【評価 /10】
4点
【○】
■便利機能
スキップや早読み、好きなタイミングでタイムラインに戻れるなど
快適機能は完備。
【×】
■シナリオ
428のスタッフが!という煽りでかなり期待していたのだが、
個人的には期待外れな内容だった。
428は複数の主人公達それぞれにしっかりとした物語があり個性的だった。
全ての主人公に感情移入してそれぞれのシナリオに取り込まれていき、
さらにそれぞれの物語が影響し合っていく所に感動したのだが…
このゲームは428に良く似た複数主人公の形をとっているが
1つのシナリオを5人の主人公にぶった切って分配しているだけで
タイムトラベル系に当てはめたありがちな個性薄いシナリオを
不自然に何度も停止されながら小出しで見ていく感じでうっとうしくてしょうがない。
キャラクターも薄味で、万人に広く受け入れられるのかもしれないけど
俺個人にとってはおもしろくみのない凡人ばかりで退屈だった。キャラの掘り下げも軽め。
一番重要なゲーム性。
各主人公の行動による他主人公への影響って要素がめちゃくちゃ浅い。
例えばA主人公が車内でしゃべっていてドライバーが気を取られていたから
B主人公をひき殺しちゃったので、A主人公でプレイしてひかないようにするとか
Aさんが敵に撃たれて死んじゃったので
Bさんを先に遊んで発砲するやつの邪魔をすれば進めるようになるという超浅な関係修正ばかり。
428にもそういう浅いのはあったがもっとわくわくするような影響のものもあったし、ボリュームも豊富だった。
ゲームを止めるたびに、毎度演出が入ってサクサク仕切りなおせないので非常にテンポが悪いのも問題。
■1枚絵、文章を読ませるからこその良さを再確認。
プレイングシネマ。というだけあって
一枚絵や写真ではなく、3Dのアニメーションが流れていく。
文章をしっかり読む必要がなく吹き替え映画をみているような感じになるのだが、
文章だからこそ、写真だからこその想像で膨らむ部分、個性が失われていていて
個人的にはつまらないなと。
3Dなのでグラフィックのクオリティも気になったし、
汎用キャラが何度も出てきてしょぼく見えるのもマイナスポイント
■ボリューム
かなりあっさりと終わってしまう。
428は完全クリアーに結構苦労したが…
おまけのラブプラス風コミュニケーションゲームはテンポが悪くて辛かった。
【おまけ】
心から楽しみにしていただけに残念。期待が大きすぎた。
俺の好みには合わなかったけど、普通に遊べるゲームだと思います。
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ
テーマ:日記・雑記 - ジャンル:ゲーム
- 2012/07/19(木) 21:37:15|
- ├3DS
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0