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ゲームレビュー ボクラの九龍城

ゲームばっかりやってる人のメモ帳

でたらめゲームレビュー 「クワイエットマン」 (ゲスト著者:よれよれ将軍)

お久しぶりでございます。
また登場することになりました。

今回は、またあの企画です。
私がプレイしてもいないゲームのレビューを適当にでっちあげる、あの企画です。
正直言って、初弾のラストオブアスが強烈過ぎて、もはやあれを超えられる気がせず、二弾目を撃てずにいたのです。
ですが、銀牙のOP曲で「さあ昨日のお前を超えていくんだ」って言ってたので、書いてみることにします。

しかしまあ、これで読んだ人が楽しめるのであれば、
こんなコスパの良い企画は無いですよね。
私は、ゲーム代を支払うこともなくレビューを書き、
それによって誰かが笑顔になるのです。
優しい世界。
欠点が有るとすれば、本当にそのゲームのことが知りたくて、ここに辿り着いてしまった人に申し訳ないというところでしょうか。

さあ、そんな私が今日ご紹介するのは
「クワイエットマン」です。


feiさんから頂いているヒントは下記です。
-------------
・主人公は生まれながらに耳が聞こえない。それに合わせてゲームは完全無音
・実写ムービーとCGキャラクターを行き来する
・ギャングと戦う
-------------

上述の通り、このゲームは完全無音で繰り広げられます。
BGMやセリフはもちろん、効果音なども一切鳴りません。
PS4の排気音もしません。嘘です。
っていうか、PS4のゲームなのかすら知りませんが、私はPS4でやりました。

生まれながらにして菩薩掌を喰らって耳が聞こえない男、ローが主人公です。
生まれながらにして菩薩掌を喰らうというのが、どういう状況なのかは私にも分かりませんが、文句はこのゲームのシナリオライターに言ってください。
ちなみに、ここで言う菩薩掌とは、両手の掌で、相手の両耳に同時にビンタを喰らわせる技で、相手の鼓膜を破壊して聴力を奪ってしまう恐ろしい技です。
本来の菩薩掌は、ちょっと違う技なのですが、本作では上記の聴覚破壊技を菩薩掌としています。

ローは、両親をギャングに殺されたという過去を持っています。自分の真後ろで両親が射殺されたにもかかわらず、ローには銃声が聞こえず、両親が死んだことに気付けなかったという事実が、ローを狂気へと駆り立てます。
「ギャングどもを、全員同じ目に遭わせてやる」
こうしてローは、世界中のギャングの聴力を奪う戦いに身を投じることになるのです。
ここまでがオープニングです。

ゲームのジャンル的には、FPSのアクションゲームです。
ギャングのアジトに乗り込んでいって、全滅させるのが目的です。

主人公の攻撃手段は菩薩掌のみ。
ギャングを見つけたら菩薩掌で攻撃する。これが基本です。
菩薩掌を喰らうと、ギャングは一定時間気絶し、その後聴覚が無くなります。
ギャング達は、ローを見つけるとサイレンを鳴らして、応援を呼びます。しかし、聴覚を奪われたギャングはサイレンに気付きません。
つまり、サイレンを鳴らされる前に、いかに多くのギャングに菩薩掌を食らわせるかがゲームの肝になります。

もう一つの肝として、透視能力があります。五感の内のどれかを失うと、残りの感覚が発達するというあれで、聴覚を失ったローは、視覚が発達し、透視能力を手に入れているのです。人体って不思議。
なので、透視能力を駆使して、壁の裏や部屋の中など、死角に居るギャングの位置を把握して、どういうルートで倒していけば危険が少ないか、と考える戦術性が有ります。
通常モードと透視モードは、L3ボタンで切り替え可能です。戦闘中は、透視モードだと戦いづらいったらないので、通常モードがお薦めなんですが、アクション時についつい力んでL3ボタンを押してしまい、唐突に透視モードに切り替わってあたふたすることがしばしば。個人的には、L3とかに機能をもたせるのやめて欲しいです。

敵はなんせギャングなんで、銃やら爆弾やらをガンガン使ってきますが、ローは菩薩掌が使えて、ちょっと目が良いだけのおっさんなので、正面からやり合うのは、だいぶ分が悪いです。
気付かれないように後ろから近付いて菩薩掌が基本です。ただ、スキルレベルが上がると、衝撃波による遠隔菩薩掌が可能になり、これができるようになるとだいぶ世界が変わります。

アジトの最奥にはボスがおり、ボスを倒せばそのアジトはクリアです。ただ、ボスは鼓膜の耐久度が高く、数発食らわせる必要があります。分厚いゴムマットのような鼓膜をぶち破ってこそ、真の菩薩掌です。
ボスはトリッキーな動きをするものが多く、普通に菩薩掌をするだけでは中々当たりません。なんせこちらは相手の鼓膜しか攻撃できないわけで、相手は鼓膜さえガードしてれば良いわけで、中々に厳しい戦いとなります。
一面のボスは、高速ダッキングで避けてくるので、タイミング良く、しゃがみ菩薩掌を打つ必要があります。
二面のボスは、デンプシーロールをしてくるので、一旦下がってから、カウンター菩薩掌を狙いましょう。こちらが少し下がれば、デンプシーロールは、ただのフックですから。
と、このように序盤のボスはボクシングスタイルのやつが多いのです。
中盤になってくると、イヤーマフで物理的に耳を防御してるやつとか出てきます。こちらは、イヤーマフをはずさせることはできないので、菩薩掌でイヤーマフを破壊してから、ようやくダメージを与えることができるようになります。しかし、一定時間で、再びイヤーマフを装備してしまうので、短期決戦が望ましいでしょう。
終盤は、頭が4つに分身して、本物の頭に菩薩掌を当てないといけないやつとか、耳が足の裏についてて、頭に菩薩掌を当てても効かないやつとか出てきます。攻略サイト無しで、自力で勝つのは少々難しい難度であると言えます。

ボスを倒すと、実写ムービーが始まります。
椅子に縛り付けられたボスが目を覚ますと、目の前には、ボスの家族がいます。その家族は、ローに促され、ボスの背後へと移動していきます。
ボスは縛られているため、後ろを振り向くことができません。そして、聴覚を奪われているので、後ろで何が起きているのかも分かりません。
そしてローは、ボスの背後で……。

このようなムービーが、アジトをクリアする度に再生され、登場するのはボスの恋人だったり、娘だったりします。ボスの”大切な人”に対して、ローはあらゆる非合法な手段で、こんなことやあんなことをします。これがローの復讐なのです。
この実写ムービーが豪華で、スティーブン・セガールから、蒼井そらまで錚々たるメンバーが登場します。蒼井そらが居る時点で、非合法な手段の一端はご理解いただけると思います。また、蒼井そらを入れているのは、中国展開を狙ってのことでしょう。

ちなみに、ムービーシーンでは、登場人物達が何か喋ってたりするのですが、そこはクワイエットマンなので、何言ってるは全く分かりません。ただ、実写で、役者さん達はちゃんとセリフを喋っているそうなので、読唇術をマスターすれば、ちゃんと何を言ってるかは分かるそうです。プレイヤーの根気が問われます。
そしてもちろん、彼らは英語で喋っているので、読唇術の前に英語を学ぶ必要があります。私は辛うじて、ファックだけは読唇できました。
蒼井そらが英語を喋ってるのかは知りませんが、どうせ「オー、カモーン。シーハー、シーハー」とかだと思うので、そこは想像で補完しましょう。

最後のボスへの復讐が終わったところで、ローはある言葉を発します。
しかし、それはロー本人を含め、誰にも聞こえないのです。
エンディングが気になる方は、ぜひプレイして自分の目で確かめてください。
サントラも絶賛発売中です。

以上、クワイエットマンのレビューでした。
前回より面白くないとかいう苦情は全部feiさんまでお願いします。あー、聞こえない聞こえない。

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2018/11/16(金) 21:35:25|
  2.  ├よれよれなチラシの裏
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

完全な妄想なのにちょっと本物を予測できてるのおもろいw
  1. 2018/11/19(月) 11:56:53 |
  2. URL |
  3. fei #-
  4. [ 編集]

笑っていただけたのなら何よりでございます。
  1. 2018/11/18(日) 12:20:17 |
  2. URL |
  3. よれよれ将軍 #-
  4. [ 編集]

腹を抱えて笑いました。センスがあふれすぎです
  1. 2018/11/17(土) 14:05:03 |
  2. URL |
  3. 水山柔 #-
  4. [ 編集]

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