【評価 /10】
5点
PS3版をプレイ
【○】
■進化した続編
「2作目」に強い無双シリーズのジンクス通り
個人的にかなり駄作だった前作に比べてかなり進化していた。
比較して良い点を書いていくと、
・「北斗の拳」のシナリオを最初から最後まで贅沢に収録。
それだけにかなりのボリューム。
シナリオイベントのためだけにキャラモデルを書き起こしてたし声優も贅沢に使っていた。
原作ファンが喜ぶような小ネタの数々も収録していて楽しめた。
重要なイベントは豪華なムービーにしていて原作を思い出して涙してしまったほど。
愛ある作りになってたと思う。
・アクションが進化
一番はケンシロウ。前作のようなスローモーション攻撃ではなく、
攻撃は早くなり演出も派手になってかなり気持ち良くなっている。
戦闘の爽快感を上げていたポイントとして
吹っ飛ばした敵がほかの敵にぶつかることで多くの敵を巻き込むようになっているのと、
そのへんのオブジェにぶつかることで派手に崩壊するなど演出面には多々工夫を感じた。
・使用キャラ数大幅増加
修羅の国編が入っているのでかなりの増えている。
■ボス戦
無双シリーズのタイマンと言えば
ダメージを食らったら走り回って、無双ゲージが貯まったら技を撃つっていう
しょうもない戦いになると思っていたのでなんの期待もしていなかったのだが
回避で敵の攻撃を避けて、チャンスに奥義を打ち込み大ダメージを与える遊びは
単純だがやり応えがあった。
【×】
■単調な雑魚戦
ただ雑魚をひたすらなぎ倒すというシーンがあまりに多くて単調だった。
総プレイタイムの7割くらいは特にミッション性もなく雑魚をなぎ倒してる。
「それが無双だろ」と言うだろうが、占領という目的があったりドラマとは関係なく
ここでモヒカン倒す必要ないだろって場面でも四角い箱部屋に閉じ込められて
延々変わり映えのしないモヒカンを殺すだけなので飽きを強く感じる。
■成長要素
ステージをクリアーするとパズルのピースようなアイテムを手に入れて
上手く並べると攻撃や防御が大きく上昇したり、
スキルが発動するという仕組みなのだが、セットが面倒な上に全然おもしろくない。
一番の悪はマップをクリアーするたびに所持量がいっぱいだから処分してくださいと言われるのが
テンポ悪くなってゲームのおもしろさを損なわせてる。
経絡図というシステムなのだが北斗原作とさほどシンクロしてないし普通に無双同様の武器で良いです。
■幻闘編
ケンシロウが主人公の伝説編を攻略することで使用キャラクターがアンロックしていき
そのキャラクターを使って遊べるモードなのだが、
つまらないオリジナルストーリーと、ほぼ全部同じ陣取りゲームで非常に残念な出来。
各キャラに三国無双のようにストーリーモードがのっかてたら凄かったが。
■涙
イベントシーンでキャラクターが流す涙が固まった接着剤みたいで冷める。
もうちょいなんとかならなかったのかと。
【おまけ】
前作が微妙すぎたので、上記の点様々良くなっていると感じるのだが、
約10時間前後のストーリーモードをクリアーするとあとはあまりおもしろくない幻闘編になってしまうので
三国、戦国無双ばりに長く遊べるとは言い難いかなと。
ただ北斗の拳ファンがキャラゲーとして楽しむにはストーリー全収録で、
豊富なキャラクターが遊べるのでおすすめと言える。
声優が違うとかイベントの再現度が完璧じゃない!とかそういうレベルで文句垂れる人には向いてないがw
※XBOX版はロードがめちゃくちゃ長くて劣化版という話なので注意
パッチで治るかもしれないが・・・
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ
テーマ:日記・雑記 - ジャンル:ゲーム
- 2013/01/10(木) 21:03:09|
- ├PlayStation 3
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