【評価 /10】
8点
【○】
■圧倒的なボリュームによる遊びの変化
龍シリーズ持つ戦闘の楽しさ、爽快感。
豊富なミニゲームの数々。特にバーチャ2のオンライン対戦まで可能なのはびっくり。
遊びやすい親切設計などはそのまま。
この辺は深く語るほどのない安定感。
シリーズ重ねるほどコンテンツを追加して
様々な遊びが楽しめるテーマパークを増設しているような感じなのだが、
今作は新規の遊びの追加量が半端じゃない点がポイント。
今作も各章毎に主人公が異なっているのだが、
今まで最大でも2つだった箱庭都市を一気に5つに。
各主人公毎に贅沢に配置。
一番驚いたのは各主人公の遊びが大きく異なっている事。
前作のように殴り方が変わるだけではない。
それぞれのアナザーストーリーというサブゲームが
完全な新規ゲームで結構なボリュームで作っている。
タクシードライバーになって安全運転が評価されるタクシー業務と
走りやたちとのレースゲーム。
マタギになってTPSや罠を配置してでウサギやクマなどの獲物を取る。
アイドルになって音ゲーバトル、握手会やテレビ出演によるミニゲームの数々。
バッティングバトル。独特の操作ルールと成長要素で最初は戸惑うが中々におもしろい。
大体各章完全にやり込むと7時間前後かかり、
章が変わるごとにまったく違うゲームが始まるので新鮮な遊び体験を味わえる。
新しい事を一気に入れた分それぞれの刺激は少々薄い不満はあるが
新作を出すごとに大きな挑戦をして成功ラインに持って行ってるのは本当に凄い。
このシリーズに対する安定感、信頼度、次回作への期待はいまだブレない。
■シナリオ
当然本編は夢中で追って行ったし、
横道までしっかりとシナリオが作られていて楽しめた。
【×】
■アナザーストーリーの無駄に感じるボリューム
新規投入なので遊びの深さがまだ足りない。
それなのに無駄にボリュームを入れているので同じことの繰り返しになって飽きを感じやすい。
俺は全員の穴ざーストーリーをすべてやりきったので余計感じた。
具体的にはマタギでは射撃方法はパターンないし、罠も繰り返しにしては手間が面倒で詰め切れてない。
狩り対象の数が少なく同じアイテムお使いクエストを何度もやる事になる。
アイドルモードでは楽曲が非常に少なく同じ曲、同じボタン指示で何度も何度も繰り返す事になる。
ダンスバトルの動きもパターンが上下左右1~2個で寂しいけど何十回も繰り返すので見飽きる。
こうなっちゃうとボリュームが多いっていうプラス要素が逆にマイナス印象なのであっさり遊ばせて
あれおもしろかったからもっとやりたかったわっていい思い出にするくらいが良かったくらい。
今後のシリーズで厚みが出ることに期待。内容自体はどれもおもしろかった。
■戦闘前の不満
戦闘中ではなく、前の部分
今回シンボルの配置が多い上に、避けづらいので
意にそわない戦闘を何度もさせられる感じがする。
歩いてこそこそすればエンカウント回避って仕組みがあるのだが
龍が如くでこっちがこそこそしなきゃいけないとか
今までの流れからみてありえないと個人的には思うのだが。
エンカウント時の絡みとリザルトが省略されたのだが
結局冒頭少し読み込むので演出が減ったくらいにしか感じない
もう少し詰めれる気がする。
■ヒートアクション
このゲームの繰り返し戦闘を楽しく気持ちよくさせる重要な要素。
今回は同じヒートアクションをばかり見る事が多いと体感する。
場所に応じたヒートアクションの数が減っているような、そういうシチュエーションになりづらいのか。
違う人物でも被ってるのがあったりするのも気になる。。
汎用性が高い地面にいる敵へのヒートアクションが無駄に長いのでテンポ悪いし飽きる。
■ボス戦
前からそうだけどボス戦がつまらない。
強い敵はスーパーアーマーは異常な回避をするだけ。
理不尽さを感じる事が多くて
薬ががぶ飲みでごり押すつまんない戦いになりがちな気がする。
もうちょいやってて操作の楽しさ、仕掛けのバラエティで楽しめるようなボスバトルにならないかなと。
■一部サブクエの場所表示
クエストのポイント表示が一部ない。コンプリートに無駄な障害。
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ
テーマ:日記・雑記 - ジャンル:ゲーム
- 2012/12/30(日) 22:28:50|
- ├PlayStation 3
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