豊富。
一番大きいのはアドホック通信により他のプレイヤーと結魂して子供をもうけたり
養子として子供を渡しあう事が出来るのはおもしろい。
俺屍はスケジュールや戦闘で得られた奉納点を管理して賢く子供を作って育てていくゲーム性が魅力なので、
結魂、養子システムはノーリスクで強い子供をポーンと渡せる非常にバランスブレイカーな要素なのだが、
あくまでプレイヤーの選択次第なので、
同じくらいの進行度の人と交換すればちょっとした助けになるし、
ゲームが下手な人も強い人の子供をもらえば難易度あっさり以上にお手軽プレイが楽しめる。
単純に自分の子供自慢をして交換するって行為が非常に楽しくて新しい風。
「そんなに変わってないだろうしアーカイブスでいいや」
なんて人に迷いなくこっちを選んだ方が良いと言える良リメイク。
■隠しダンジョン
コンテンツ追加で裏で糸を引いていたアイツと戦える粋な追加要素。
【×】
■特になし
リメイクなのでよっぽどの事がないと8点以上はない感じ。
【おまけ】
ただ移植しましたとは全然違う良リメイク。
数年ぶりに結成した俺屍チームがこれだけのリメイクを作れるって証明してくれたので
予定されている次回作2に超期待!
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ
↓を押して頂けると微妙にやる気が出ます。
テーマ:日記・雑記 - ジャンル:ゲーム
- 2011/12/22(木) 21:11:21|
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