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ゲームレビュー ボクラの九龍城

ゲームばっかりやってる人のメモ帳

アサシンクリードオリジンズ

【評価 /10】
9点




【○】
■アサシンクリードの新境地
アサシンクリードシリーズはナンバリングはもちろんアプリ版などの外伝も含めほぼ全てプレイしているのだが
たくさんの作品が出る中、その大多数は革新的な2や4の遺産の延長線上にあり新たな挑戦に乏しい部分があった。
本作は大胆な変更を数多くしていながらアサシンクリードであるシリーズの歴史に名を刻む新たな一歩と言える作品になっている。


■本格RPG化
過去作の多くは成長要素はおまけのようなもので装備が10段階あっても1→5→10のような飛び方でも全然余裕だったし
ストーリー進行で出来る事が増えていくようなアクションゲーム的なビルドでようするに適当だった。

本作はレベルの概念を導入し、レベルが1上がるごとにスキルポイントが手に入り巨大なスキルツリーから
アクションやパッシブを選び取っていく形になった。アクションはHPが2%上がります3%上がりますみたいな数稼ぎじゃなく
爆弾が投げれるようになったりアサシンキルから追加アクションでもう一人殺せるスキルが増えるなど
新アクションが追加されていくので成長の楽しさが充実している。

また、装備はディアブロのようなハクスラゲームのようにレアリティ違いでドロップして
選別していく楽しさも追加。本作は武器種が多く、盾持ちの肩片手、双剣、槍、両手槌、矢も狙撃可能なものから
マシンガンのように連射出来るものなど豊富でそれらを入れ替える事で戦闘のスタイルが変化し楽しめる。

この両方がぼんやり入っているのではなくかなりボリュームを感じる作りで実現している。
ミッションをこなしている中で成長と収集が細かいテンポで訪れるように進化した。


■戦闘を一新
アサシンクリードはウィッチャー、バットマンアーカム、シャドウオブウォーなど
数多くのゲームでも基礎として使われるバトルシステムで有名だが
本作はそれをバッサリと捨ててダークソウルに近いイメージの戦闘に生まれ変わっている。

敵と向かい合って隙に弱攻撃を加え、ガードをしたら強攻撃で崩したり
敵の攻撃に合わせてパリィをして隙を作りクリティカルを出すというような向かい合った戦いをベースに
今までのように一旦引いて、高い処から弓で狙撃したり道具を使って複数の敵を混乱させたりと
様々な戦い方が可能になった。
正直ずっと変わらない戦闘にはマンネリを感じていたのでかなり嬉しい変更点だったし良く出来ていると思う。


■BOWのハードルを解決
ハードルとはブレスオブザワイルド。
個人的にBow以降のタイトルには移動に関してハードルが上がっており
掴む場所を探すタイプのフリーランは旧世代のレッテルを貼られてしまうのだが
本作は目に見えている大抵の場所を掴んで上る事が出来、
かつスタミナを消費しないので快適な移動を実現しているといえると思う。
走るボタンも廃止され移動に関しては1ステージ上に行っている。
降りるという点ではBowのような機能はないがそれは比べ過ぎという事で…


■シナリオ
アサシンの始まりを見ることが出来る。とても良いシナリオだった。


■完成度が高い
アサシンクリードと言えば「バグ」というイメージがあるくらい(失礼)
毎回バグを発見しない事はないレベルだが今作は非常に遭遇率が低い。
どうやら開発を1年余分にとれたという話なのでそれが良かったのかもしれない。



【×】
■繰り返し
全体的に平均点以上の体験だが索敵して敵を始末するという遊びの繰り返しが多かった。
それでいて分量があるのでもう少し多彩な遊びが必要に感じた。


■挑戦だが斬新ではない
新しい挑戦をして成功しているが、全く新しい発明や体験が多くあるわけではない。





【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ


テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2018/01/04(木) 21:10:42|
  2.  ├PlayStation 4
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