【評価 /10】
6点
先日リリースされたマリオランと違ってかなりベタな基本無料型ゲームとして作られた任天堂作品。
ファイアーエムブレム(以降:FE)の原作が大好きなので
このヒーローズも最高難易度のルナティックまで遊んでみました。
【○】
■上手にスマホナイズされている操作
一番関心したポイント。移動と操作を一体化し非常に簡潔した操作になっている。
シューティングで言うオートエイムのように射程2マスのキャラをこいつへ、という操作をすれば
適当に2マス離れた適当な場所を選んで攻撃してくれる。
おまかせというオートも存在し格下の敵を自動で攻撃してくれるレベル上げ機能のようなものもある。
■夢のオールスターバトル
FEの歴代キャラで自由にパーティーを組んで戦える。
弱いユニットも最高レアリティまで育成可能(理論上)
声優がついて喋るのでファンには嬉しいゲーム。
■アート
新旧のデザインを上手く取り入れていて戦闘シーンも及第点。
【×】
■バランス
戦闘面で原作と大きく違っている点としては
「命中率が存在しない」「マップが狭い」「ユニットが4体しか出せない」
という事があって要するにスマホゲーなので長々遊ぶのではなく短期決戦するようにデザインされている。
遊んだ印象としては詰め将棋のようなイメージ。
詰将棋ってなると相当バランスが大事だと思うのだが、正直かなり大らかで荒い。
命中率がない=「必中」なので要するに体力が多くて火力が出るキャラが強くなったりする。
原作通りユニットの優劣はあるのだが、HPが上がってくると火力が出るやつは押し切れてしまうし
めちゃくちゃ堅いけど弓の射程に反撃するキャラがいたり
バランスブレイクするようなユニットがちらほらいてパワープレイというかステータスゲーっぽく
強キャラの性能で押し切れちゃうバランスの悪さを強く感じた。
■簡潔にしただけに底が浅い
ユニットが4体しか出せないので幅広いキャラの育成とはなりにくく感じるし
装備もそのキャラの固定なので収集などの要素もない。
スキルを育成するというのはあるのだが数もそんなにないので習得テンポが悪くなる。
限界突破という雑魚でもレアリティをあげる仕掛けはあるが最高クラスは
何か月に一回出来るかな?というようなバランス感。
現状は1~2パーティーをしっかり育てるとあとはそのキャラクターへ愛がないとやることがなくなってしまう印象。
■ストーリー
浅い。ファンがちょっとうれしい程度。新規のファンを獲得できるような魅力はないと思う。
■おまかせのAIがアホすぎる
相当格下じゃないと話にならない。死ぬと経験値が入らない。
■ソロゲーならコンシューマーでいい
良く出来ていると思うししばらく遊べるが、
所詮一人用のゲームとおもうと「普通のファイアーエムブレムやったほうが楽しいね」
という結論に至ってしまう。
同期の対人や他のプレイヤーと何かをするという
コンシューマーでは出来ない遊びを提供出来ればもう少し遊べるかもしれない。
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ
テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム
- 2017/02/18(土) 21:04:18|
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