【評価 /10】
7点
XBOX版をプレイ
【○】
■カスタムバトル
恒例のパーツをカスタムして自分だけの機体を作りミッションや対戦に挑んでいく。
あれこれパーツを悩んで組み上げたり、プレイヤースキルを感じられる対戦がおもしろい
「まともに遊べれば」基礎は十分ある。
初代から3まで遊んでいたのだが操作難易度がどんどん上がっていくように感じて
敬遠していたが今回復帰。
かなり操作もコンパクトになって遊びやすくなっているように感じる。
今作の特徴でおもしろいのは壁蹴り。
ジャンプした後、建物などの障害物に触れて、
行きたい方向にレバーを入れながらもう一度ジャンプを押すと
壁を蹴って高速移動が出来て、敵に直行するか、そのまま建物の上に上るか
一度建物から離れたと見せかけてブーストで戻って角度を変えて後方に行くか、などなど
今までのロボゲーのようなただブーストふかして右に左にってだけじゃない
あらゆる角度に縦横無尽におもしろい高速移動する遊びが出来る。
遊びとしてもおもしろいけど、
でかいロボがビルの破片を散らしながら高速移動している演出が良くて
慣れていくほどプレイヤースキルの成長感があるし気持ちいい。
■フリー対戦
領地戦は糞仕様なのでこの存在が救い。
チーム戦が非常に楽しい。
■チームの良い点
チームとは他のゲームでいうギルド、クランみたいなもの。
プレイヤーはゲーム開始に必ずチームに所属する。
もちろん一人チームでソロプレイも可能。
オンラインにつないでソロプレイ、co-op、対戦を繰り返すと
チームのレベルが上がってショップの内容や新しい遊びがアンロックしていくって仕組み
チームに入ると
メインメニューで他メンバーがミッションや対戦に行こうとしてるよ!とかアラートされるのでメンバーが多いチーム
ほど活発に部屋が立ち
ガンガン乱入してco-opや対戦を一緒に遊ぶことが出来る。
関心したのは野良でチームを組みやすくしている仕組み
何処かのチームに入りたいなーって人が
チーム検索をかけると存在しているチームの一覧が出てプロフィールを読み
気に入った所に気軽に参加することが出来るようになっているので
「入ってもいいですか?」 数時間、数日後に 「いいですよ」 やっと参加みたいな
コミュニケーションをとらないとチームに入れないっていうハードルは低めになっていて素晴らしい。
もちろん鍵をかける事も可能。
ちなみにチームに所属したくない人やチームメンバーが全然ログインしてないって人も
傭兵登録をすることで他人のチームのco-opや戦争にメンバー補填され
マルチプレイを楽しめるようになっている。
実際いろいろ失敗している部分とか足りない部分もあるけど
コミュニティで楽しんでほしいって根本的な作りは凄く良い。
【×】
■サーバーが不安定
まともにオンラインプレイが出来ない。頻繁にサーバーが落ちる。
各モードでマッチングもされづらい。
ネットではブリーフオンライン(ブリーフィングで固まるから)なんてあだ名がついている。
■領地戦
簡単に説明すると、このゲームにはシーズンっていう期間の区切りがあって
その期間内にプレイヤーチーム同士で対戦して領地を奪い合う。
チームでストーリーミッションしたりメンバーが活動するとチームポイントってのが蓄積され
そのポイントをBETして領地戦争にチャレンジできる。
領地戦には3つの戦いがある
侵攻ミッション
領地には体力があり侵攻ミッションを繰り返して体力が0になって「決戦ミッション」で勝つと領地を奪える。
攻めたい土地を選ぶことが出来ないので地域の無数の土地のどれかがマッチングされ侵攻。
よってどの土地をどのくらい削ったとかさっぱりわからないので何してるのかわからない。
あと現状防衛をする人がいないせいで、棒立ちのNPCを殺すだけの最高に糞つまらない作業に頻繁になる
防衛ミッション
土地の所有者が攻められたときに応戦することで、勝利すれば土地の体力が削られるのを防げる。
侵攻の狙いがランダムなせいで集中攻撃されることがあまりなく
シーズン中に体力が削りきられることがあまりないし、
いくつも土地を持っている人間にとってはどうでもいいなどの理由でそれほど必死にやる必要がない。
決戦ミッション
防衛側は決戦ミッションに勝つと領地の体力を全快できるのだが、
防衛ミッションと同様の理由で土地の体力が減りきる恐れが薄いのでやる必要がなく
相手がいないのでなかなかマッチングされずボーっと待ってるしかない。
いつでもまともに機能しているとは言えない。
領地のメリット
評価が上昇することで4人co-opの巨大ボスミッションに挑戦できたり
領地に砲台などをカスタムし防衛戦が楽しめる。
巨大ボスミッションは上記の理由で
領地を獲得できない多くの人にとって死にコンテンツ状態。
土地の獲得数の制限もないので所有者も偏っていて
弱かったり人数が少ないチームに土地が回ってこないあたりも仕様の作りが甘い。
まあ欠陥が多すぎて根本的な解決は難しいと思うが
なんらかの方法でもっと対戦がまともに行われるようにして欲しい。
現在の仕様では多くの人がまともに遊べていない糞仕様。ルールも難解。
まあいろいろ改善方法はあると思うけど開発は直しただけコストがマイナスだと思うので
ほとんど直せないだろうね。
チームで領地を取り合おうっていう根本の発想は良いのに非常に勿体ない仕組み。
これならただのチーム戦でランキングでも争ってる方が楽しい。
■パーツがもっと欲しい
オンラインで追加していくのだろうが
ゆっくりやってプレイ時間20時間前後レベル50くらいで早々と打ち止めてしまうのは寂しい。
■遊びづらい。不快適
本当にテストプレイをしたのかと思うほど山ほどある。
・説明書必須
操作以外の部分では説明書を読め、
読んでもわかりづらいって部分が本当に多い。
・UI
ショップでパーツを購入する時の特徴やステータスがわかり辛い。
ショップ内で装備入れ替えができない。
初期のゴミのように使い道のないパーツをリストから外せず邪魔。
間違えてパーツを全部売ってしまった対策だと思うが
じゃあショップのリスト内に0円で購買できるようにすりゃいいだろと。
パーツ編集
編成画面でパーツを入れ替える時も、
例えば頭パーツを選んで、そこに表示された項目がインベントリかと思いきや
現在つけているパーツが表示されているだけで、
そのUIが出ていく時につかうBボタンを押すとパーツのジャンルが表示されて
そこから購入したパーツを探して選択すると装備とかまじわかりづらい。
戦闘中のUIもビジュアルにこだわっただけで
残弾が把握しづらく実用性が低いと思う。
他にもいろいろあるけど全体的にセンスがない。
・対戦前演出
演習や領地戦で毎回くそ長い登場シーンを見る羽目になる
■傭兵
大型チームに属していない、一人で遊びたい、チームメンバーがログインしてない人向けの
戦争に傭兵としてして参加出来る機能だが、やる価値がまったくないし
傭兵がいると読み込み地獄になってしまうのでほぼ呼ばれない。
■チーム機能の不満点
チームに友達が直接誘えない。
検索機能を使ってチーム名を調べれば参加できるのだが
XBOXのフレンドを直接招待したりは出来ない。
なんで直接誘えないのか意味がわからない。
チームのレベルはメンバーの行動で上昇するのだが、
いきなりチームレベル50とかのチームに入った初心者は
最初から強力なパーツが出ているので、途中のパーツをすっ飛ばして購入することも出来て
成長感を失っている気がする。すぐに追いついて対戦が出来ることをプレスと取るか…?
一人でこつこつ、キャンペーンモードをRPG感覚で遊びたい人は注意が必要。
■撃墜された後
対戦やミッション中に死んだ場合
マスコットキャラみたいになってマップ内をウロウロ出来るという仕組み。
ジャンプと軽いマシンガンが撃てるのだがハエも殺せないレベルで意味がない上、
移動速度も遅く、高いところも登れないので
仲間の勇士を見ることもできない生殺し状態。
これなら、仲間を固定カメラで追いかけてる方が状況を共有して応援したりアドバイスしたり出来て全然楽しい。
死んだら嫌がらせを受けるって感じのシステム。
本当にこれをテストしておもしろいって思ったの?と聞きたい。
■オペレーター
このゲームは戦闘中に敵を索敵して情報を探り弱点を把握するのが重要なのだが
戦闘中にそれをするのはスキャンモードという非戦闘状態になる必要があり、難しい。
オペレーターはマップを浮環している状況で
RICONを撃ちこんで索敵したり、この敵を一斉に狙え!って指示したり
ボイチャで戦況を伝えたり指示したりできる役割。
ゲーム性を理解していくと非常に有効な存在なのだが、
ボイチャがないとお話にならないのでハードルが高いし、この役割をする人はとにかくつまらない。
トラップを配置とか配給を送るとか無人兵器を操るとかもう少し遊び応えがあった方がいいかなと。
これがあるせいでAC対戦がしたくて入ったのにイヤイヤ地図を眺める係になるハメになる。
作り手の熱い妄想が、実際の遊び手のニーズとがっちり噛みあっていないと思った。
■シナリオ
世界観説明やキャラクター説明が浅すぎるのと展開が飛びすぎてまったく入り込めない。プレイヤー置いてけぼり。
主人公の立ち位置的も会話をしているキャラクターの
いつも横にいる物凄く頼もしい仲間くらいの軽い存在。
最高につまらなかった。この程度ならなくてもいいので
敵キャラのセリフで勢力と個性が感じられる程度でも良かった。
【おまけ】
結局おもしろいのはカスタムと対戦って所。
本当に勿体ない、コミュニティで遊ぶっていう新しい挑戦がうまくいけば
オンラインゲームとして素晴らしいのに残念。
※加筆2/7
このレビューを書いたときより
マッチングやブリーフオンラインはかなり改善してきている
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ
テーマ:日記・雑記 - ジャンル:ゲーム
- 2012/02/09(木) 21:57:33|
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