ゲームレビュー ボクラの九龍城

ゲームばっかりやってる人のメモ帳

ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド

【評価 /10】
10点


【○】
■オープンワールドに革命。再び「伝説」になる作品
様々なゲームに多大な影響を与えてきたゼルダシリーズ。
特に箱和系、オープンワールドに関してはシリーズを重ねるたび革命を起こしてきた。
近年はベセスダのスカイリムやフォールアウトシリーズ、ウィッチャーなど偉大なゲームの多くが海外で作られていて
日本でもファイナルファンタジーなどがオープンワールド化され後を追っている印象だが
やはり開発規模の違いなどか、作り込みの差やボリューム感の差があり先を行かれているような印象となっている。
本作のゼルダはそんなオープンワールドカテゴリーに真正面から挑んでおり
結論としては過去最高クラスのオープンワールドゲームだと思う。

発売前の海外レビューで
「ブレスオブザワイルドと同等のオープンワールドを構築できるのはベセスダだけだ!」という言葉があって
そんなハードル上げて大丈夫かな?と正直思いつつも「世界に力を示すのは任天堂であって欲しい」という
思いもあって期待も込めていたのだが期待通りどころか期待以上をはるかに超える
海外のウィッチャーやフォールアウトなどを正面から挑んで完全に凌駕するような
とんでもないゲームに仕上がっている。


個人的なオープンワールドの評価点は
「広さ」「遊びの多さ」「自由度・発見」「美しさ・作り込み」

「広さ」についてはとんでもなく巨大。
海外の記事でスカイリムの9倍以上という内容が出ていた。
そうなるとありがちなのは広さに対して遊びが薄く広がり
風景も似たようなオブジェクトを並べて面白みのない空間になりがちだが
本作は数メートル進んで丘一つ越える度にたくさんの発見があり新しい風景が広がる。

アート面が素晴らしい。
各エリアも大きな草原だったり火山地帯や雪山など風景が大きく変化していて
美しく作りこまれたフィールドを歩いて様々な風景を見ていて感動するほど。
色鮮やかで風のタクトを思わせるようなトゥーンっぽい印象と
リアルテイストのトワイライトプリンセスを融合したような絶妙な絵作りになっていて
昼間に草原に立てば色鮮やかでトゥーンな印象を受けたり、夕日をバックに丘の上から風景をみればウィッチャーをやっているかのようなリアルな光景がみれる。その独特なアートがとてもおもしろい。
世界と勝負が出来る唯一無二のアートになっていると思う。

「自由度」についても素晴らしい。
よくネットでも話題になっているがいきなりラスボスに挑みに行けるというのを筆頭に
どこから攻略しても構わないというスタイルで自由な進行と変則的な攻略を許容している。
小さい単位で自由度をより高みに上げていたのは「決まった道がほとんどない事」
本作の個性として斜面でもスタミナの続く限りしがみついて上ることができるため
道を無視して本当に自由に移動が可能となっている。

大抵のゲームは自由と言っても何だかんだ「ここは登れません、ここは通れません」という部分が大半で
「こうしたかったのに出来ないのか~…」という気持ちを抱くものだがこのゲームにはそういう事がほとんどない。
もちろん戦闘面や謎解きでも人によって解き方の幅が出るようになっていて
このゲームは様々な点で自分の頭で考え、それを実行する
好きなように高い所に上って辺りを望遠鏡で見まわし発見した場所をメモしてそこに向かう。
地図に好きなマークを入れて自分なりの地図を作っていくことが出来る。自由な冒険を楽しめる。
制約を感じずに遊べる場面が本当に多い。まさに発見発想の楽しさ、真の自由を感じる。

「遊びの多さ」おそらくこれがゼルダを神ゲーたりえる大きな要因
レベルデザインというものだと思うが、凄い小さい範囲で遊びが詰め込まれている。
ただデカいマップを作るのは海外でもよくやっているしアサクリのようにミッションが5種類あって
それが点々と配置されているなんてのはよくある。
このゲームはそういうベースを壊して、村の中でも外でもリンゴをとったりコログを探したり写真をとったり
本当に細かい遊びが山のように詰め込まれている。
あれだけ巨大なマップなのに小さい範囲で考えられないほどに遊びが詰め込まれていて手が込んでいる。

このゲームが世に出た事で
今後リリースされるオープンワールドゲーム全てが
「ゼルダBOtWと比べたら自由か?」という恐ろしい比較を作ってしまった。

オープンワールドゲームについて語るとき
「ブレスオブザワイルド以前、以後」という基準が出来たようなレベルだと思う

■進化した戦闘と謎解き
これだけ大胆に変わって本当にゼルダなのか?という疑問が
購入前に感じていたのだが、しっかりとゼルダの伝説だった。

まず世界観やストーリーについては素晴らしいの一言。
魅力的なキャラクターやシナリオについてはディズニーやピクサーを不安視するのと同等に無意味。
ムービーシーンの見せ方も上手で泣けるシーンがあったほど。

ゼルダと言えばダンジョンの謎解き
本作いいアイディアだと思ったのは「試練の洞窟」という謎解きをコンパクトにして
オープンワールドの中に100以上に分散させている事。

しっかりとゼルダの謎解きでありながら1つが大体攻略に10~15分前後で攻略可能で
挑戦のハードルが低くテンポよく楽しむ事が出来る。
解き方も一通りではなく少し変わった攻略の仕方が出来たりと懐が広い。
謎を解いて定番のBGMを聞くとゼルダを強く感じる。

また本作はバトルがかなりおもしろい。
クリエイティブでやり応えのあるバトルになっていて
何も考えないで突っ込むとあっという間に死んでしまうようなシーンが最後まで続くのだが
オープンワールドを活かした様々な攻略方法で無傷で勝つことも可能になっている。
一対一の切り合いではダークソウルをやっているかのように相手の攻撃を見切ってジャスト回避を決め
ラッシュで撃ちたおすなど緊張感の高いアクションを楽しむことが出来る。
難しいの?と恐れることはない
リプレーが非常に親切なためストレスが小さく何度か繰り返すうちに相手の行動を覚えて
楽に看破出来るようになる。敗北のストレスはかなり低い

RPGらしい部分としてはゼルダは装備の変化という部分は過去薄かったが、
今回は武器防具が物凄い数あって、しかも消耗するため装備を拾う楽しさが最後まで失われない。

昔からゼルダの大ファンで任天堂のゲーム機もゼルダに合わせて購入してきた。
初代ゼルダからオープンワールドゲームのように自由な冒険が可能で、
何作も重ねて徐々に大きな形になっていき
神々のトライフォース、時のオカリナ、ムジュラ、風のタクト…
歴史に名を遺す偉大な続編のハードルを越えて
これだけ素晴らしいゲームを制作した事はとんでもない偉業だと思う。

これをswitchのローンチに出来たのは本当に大きい。


■持ち歩ける
switchの特徴だが、このゲームを持ち歩いて遊ぶことが出来る。
簡易なゲームではなくこのオープンワールドの巨大なゲームを持ち歩けるという驚き。


■DLC
既に予定されていてさらなる拡張が予定されている。心の底から楽しみ。



【×】
■操作
グローバルアサインを一切無視した独特のボタン設定。
操作する内容が非常に多いのもあって
武器の交換が近接使ってる時十字キー右長押しで武器選択、左長押しで盾選択
弓持ってるときに銃キー右長押しで弓選択、左長押しで矢選択
上長押しでツール選択みたいに慣れるまでは結構複雑でやりづらい。
苦悩の末これなんだろうなと思うが、
レイヤーが分かれているのを大きなリングとかにまとめて選ぶようなものも欲しかった。

回復アイテムを使う時に毎回メニューから選んで料理を食べるのが面倒。


■難易度調整
装備を強化すると極端にぬるくなってしまう。DLCで難易度の追加があるらしい。


【おまけ】
大絶賛です。久しぶりに満点では足りないと感じたゲーム。



【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2017/04/13(木) 21:20:35|
  2.  ├Nintendo Switch
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

こんにちはー
満点越えレベルの傑作でした!
是非ご自分でプレイして楽しんでください!
  1. 2017/04/21(金) 14:13:50 |
  2. URL |
  3. fei #-
  4. [ 編集]

満点ですね!!

feiさんこんにちは。
満点が出ましたね!!

私もゼルダはゲームボーイ時代からやってきましたが、
今回はオープンワールドになって楽しさが増してるぞ!
とfeiさんの動画を見てわくわくしていました。
グラフィックも本当に美しかったですね(*´˘`*)

途中から核心部分は見ないようにしていたので
(すみません!!笑)
自分でプレイするのが楽しみです♪
  1. 2017/04/19(水) 12:13:14 |
  2. URL |
  3. kabpan #-
  4. [ 編集]

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