【評価 /10】
5点
【○】
■全く違う切り口で楽しむどう森
今作は自分の家がない、釣りや虫取りもない、どうぶつと個人的に友達になるような形ではない。
どうぶつはお客様という立場になり、プレイヤーはタイトルの通り
相談に来るどうぶつ達の要望を聞いてそのどうぶつが気に入ってくれるお家を作るという
今までと全く違う楽しみ方のゲームになっている。
家具などをコツコツたぬきちの店で集めるような概念もなく
ドカッともらった家具はカタログに登録されていくらでも置くことが出来、
コピーや色変えなども簡単、今まででできなかったような速度で自由にお家を作ることが出来る。
シミュレーターのようなものを想像するとよいかも。
どうぶつ達は普通の部屋だけじゃなく「プロレス会場みたいな部屋!」とか「喫茶店みたいな部屋!」とか
様々な注文を出してくるのでいろいろアイディアをしぼって部屋を作りそのリアクションを見て楽しむことが出来る。
小さい子が遊ぶならレゴとかに近いような楽しみ方が出来るかもしれない。
普通のどう森ではこれをやろうと思うと準備が大変めんどくさかったので
このゲームならではの楽しさがあった。
部屋を作った後はビフォーアフターのような映像が流れて
どうぶつのリアクションを眺められるのだが喜んでいたりがっかりしたり
なんだか笑えてしまう。
【×】
■成功失敗の概念が弱い
今作は基本的に同じことを短い時間で繰り返していくので
ファン向けで思い入れのない人は飽きやすい
家を作ってあげたキャラに深い思い入れなどがないと厳しいかなと感じる。
ポイントは「評価が甘い」「どうぶつのリアクションに差がない」という事かなと思っている。
ようはどんな部屋を作っても大体喜んでもらえるし成功になってしまうゲームなので
個人的にはもっとどうぶつたちのリアクションなどを多彩にして
初見の人でも次はああしようこうしようと工夫することで様々なリアクションが見れるなどの
奥深さみたいなものがあってもよかったかなと。
ゲーマー対象じゃないからだと思うのでこれはこれでよいと思うのだが
個人的にはこれを繰り返しやり続けるならばもう少しやりごたえが・・・という感じ。
もし観賞用のゲームだというならば難しくなくていいのでもっとどうぶつの反応のパターンを多彩にして
同じ動物にいろんな切り口で部屋を作る事で反応が凄く変わるようにしてほしかったかなと。
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ
テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム
- 2015/12/04(金) 21:51:28|
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