【評価 /10】
8点
【○】
■メタルギア「新生」を感じられる
今作は「メタルギアソリッド5ファントムペイン」の序章的作品。
事前にそういったふれこみで、ボリュームは少ないため低価格で販売されている。
プレイするとまず驚くのはグラフィック。
本編が夜で暗く、かつ天候が悪い状態で演出されているのだが、
暗闇を照らすサーチライトの光、激しい雨と風、それに濡れた衣類や岩、はためく旗など
これだけの表現が出来るんだぞ!というPS4のパワーも感じさせてくれる。OPムービーとの切れ間が分からないくらいのクオリティでゲームシーンが遊べる。
アクション面。
操作はピースウォーカーベース。
たくさんのボタンを使うし、一般のFPSとはキーアサインが微妙に違うため慣れが必要だが
慣れると深くUIを潜らなくても様々な動きが出来て良い作りだった。
特に気に入ったのは「ながら行動」の便利さ。
人をおんぶしながらのリロード、双眼鏡をのぞきながらの移動や通信などが可能で
スムーズにアクションしてくれる。
過去のメタルギアと違って広域のマップでかなり自由な探索と攻略が可能になっている。高いところに上ったり建物の隙間に紛れ込んだりとかなり自由。過去作のような不自由さとは差別化。
敵を双眼鏡で索敵してマーキングしながら攻略ルートを組み立てて、
一人残らずノックダウンして無人にするもよし一切敵に接触せずすり抜けるもよし
正面突破で皆殺しにするもよし、自分だけの攻略方法を楽しめる。
遊び心地はアサシンクリードなどに近い感覚。
プレイする度にアプローチ方法を変えてみると「こういう方法もあったのか」と新しい発見があった。
シナリオはピースウォーカーから続きとなっているのだが、
本編へのつなぎとしてはかなり熱い内容で短い時間で胸をグッと掴まれた。
世の声を見ていると、有料体験版、体験版にしては高すぎるという声があるが
個人的にはシナリオ、グラフィック、新メタルギアの遊びの変化、全般で満足のいく内容だった。
ファントムペイン発売がかなり楽しみ。■チャレンジマップ
本編の序章が1~2時間
チャレンジミッションでいくつかありまったりやれば3時間くらいは楽しめる。
ハイスコアを狙うような繰り返しプレイも可能。
【×】
■敵の索敵能力が高すぎる
ステルスゲームはアサクリ、ヒットマン、天誅、スプリンターセル等々
好きなジャンルで様々遊んでいるのだが、
このゲームは他に比べて敵の索敵能力が高すぎてシビアだなと感じた。現実の人間くらいの視界のようなイメージというか、
難易度ノーマルでもガンガン見つかってしまう。
視界をリアルにしているのかもしれないけど、
大暴れして数人殺して大暴れした後、しばらく隠れるとお咎めなしになる違和感を許すくらいなら
見つかる難易度をもう少し落とした方がいいような気がする。
ノーマルはもう少し優しく、ハードでかなりリアルな視界とか。
コンテンツの少ない状態なのでハードにしてリトライしてもらおうというつもりの設定かもしれないけど。
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ
テーマ:日記・雑記 - ジャンル:ゲーム
- 2014/04/03(木) 21:49:41|
- ├PlayStation 4
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