ゲームレビュー ボクラの九龍城

ゲームばっかりやってる人のメモ帳

prey

【評価 /10】
7点



【○】
■優れたマップデザインと歯ごたえのあるゲームバランス
ディスオナード開発の新作。
バイオショックやハーフライフのエッセンスを感じるFPSサバイバルホラーアクション。

武器や家具などその辺にあるものに擬態し近づくと襲い掛かかり人を食うと増殖する宇宙生物に溢れかえる
惨状と化したタロス1という巨大な宇宙ステーションが舞台になっている。

ディスオナード開発らしくマップがとても良く作られており巨大な宇宙ステーションの中は
主人公の能力次第でいろんな場所に侵入が可能で、ディスオナード同様に腕力があれば倒れた自販機をどけて中に入っていくなんて事をはじめとして、姿をマグカップなどに変えて本来は入れない隙間に入ったり、グルーガンという弾を打ち出して固形化させる銃があるのだが、それで壁に撃って足場を作り本来登れない場所に上るなんて事も可能でそれらの手を使って隠されたアイテムを見つけたり様々な端末を調べる事で小さなストーリーを拾って物語の厚みを感じることが出来るのはおもしろい。

本作は難易度が高くサバイバル要素が強いのも魅力。
まず物資が足りずその辺にある物をしっかり拾っていき素材にして武器や回復アイテムを作っていく必要がある。
アイテムは出来るだけ使わないくらいで行かないと厳しい上に、いざ覚悟を決めて戦おうとしても
正面から戦うと相手の方が強いパワーバランスなので雑に銃で撃っているとあっという間に弾が尽きる。
プレイヤーはグルーガンを使って相手を固形化させて弱点を撃ったり、背後からこっそり近づいて大きなダメージを狙ったり
ガス管に誘い込んで爆発させてダメージを与えたりと少し工夫をこらした戦い方をしないと
かなり厳しいバランスになっている。
敵が本当に賢く何処までも追ってくるし銃声を聞きつけてフロアが違う場所から駆け付けたりもする。
一番弱い敵でもそこらへんにある家具やアイテムに擬態しているのでプレイヤーは油断していると
思わぬところから不意打ちを受ける事になる恐怖が常にあるので舐められない。
総合的に緊張感が高く、後半に向かって少しは楽になって行くが総じてやり応えが強いバランスになっている。

リプレイ性も高くストーリー分岐もあるし、スキル振りも全部取るのは困難で繰り返しプレイで
大分遊び心地が変わりそうな気がする。



【×】
■ロード
最近オープンワールドゲームが多いせいかエリアチェンジで長めに読み込むのが古めかしく感じる。結構長い。


■このゲームでしか体感できないものが足りない
良く作られたマップ、分岐のストーリー、様々なスキルと戦闘スタイル、強力な敵AI…
総合的に見て遊びのコンセプトというか、世界観以外の部分はディスオナードに似ているだが
そこ点で見ると遊びとして物足りない部分を感じるし、
世界観という点ではよくあるシチュエーションでデッドスペースやエイリアンアイソレーションに比べると強い個性がない。
preyじゃなきゃ出来なかった遊びという点は弱いのが気になる。


■戦闘の爽快感が小さい。
結構大きいマイナスは戦闘の面白さが小さい。
バイオショック、デッドスペースなどと比較して強い個性の武器も少ないしそれぞれの爽快感も弱い。
撃たれる側の敵にも問題があって一番弱い雑魚が高速でまとわりついてきてレンチで殴り殺す事になるのだが
猫の喧嘩のような状態になりもみくちゃになっていていつのまにか倒すような形になりがちだし、人型のファントムにおいても銃で撃っても爽快感がない。人型の敵も強いという印象はあっても戦っていておもしろいという感想が沸いてこない。

このゲームの最大の特徴になりえたいグルーガンも相手が言うほど固定されないし、
あっという間に解除されてしまうので気持ちよさに欠ける。
グルーガンで固定→倒すという遊びで相手が部位破壊されたりリアクションにもっと気持ちよさがあれば良かったかもしれない。
環境を使って倒すという所もガス管の場所に連れ込んで燃やせば次々引火して解けていくとか
電気の上で倒すとしびれてのたうちまわるとかバイオショックでやっていたような演出面はもっと必要だったかなと。

敵が強いというのは良いのだが、戦っていて気持ちよくない楽しさが足りないので雑魚的が面倒という感覚が強く。
敵が沸き直してしまうのがストレスに感じてしまった。もう少し爽快感や遊んで倒すような選択の幅が必要だったかなと思う。


■シナリオ
シナリオも冒頭は素晴らしいのだがだんだんパワーダウンを感じてしまう。
通信会話ばかりじゃなくもっとキャラクターを目の前に出して劇を見せて印象付ける必要があったと思うし
あのスタートにしては広がりの弱い展開に落ち着いたかなという感想。




【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2017/06/29(木) 21:46:09|
  2.  ├PlayStation 4
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