【評価 /10】
4点
【○】
■奇跡のコラボ
「もしも、こんなゲームがあったら笑っちゃうよな」って事が実現している。
セガ、カプコン、バンナム3社の29作品が一同に会する物凄くカオスで夢のようなゲーム。
一番近いイメージだとスパロボのようなコラボゲーム。
前作とも言える「ナムコクロスカプコン」や「無限のフロンティア」のモノリスソフトが開発しているので
それらの基本システムに非常に似ている。というかほとんど同じで、目覚ましい進化はない。
このゲームの魅力は冒頭でいう奇跡のコラボを実現しているという一発ネタが全てかなと。
ゾンビリベンジ、ファイティングバイパーズ、エンドオブエタニティなど
こう言っちゃ失礼だが、掘り返されるとすら思ってなかったゲーム達が出演していて
思わずにんまりしてしまう。凄くニッチな願望を満たしているゲーム。
いや、俺は好きなんですよ?
■戦闘アニメ
2D絵がぬるぬる動く。何度みても凄いと思える戦闘アニメは素晴らしい。
職人芸を見るためにこのゲームを買う価値があるとも言える。
そういう点でもスパロボに似ているのかも。
またまたこう言っちゃなんだが、完全に原作越えをしているようなものが多いので、
夢を見せてくれると言っても過言ではない。
【×】
■シナリオ
このゲームはこれが命とも言える。
あのキャラクター同士の夢の競演!掛け合いが!
そういう部分にすごく期待をするのだが
なんだか煮え切らないようなシナリオと展開ばかりで
それぞれを知っている人が燃えてくるぜ!っていうネタは乏しかったのは残念。
各社に気を使って強烈な展開や白黒を避けたからか?だとすれば勿体ない。
これほどの色物お祭りゲームなんだからもっと大暴れしたシナリオを書いて欲しかった。
■ゲーム的な楽しさが足りな過ぎ
冒頭20話くらいまで新規キャラクターが追加されていく所は
新鮮味としては楽しいのだが、
シミュレーションとして、RPGとしての要素が足りな過ぎるので、
キャラが全て登場してあとは同じような雑魚とずっと繰り返し戦うフェーズに入ると猛烈に退屈になる。
成長の楽しさ、戦闘の駆け引きの楽しさ、そういった要素が物凄く足りない。
同じ事をずーーーと繰り返していく上に毎戦闘が長い。
■チュートリアル
ゴミみたいなチュートリアルで長文テキストを最初で大量に垂れ流す。
【おまけ】
こういうゲームが名作だと大喜びするのだが、
イメージ通りのゲームだった。
この出来だとIPに頼って雑に作りましたって印象。
こういう企画自体は大好き。
また発売日に買うんで懲りずにやって欲しい。
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ
テーマ:日記・雑記 - ジャンル:ゲーム
- 2012/11/08(木) 21:05:01|
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