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ゲームレビュー ボクラの九龍城

ゲームばっかりやってる人のメモ帳

rain

【評価 /10】
6点



【○】
■世界観
このゲームは風ノ旅ビトやLIMBOなどに近いイメージで
1つのテーマにそって必要最低限なものだけで構築されたデザインで
世界観、ビジュアル、遊びに一貫性があり強い個性を持っている。
風ノ旅ビトは砂、LINBOは闇だったが、このゲームは雨をテーマにしている。

雨がひたすら降り続けるヨーロッパの石畳の街に
ドビュッシーの月の光が流れる。
「これがやりたくてこのゲームを作ったんだろうな」と
強く感じさせてくれる迷いのない完成した世界観、独特の雰囲気を楽しませてくれる。

ザーッと流れる雨音や、垂れる滴、濡れた主人公がペタペタと歩く音、クラシックの名曲と
耳を楽しませてくれるゲームで、音量を大きくするとより世界観を楽しめるゲームかなと。

ゲーム性としては、
主人公は透明な少年で、雨の中に立つと実体化し、
雨宿りできるような屋根のある場所に行くと姿が消える。
その特性を利用して怪物の目をくらましながら目的地へ進んでいくというゲーム。
ゲーム自体はかなり単純なものだが、姿が消えているときにビンを蹴飛ばしてしまったり
泥水に足を突っ込むとしばらく足だけが実体化してしまったりと
透明人間気分を味わえるのも珍しい体験で良かった。



【×】
■平坦な印象
テンポが非常に良くサクサク進む.
ゲームは単純なもので難易度も低い。
非常に単純なパズル&アクションが平坦に続いていく。

不満はここではない。
操作が簡潔でゲーム性がライトなのはこれでいいと思う。

シナリオも、ステージ的なビジュアルの変化も乏しいのが気になる。
最初の受ける強い印象からどんどん慣れてしまって似たような風景
あまり強い印象に残らない部分が多くなっている。

この手のゲームに求めるのは、歩いているだけで楽しいとか新しい発見が次々あるとか
目で楽しい耳で楽しい感動できるようなビジュアルや、印象に残るような展開、
飽きを感じさせないようなずっと気持ちを引っ張られるような部分がもっと欲しかったかなと。
遊びは簡潔でもその操作の中で表現できる感触の違いはもっとバリエーションが出せるはず。

値段設定も安いのでしょうがない部分はあると思うけどね。



【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ

テーマ:日記・雑記 - ジャンル:ゲーム

  1. 2013/11/07(木) 21:03:25|
  2.  ├PlayStation 3
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