【評価 /10】
5点
PS3版をプレイ
【○】
■プレイヤースキルを磨く楽しさ
ややこしい操作を上手に使いこなす事でコンボをガンガン決め
ミスなく高度なプレイをこなして高い評価を得るのがメインの楽しみになっているゲーム。
ネットで競う事も可能。そういう意味ではdmcという感じ。
操作についてはいくらなんでもゴチャゴチャさせ過ぎかなと思うのは正直あって、
例えば移動で、赤いマーカーに向かってR2引きながら□、
すぐにL2引ききながら□、すぐL2引きながら×みたいな事しながら移動とか…
そういうややこしい操作をこなして高評価を得た時に
プレイヤースキルを高めているマニュアル操作をきっちりこなす変な達成感や快感はある。
異質な楽しみ方で操作範囲を狭めつつプレイヤースキルを追及する作りの方が
個人的には好み。
操作のややこしさとは対極にバランスに関してはややライト傾向で
モンスターの行動パターンを攻略したり評価を上げるのが簡単だったりと
ニンジャガイデンや、過去のデビルメイクライほどの歯ごたえには物足りない。
そういう意味では中途半端なのだが…
操作はややこしいけど慣れればお手軽コンボは爽快感があって楽しめるし、
リトライを繰り返すほど難しい事はなく遊びやすいという、
難し過ぎるのは嫌だし、あまりに歯ごたえがないのも…
という中間のいい具合になっているとも言える。
ステージは非常に綺麗で現実世界が崩れていき魔界に飲み込まれていく
ド派手な演出は目に楽しい。戦闘演出も派手で気持ちいいので
最後まで大きなストレスはなく、楽しくコンボを決めて
綺麗なステージを攻略していけるので気持ち良く遊べる。
【×】
■新しく構築したキャラクター、ストーリー
主人公のダンテ、兄のバージル、父のスパーダやラスボスなど
立ち位置と名前、ざっくりしたイメージを当て込んでいる。
大きな変更点としてはダンテ達兄弟の母が天使であり、
悪魔と天使のハーフ、ネフィリムという特別な存在という設定になっている。
ラスボスに両親を殺された二人はその復讐を目指すというストーリーなのだが…
悪魔だ天使だと言っているけど、
正直やってることはチンピラの抗争みたいなもんで中身がすっからかん。
ダンテはファッ○、ビ○チと汚い言葉をcool(笑)に発する安い若者になっていて、
ヴァージルはラスボスの子供をお腹に宿している女悪魔を人質にして
結局腹を銃でぶち抜きラスボスを怒らせるなんて外道行為はするし浅い野心家で小物感バリバリ
ラスボスも冒頭からダンテ怖いよ!ってビクビクしてて威圧感がない。
それぞれ改変するにももっともっと振り切っていればまだ楽しめたのだが、
表面的にしょうもない所しか描いておらず
薄味のクズになっていてただの改悪にしか見えなかった。
俺は別に過去作に強い思い入れがあるわけじゃないが
このシリーズの続編はまず買わないと思う。
■説明が足りない
新要素が出てきた時にゲーム内の説明不足を感じた。
■ローカライズ
英語をあまり使わず、
ダッサイ文字フォントで変にでかいカタカナや感じ、飾りっ気なく真っ白な
文字表現を主流としており、
TOPメニューで「道場モード」とか見てても萎えるし
戦闘中にモンスターが初登場した時の名前表示もダサいカタカナ表示でげっそり。
「スタイリッシュ」からは浮いて見えた。
■UI
ミッションの変わり目などでロードが少し長くて気になった。
UIが悪い部分があって、ミッションが進むたびに待機画面に行き、
そこで間違えて×を2回押すとメインメニューまで戻ってしまう
事故が起こりやすくそのたびに長めのロードを味わったのが一番気になった。
成長画面でスキルツリーが増えるほど
ラグるというありえなくしょぼい現象が起こっていた。
戦国BASARAのようにアクション一つにムービーを付けたせいで重くなったんだろうが…
【おまけ】
キャラクターの魅力の薄さっぷりはげっそり。
遊びはそこそこだが、新しさには欠けていて地味。
キャラもゲーム性も新しさを盛り込むチャンスの作品だっただけに残念。
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ
テーマ:ゲームプレイ日記 - ジャンル:ゲーム
- 2013/02/21(木) 21:41:59|
- ├PlayStation 3
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