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ゲームレビュー ボクラの九龍城

ゲームばっかりやってる人のメモ帳

UPPERS(アッパーズ)

【評価 /10】
7点


【○】
■世界観、キャラクターデザイン、演出
近年中々題材にされなかったヤンキーバトルもの。
個人的に好きな題材で漫画もいろいろ持っているしゲームでも喧嘩番長シリーズが大好きだったのだが
万人受けするジャンルではないのだろう、今や「龍が如くシリーズ」くらいしかないので寂しかった。(あれはヤクザだけど)
本作は閃乱カグラシリーズの高木謙一郎氏が得意とするお馬鹿ゲーテイスト満載で
喧嘩とモテ(女子へのアプローチ)を両立させるというただのヤンキーものではない面白い味付けがされているのがこのアッパーズ。

KOFなどで有名なヒロアキさんのイラスト、キャラクターデザインが素晴らしい。
ゲーム内のモデルもその魅力をしっかり引き出していて良い。
アクションの肝とも言える攻撃演出等、携帯機だから…というような負い目を感じない素晴らしい作りで爽快感バッチリだった。


■小さなミッションをこなす事で得られるやり応えと大きな爽快感
喧嘩とモテを同時に行うというのが特徴なのだがただのおふざけではなく真面目なシステムに落とし込んでいる。
このゲームはただ襲い来る敵をぶっ飛ばすだけでは単純なアクションではない。
戦闘フィールドにいる数メートル間隔くらいに女の子が点在していて、それぞれが近づくと
「投げで止めをさして!」「ステージのオブジェで何人倒して!」などの細かいお願いを言ってくる。
プレイヤーは無視して戦うのもいいがそれらのお願いを上手にこなしていくことで
回復してピンチを乗り越えたり、攻撃力アップのバフがもらえてボスに大ダメージを与えることが出来たりと
お願いをしっかりこなす事で戦闘を有利に進めることが出来る。

この小さなミッションがガンガン出されることでただ敵を殴りまくるゲームならすぐ退屈してしまうと思うが
この敵は投げにくいから倒すだけでいいミッションに連れて行って倒そうとか、
強敵と戦っているときにあと1発でミッション達成するように残しておいてピンチで使おうとか管理する楽しさがある。
大雑把に一つのアクションをするのではなく、
敵を倒すタイミングを考えたり様々なアクションを使いこなす必要がありやり応えを各段に上げている。
他にも女の子のそばで戦うと風圧でスカートがめくれパンツの柄が3つ揃うといい効果がある
パンチラスロットという仕組みもあり、運要素でピンチが救われたりするので戦う場所も非常に大事。

見た目はめちゃくちゃ馬鹿らしいが冷静に良い仕組みだなと感心した。



【×】
■ボリューム
ステージの数も少ないし、アッパーラッシュの演出がキャラで差がない
アバターも正直かなり少ないし適当な印象。
この辺は続編があればぜひ豪華に作ってほしい。


■バランス
ノーマルはぬるすぎて、システムを活かさなくてもクリア出来てしまうような感じだし
ハードはダメージバランスが極端すぎてもうちょいいい具合にならないかなと。




【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ


テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2016/07/28(木) 21:42:44|
  2.  ├PSvita
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