【評価 /10】
8点
【○】
■ゲーム史に残るレベルの傑作コラボゲーム
本作はリズムを刻んでローグライクダンジョンを攻略するという斬新なゲーム
「クリプト・オブ・ネクロダンサー」と「ゼルダの伝説」を融合したコラボタイトル。
ネクロダンサーのシステムでゼルダを遊んだらおもしろくない?
そんな妄想をDLCではなく、一本のタイトルをして作ってみたら想像以上の親和性を発揮して
ゲーム史に残るレベルのコラボゲームに仕上がっていた。
・これはネタゲーではない。「ゼルダの伝説」新作
ビジュアル、アートは完璧
ネクロダンサーのイメージとシンクロして2Dの昔のゼルダ風になっている。
とてもかわいいビジュアルでモンスターがリズムに合わせて動くのが物凄くカワイイ。
サウンドも素晴らしくゼルダの名曲が作品の枠を超えてリミックスされて様々な登場する。
1つ1つの質が高くサントラが欲しくなった。
ネクロダンサーの側替えというよりはゼルダの新作。
草むらを刈ってハートやルピーを出しお店で買い物もできる。
大きなマップを自由な順番で探索していくのもゼルダのまま。
戦闘もオクタロックが飛ばす石が1テンポにつき1マス飛んでくるので
リズムに乗って盾を構えて近づく事で反射して倒す事が出来たり、
鉄球騎士の予備動作をリズムに合わせて回避して攻撃したり、
弓を構えて打つというのをテンポよくやって遠くの敵を倒したり…
鶏を攻撃すると集団で襲われる、村にある恒例のミニゲームやチンクルなどのゲストキャラまで…
ゼルダファンがにっこりする遊びの実現、ネタがたっぷりつまっている。
2Dゼルダの新作をネクロダンサーのシステムで遊んでいるようなイメージで良いと思う。
ゼルダファンは安心のマストバイ
【×】
■育成すると難易度が激減する
このゲームはエンディング後にクリアタイムの世界ランキングが出るのだが
可能な限りアイテムやハートを取る寄り道をせずにクリアする事がコアな目標となっており
バランスがそこに向けて作られている印象。
普通のゼルダの伝説を遊ぶ感覚で、マップをしっかり探索し、
装備やハートをしっかり獲得して育成すると中盤くらいから難易度が激減してしまう。
序盤は死にながら持ち越せるアイテムを増やし少しずつ攻略範囲が広がっていくのがとても楽しいのだが
それが進むと大幅にバランスが崩れてしまったのが残念だった。
リズムゲーが苦手なゼルダファンでも気軽に楽しめる事を意識した結果あえてぬるくしたのかもしれないが
タイムアタックに興味がない身としては育成しても難易度が維持される方が良かった。
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ
テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム
- 2019/06/27(木) 21:36:40|
- ├Nintendo Switch
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