ゲームレビュー ボクラの九龍城

ゲームばっかりやってる人のメモ帳

ニーアオートマタ

【評価 /10】
9点


【○】
■ヨコオタロウの世界+プラチナゲームズのアクション
ドラックオンドラグーンシリーズ、前作ニーアレプリカント(ゲシュタルト)を手掛けたヨコオタロウ氏の新作。
ヨコオさんに期待する独特の世界観とシナリオは期待通り
彼のシナリオはキャラクターが魅力的なのと冒頭から大きな謎をぶつけて
ゲームを進めながら様々な地域やアイテム、キャラクターに触れ世界の謎を解いていく楽しさがある。
ヨコオさんは暗い部分の描き方が凄く上手で
ジョークを交えながら人の業を深く掘っていくようなバランス感が絶妙で好き。
本作には前作「ニーアレプリカント」のネタが大分仕込まれているのでファンは嬉しい。

前作同様サウンドは岡部啓一さんが担当していて
ヨコオ世界+岡部サウンドで「これぞニーア」という前作のファンを裏切らないベースがある。
今作も名曲ぞろいでサントラは即予約した。

過去作で不満を感じていたのは「アクション部分」
これゆえにAAAタイトルに慣れないイメージがあったのだが
本作はなんとアクションゲームのトップ集団プラチナゲームズが担当している。

弱点だったアクションはプレイヤーが思っている以上に動けるような操作感とリアクションで素晴らしいクオリティ。
突然縦シューティングになったり、横スクロールアクションになったりと
最先端のアクションからファミコンのシューティングまでの行ったり来たりが凄くて面白い試みだった。
ネットを見ていると不満の声も聞こえるが個人的にはポジティブな遊びの変化で終始楽しめた。

個人的にはヨコオタロウ作品の中で一番好きなゲームになった。


■成長と収集
本作はレベルアップ、武器強化といういつものヤツ以外に
攻撃から衝撃波が出る、炎上する、回避距離が延びる等々
様々な効果のチップをコスト管理して自分好みのキャラクターを作り上げる遊びがある
パラメーターが上がるのばかりではなく目に見えてアクションが反映するものが多かったのが大きい。
チップは合成でかけ合わせる事で効果が上昇していくので
集め、合成、くみ上げるという遊びが良く出来ていた。


■周回(ネタバレ有)
本作は1周目が2Bという主人公 2週目が9Sという2Bの横にいたキャラクターが主人公となり
3周目はその1~2周のエンディング後をプレイ出来、主人公も追加という形になっている。
簡単に言うと周回することで全容が見れるような仕様になっている。

まんま周回させるのではなく、全てのアイテムやクエスト攻略達成は引き継ぐし
2周目では主人公が変わり1周目で見れなかったシナリオが挿入され
戦闘面での遊び心地もハッキングという仕掛けが入ったりと、クエストの追加や
1周目で開かなかった箱から新しい武器を手に入れるなど様々な工夫がされているため
親切で上手に体験の変化を設定していた。
ネタバレは避けるが設定としても面白い演出が多くアイディアに感心した。

不満もある。周回する事でシナリオの全容が見えるというのは正直重い。
2周目の9S視点は最初から追えばたしかに丁寧に楽しむ事は出来るのだが
「2周プレイする」というのはそれほど軽い事ではないと思うので批判の声が出るのもわかる。
また、海外や最近の流行りを視野にいれてかオープンワールドを採用しているのだが
努力はしているとはいえ遊びが少なく移動が多いという印象を受けるのは事実。

全体的に開発規模が小さいなりに新しい事や最先端の事をする努力の跡が凄く見えるし関心しているのだが、
1ユーザーにとってはウィッチャー3やフォールアウトなどと同じ7000円で買ったソフト一本の価値。
比較するとどうしても日本のゲームの限界を見ているようで悲しい気持ちになる

これだけのゲームを作れる人達がもっと大きな開発規模でもっと豪華に作れたら…と願うので
出来るだけ投資して支援したいと思う。



【×】
バグ&デバックが甘い部分
開始1時間くらいに
アイテムを拾ってこいってメインクエストがあるのだが
目的のモンスターを倒してもドロップしない上にモンスターがリポップしない状態で
詰んでしまうような形になって暫く困った結果ネットを調べてみたら同じような状態の人たちがいて
セーブをしてタイトルメニューに戻るを繰り返す事でリポップし、解決したのだが
出足で不安を感じるような挫きがあったのは残念。

あとレースをするサブクエストでレースが始まるときの3..2..1というカウントダウン中に全く動けないのだが
オープンワールドにいる自爆してくる敵が突撃してきて抗えずにゲームオーバーになる。

戦闘エリアでエレベーターの中に入ると攻撃行動が一切出来ないのに敵が入口に陣取ってはめられるなど…

自分は出会ってないが、進行不能バグで騒ぎになっていた。
本作はオートセーブを採用していないので余計にストレスがたまりやすい。
こういう点は盛り上がったストーリーを台無しにしたりテンポを壊したりとすごく大きいマイナス


■移動
移動に関してはいつでも戦闘機を呼べて、ゼノブレイドクロスみたいに移動出来たり、
何処でもファストトラベルを使えるような快適仕様にして欲しかった。



【おまけ】
粗い部分はあるが胸を打つストーリー、素晴らしい世界観とシナリオ
洗練されたアクションと多彩なアイディア。
素晴らしいゲームだと思う。




【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ



テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2017/03/09(木) 21:25:20|
  2.  ├PlayStation 4
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