【評価 /10】
5点
【○】
■1プレイのハイスコアを目指すアクションゲーム
一体どんなゲームなんだろうと思っていたら、
単純に言えばキャラクターを強くして残機を増やして
出来るだけ長くプレイしてハイスコアを稼ぐっていうゲームらしいゲーム。
実際のゲームの流れは
世界観は人間がいなくなった渋谷の街にポメラニアン、シカ、ワニ、ライオンなど…
草食肉食様々な動物が生きていて食物連鎖をしている。
プレイヤーは最初にポメラニアンを選択。開始と同時に時間が経過し始め
はらへり度が自動的に低下し続け完全になくなってしまうと体力を削りいずれは死んでしまうので
常にウサギやカラスなど自分より弱い動物を狩り、腹を満たしながら経験値が入るのでレベルアップして強くなっていく。
チャレンジといういわばクエストが存在するのでそれを見ながら進めることで行き先などに迷うことはないのと
クエスト達成で能力のボーナスがかかるのでプレイヤーは基本それの達成を意識しながらゲームを進行する。
(無視して自由に遊ぶことも可能)
15年(プレイ時間にして15分~20分くらい?)で老衰になってしまうのでそれまでに出来るだけ良いメスを見つけて
繁殖する必要がある。繁殖すると能力が引き継がれより強力なステータスになるのと、
子供が複数生まれ、子供の数=残機になるので長く生き残れるようになる。
その基本の流れで遊んでいくと、必ず新しい動物のアンロック条件のクエストが出てくるので
繰り返し遊ぶことで新しい動物が使用可能になる。
アクションとしては結構カジュアルで
□ボタンの通常攻撃、ジャンプの基本行動
このゲームの特徴と言えるR1ボタンの必殺攻撃がある。
敵に近づいたり殴ってよろけさせると、敵に噛み付きマークが表示され
マークの色が一番濃いポイントでタイミング良くR1ボタンを押すと一撃で敵を倒せる
演出も派手で繰り返しても気持ちいいと思えるアクションの良い刺激になっている。
敵に気づかれないように後ろから近付いて一撃で決めるような
メタルギアとか天誅のようなステルスアクション的な使い方も遊びのパターンになっている。
■グラフィック
グラはそんなに頑張ってないし、ジャンプに予備動作がなかったりモーションも適当だけど
チープかわいい感じで全然ありだった。
【×】
■飽きやすい
動物が相当数いても、草食か肉食ってだけで大きな遊びの差が薄い。
戦略とか遊び方の差が浅すぎる。
なによりステージがずっと一緒で進み方も似たような形になるので退屈を感じやすい。
こういうステージだからこういう特徴がって遊びも考えられてないし、
理由もなく豚とかヤギがビルの上にいたりただステージの見た目を作りましたよーって感じで結構適当な作り。
■チャレンジ
チャレンジ条件が例えばマーキングを5個しろと言われた場合、
予め1個マーキングしていても換算されずチャレンジ開始後からの判定になっているため
どうしてもチャレンジの事を意識して遊ぶ必要があり
予めチャレンジリストを全部みて計画を立てて遊ぶという事になってしまい
なんだかシステマチックなところに引っ張られてつまらないかなと。
■成長上限
早々に成長が止まってしまうのもつまらない部分。
何かしら育成に幅があるとかもう少し遊びを足して欲しかった。
【おまけ】
1500円とか2000円で配信してたら妥当なゲームだがこれで定価はきついかなと。
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ
テーマ:■PLAYSTATION®3 - ジャンル:ゲーム
- 2012/06/14(木) 21:39:56|
- ├PlayStation 3
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