【評価 /10】
6点
【○】
■歌、ダンス、アイドルのクオリティ
このゲームの全てと言っても過言ではない部分。
キャラモデルのクオリティが高く表情も良く変わり仕草も細かい。
ダンスシーンも良く動く。
楽曲も良く、当然だが歌うアイドルによって雰囲気がガラッと変わるので何度も楽しめる。自分で好きなコスチュームを着せて好きなユニットを組ませて好きな楽曲を歌わせて
見て楽しむだけで成立するような満足度を実現してるのは凄い。
ファンが夢中になる理由が理解できた。【×】
■ゲーム性が薄味
自分はアイドルマスターをしっかり遊ぶのは今回が初めてで、1を少し遊んだことがある程度。
1は肝心のアイドルのイベントを楽しみたいのにその間のテンポが恐ろしく悪いというイメージだった。
今回は非常にサクサク。
過去のアイマスは時限性で1年間の間にいかに育てるかというパワプロのサクセスモードのようなルールだったが
今回は無制限に育てることが可能。
仕事の内容、レッスン等のその週にやることを決め実行
↓
ライブ、オーディション、レッスン。どれも簡単なタイミングゲーや音ゲー。
↓
ファンの数が増えたりお金が入ったり、経験値が貯まってレベルアップ。
ファンが増えるとランクアップのイベント受けて成功するとキャラのイベントが進行
お金は好きなコスチュームなどを買えるのがメイン。
レベルアップするとスキルツリーのようなものから自分の好きなスキルを獲得する。
ライブを繰り返して育成しながらランクアップを目指していく。
ほとんどの遊びはライブ中の音ゲーなのだが、基本的にノーミスで当然というくらいの難易度で
バーストというゲージを溜めるとポイントが大量に入る状態を作りだしたり、
相手がバーストしたらそれに合わせてバーストを繰り出しカウンターという遊びがある。
あまり深く語るほどのシステムではないので簡略するが、
程よい負荷でプレイヤースキルの向上を感じるようなものではない。
悪くはないのだがもっと腕が試されるようなレベルがあっても良かった。
マネジメントについても特別ファンの期待に合わせて何かを工夫するという事もないし
社長から下される指令も簡単でトリプルスコアでクリアーが当然という感じ。
変化が少々単調に感じてしまいがち。個人的には、もっとこの曲を使わなきゃいけないとかこの場合はこのアイドルを出して~とか
ファンの要望に応えて知恵を使ってファンを増やす工夫をするとか
最初は歌も踊りも下手なアイドルが鍛えていくことでドンドンうまくなっていくとか
深いマネジメント遊びが出来たほうがいいなあと思った。
ゲームとしての高度さより気軽にアイドルの愛でて遊んでねというデザインなのかな?と思う。
それはそれで良いと思うが、個人的には好きなアイドルを努力してトップアイドルにする苦労を味わいたかったので
もう少しやり応えが欲しいなあと感じた。■テンポ
ゲーム性が軽めで繰り返しな分シーズン目標の達成をもう少し短い間隔にしてテンポ良くアイドルが手に入り、
アイドルの成長ももう少し早くてランクがガシガシあがれば全員コンプリートしたいって思うかなーと。
■キャラの掘り下げが少ない
おそらく過去作でさんざんやったから、という事なのかもしれないが
キャラクターの固有イベントが薄いし少ないかなと。
この作品からスタートした自分はなかなか思い入れを持つ事が出来なくて
ランクを進める事で徐々にキャラを理解したのだが
深くキャラを理解して夢中になるようなイベントをもっと仕込んで欲しかった。
【おまけ】
友達にアニメを借りてキャラを理解してからだとより楽しめた。
あんまりゲームとしてしっかり遊ぶものではなく
手軽に好きなアイドルを愛でて楽しくという軽めのゲームになっている。
これもひとつの完成系と言えるのかもしれない。
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ
テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム
- 2014/05/30(金) 20:37:52|
- ├PlayStation 3
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