ゲームレビュー ボクラの九龍城

ゲームばっかりやってる人のメモ帳

No Man’s Sky(ノーマンズスカイ)

【評価 /10】
7点




【○】
■ノーマンズスカイでしか体験できない宇宙探検
俺は宇宙をテーマにしたSFに目がなくそのジャンルの作品を多く好んで見ているのだが、
「スタートレック」「銀河鉄道999」のような
宇宙船を駆り、星々を渡り、
惑星それぞれの特殊な環境を体験したりヘンテコな動植物を発見したり
様々な文化を持つ異星人と交流しながら宇宙を旅するような体験にずっと憧れてきた。

「そんなゲームはないのか!?」というのは常々思ってきたのだが、
過去に自分の理想に最も近づいたのが「マスエフェクト」シリーズ。
マスエフェクト初代は様々な星に降り立ち広大なオープンワールドで作られた星を探検する楽しさがあったのだが、
2作目でその部分はバッサリと切られてしまい
綺麗なテンポの枠にまとめ小さなマップで濃密なドラマを体験するゲームになっていった。
マスエフェクト2は歴代10指に数えるほど大好きなRPGなのだが、
自分は粗削りながらも初代の未開惑星を探検する楽しさにずっと思いがあって
そこに特化したゲームをやってみたいと常々思っていた。
その夢を叶えてくれたのがこのノーマンズスカイだった。

具体的にこのゲームでしか体験できないようなポイントを挙げていくと
他のゲームや映画では「カットしている部分を楽しむのが魅力」なんだと思う。

・面倒な事も含めて全てを体験させる
宇宙船を離陸させ、惑星を飛びながら周囲を見回し、
ハンドルを空に向けてブースターを吹かすと大気圏を突破、
スペースデブリが見えてきた頃には宇宙空間に出て
辺りを見回してなんだかおもしろい色をした星を見つけたら
そこに船の先端を向けてワープドライブを起動させ
スターウォーズのように光の粒子をみながら暫く待つと到着。
そのまま新しい惑星の中に向かって突入し好きな場所に降りて冒険を始めることが出来る。

・自由に地味な事をやる
宇宙船もスーツも銃も使っているとあっという間にエネルギーが切れるので
燃料が切れたら星を探索して使える資源を探す。

各惑星にいるヘンテコな形をした植物や生物は大抵は映画のように襲ってくるわけではない
近づいてカメラを受けてスキャンし、図鑑を埋めていく。
口に出すのが困難なヘンテコな名前を見て楽しんだり動物を追いかけて動きを見たり
PS3のアフリカ的楽しみ方が出来る。

特におもしろい試みだなと思ったのは、大抵の宇宙人には当然言葉が通じないしわからない。
惑星探索で異星人の言葉を1単語ずつ発見していきコミュニケーションを深めていく事で
徐々に何を言ってるのかわかるようになり友達になって助け合ったりできる。
他のゲームがフォーカスしない不便だったり地味だったりするを楽しめる。

他にも細かい点は様々とあるのだが
返金騒動があるなど粗削りな部分は多い挑戦作なのは認める。だが決して失敗作ではなく
確実にこのゲームでしか体験できないものを与えてくれた。
個人的にはこのゲームのさらに発展形に自分の理想とする宇宙探検ゲームがあるので全力で応援したい。



【×】
■膨大さゆえの薄味
上記でも少し書いたがドライに見ればコンテンツ1つ1つが薄味なのは確か。
膨大な星を作ったもののFPSのバトル部分、RPG的成長要素、サンドボックス的クラフト要素、会話イベントなど
それぞれで出来る事、楽しみの深さが足りなくて
いくつかのルーチンを繰り返す事になり遊びが薄味になってしまっているのは事実。


■親切さとテンポ
チュートリアルがあまりに足りないかなと思う。
また、インベントリ管理が相当シビアで物の入れ替えに序盤から激しく悩まされる。
昔のゲームをやっているような感覚で
その不自由さを個人的には楽しんでいたのだが今の時代には不釣り合いで非難を受けてしまうのもよく理解できる。
何かアンロック機能をいれなきゃって所で不便を強いるのはマイナスのデザインという感じで
もう少し快適に遊ぶための努力は必要に感じる。

このゲームの向き不向きで言うと
道に沿ってテンポよくゲームを進めていく、物語を追っていくというものを望んでいる人にとって
このゲームは全く逆方向なのでオススメ出来ない。
じっくりまったりと自分の速度で目的や遊び方を見つけていくようなゲーム。






【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2016/09/08(木) 21:10:51|
  2.  ├PlayStation 4
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