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ゲームレビュー ボクラの九龍城

ゲームばっかりやってる人のメモ帳

Deracine(デラシネ)

【評価 /10】
8点


【○】
■フロムの世界にゆったり浸れるアドベンチャー
6人の少年少女と足の悪い老人の校長がいる寄宿学校を舞台に
主人公は誰にも見えない「妖精」として干渉し物語を進めていく。

遊び心地は往年の名作MYSTに似た感覚で
3D空間を自由に動き回り、いろんなものを触ったり読んだり動かしたりして謎を解いて行く。

「妖精」は止まった時の中を自由に移動する事が出来るという設定で
誰にも気づかれずに持ち物を移動させることが可能なので
必要な人の場所に道具を異動させて問題を解決するなどしてストーリーを進む。

キャラクターが本当に魅力的に描かれており、
音楽や世界観の作り込みは素晴らしくダークソウルやブラッドボーンのような
フロムらしい、という感じの不思議な世界に入り込む貴重な体験が出来る。

やはりストーリーもフロム的で、ハッキリとわからない部分があり
ゲーム内にあるテキストや手がかりからプレイヤーが考察して楽しむような作りになっているのも
ファンとしては期待通りで嬉しい点。


【×】
■一本道、やや単調
正解が基本1つでそれを見つけたら次のステージへという形なので寂しい。
このゲームでなければという遊びはなく世界観や物語が個性になっている。

ひと昔前にブラウザゲームであったような触れるもの全部クリックして答えを探す脱出ゲームのような感じ。
出来れば答えに至るまでに複数の経路や選択肢が欲しかったし、単純にキャラを触った時のリアクションも乏しくもっと作りこまれていて欲しかったという思いがある。

時間を移動するゲームなので自由に時間軸を選択して移動し、望んだ結末になるために調整していって様々な結果やリアクションをいるようなゲームだったらもっと面白かったんじゃないかなという事も脳裏をよぎった。これはこれで一本テンポよく遊びきるのも良かったが、もっと可能性があるゲームだったように思う。


■移動
数メートル間隔に移動できる場所があってショートワープを繰り返すのだが、
大人の事情でこうなってますというかゲーム感が強すぎてあまり好きではない
あと少し酔う。


■機材ハードル
当然のPSVR。さらにMOVE2本「必須」なので始めるまでのハードルが高い。



【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2018/11/29(木) 21:22:48|
  2.  ├PlayStation 4
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