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ゲームレビュー ボクラの九龍城

ゲームばっかりやってる人のメモ帳

スターウォーズジェダイフォールンオーダー

【評価 /10】
9点
(SWファンで+1点で9点ってイメージ)



【○】
■ハイクオリティなゲーム化。ディテールにこだわるファン感涙のアートワーク
本作のシナリオはなんとルーカスフィルム公認で正史に組み込まれるエピソード。

エピソード3の数年後、ジェダイの大多数が抹殺されたオーダー66発令から生き残った元パダワンの少年「カル・ケスティス」が主人公となっている。主人公カルは帝国の目を逃れ戦艦を解体するスクラップ星で作業員をしているのだが、冒頭から旧共和国軍のスター・デストロイヤー墓場からはじまりしっかりと本編と地続きだという表現がされている。

その他ファン向けとしては、アニメシリーズの『クローンウォーズ』『反乱者たち』などに登場したダースベイダー直雑のジェダイ抹殺部隊「尋問官」や、アニメやローグワンで活躍した若い「ソウ・ゲレラ」などが登場する。ファンにはたまらないシチュエーションや夢をかなえてくれる遊びがいっぱいあって、コックピット視点で旧型ATATを運転して暴れまわったり、ATSTとライトセーバーでやりあったり、ウーキーの星キャッシークやダースモールの故郷ダソミアも訪れる。他にもいろいろファンにはたまらない興奮ポイントがあって終始興奮しっぱなしだった。

「ファンにしかシナリオが楽しめないの?」というとそんな事はない。
この物語の中で登場したキャラクターでドラマが組み立てられ完結し、本編にそっとバトンを渡している感じ。予備知識があればもちろん良いが、このゲーム単体でも十分に楽しめるような外伝作品になっているので安心して欲しい。逆に言うとローグワンほど重要度が高いストーリーではないのでファン的に抑える重要度が高いというシナリオではない。

とにかく素晴らしいのは「アートワーク」「サウンド」
戦艦、建物、様々な惑星、クリーチャーなど足を止めてじっくりみてしまうものばかり。
一歩一歩、ワンシーンたりとも油断がないというか、本当に細部まで作り込まれている。
当然設定もしっかりしておりゲーム中でアーカイブを集めると敵やマシンなどアーカイブ化されており、テキストで補完設定やシナリオなどを確認できる。

BGMは原作の曲を全く使っていないにもかかわらず「それっぽく」仕上げていて驚く、
ライトセーバーやブラスターのサウンドなどは完璧。吹き替えもわざわざ本編映画と同じ人をアサインする本気っぷり。

圧倒的なクオリティの数々のおかげでスターウォーズ世界にいるという没入間が半端なかった。


■近年の傑作ゲームの良い所取り
このゲームを構成しているのは大きくは2点

・SEKIROのような剣劇アクション(ゆるめ
・トゥームレイダーのような探索と謎解き
となっている。

・SEKIROのような剣劇アクション、ストレスの少ない死にゲー
主人公はライトセーバーとフォースを使って戦う。
SEKIROを例にあげるのはパリィの重要度が高く、攻撃をさばいたり回避して敵の防御ゲージを削ってダメージを与える。ストームトルーパーの飛び道具でおなじみブラスターをタイミング良くパリィする事で敵に跳ね返したり、ロケットランチャーをフォースプルで相手に返すなど劇中にあるようなジェダイらしいアクションもある。様々な敵のアクションを覚えて正確に防御動作をする事が攻めにもなるという点がまさにSEKIROライクなシステムになっている。

ちなみに難易度はSEKIROほど高くないので安心して欲しい。歯ごたえはあるがリトライも優しめで上から2番目のマスタージェダイでプレイしてもSEKIROのような詰まり方はまずしないと思う。
難易度は4段階あり、いつでも自由に変更可能。一番下にすればストーリーを気楽に楽しむような事も可能。

数年前にStar Wars: The Force Unleashedという名作ゲーム化タイトルがあってそちらは誇張激しめの無双系でデビルメイクライのようなスピード感で進み、スターデストロイヤーをフォースで撃墜したりATSTをライトセーバーのアッパーで真っ二つにするような感じで派手さと爽快感を重視していた分遊びもたくさんあったのだが、本作は主人公が力を失ったパダワンという設定なのもあって原生生物のデカネズミ3匹に囲まれて適当に立ち回っているとあっという間に死んでしまう。そう彼は映画のような無敵のヒーローではない。ライトセーバーとフォースを上手に使う事で勝利の糸口を使む。そんなパワーバランスが新鮮かつリアルでおもしろかった。

と、ここまではシステムをつらつらい書いたがそんな細かい事はどうでもいいのだ。
ライトセーバーを構えてブラスターを乱射してくるストームトルーパーの大群に突っ込み切り伏せる感覚は最高!ファンにとっては動かしているだけで終始ワクワクしてしまう。スターウォーズでSEKIROやったら神じゃない?っていう焼きそばにマヨネーズをかけるみたいな必勝パターンを真正面から実行して上手にまとめている。そりゃ美味いわ!

・トゥームレイダーのような探索と謎解き
マップはリニア(決まった通りに進む)ではなく探索型になっていて、マップを眺めながらトゥームレイダーのように道を探し様々なアクションを駆使して進んでいく。開拓や謎解きは程よい難易度でどれも楽しめた。素晴らしいマップをじっくり眺める事が出来るのでこの仕組みは嬉しい。ステージは何処も贅沢なビジュアルでワクワクさせてくれる演出ばかり。隠れたアイテムやボスを見つけるような遊びもある。


■ライトセーバーカスタム
わざわざ別項目で語りたい。
スターウォーズのゲームは数あれど1つの夢を叶えたようなシステム。
ビームの色、柄、持ち手など細かくパーツを組み替えて自分だけのライトセーバーを作れる。もちろん原作や外伝作品に出てきたものを作る事も可能で、とんでもなくテンションが上がった。

え?威力とか上がるのかって?そんな事はどうでもいいんだよ。



【×】
■ファストトラベルがない
このゲーム最大のマイナスポイント。
上記で言った通りこのゲームは探索型で広いマップをショートカットを開きながら進んでいく。初めて来たとき通れなかった道も新しい能力を手に入れる事で道が開くため改めて同じ星に来るように設計されているのだが「ファストトラベルがない」「3Dマップがわかりづらい」この2点のせいで中々に遊びづらいゲームになっている。

3Dマップがわかりづらいのはファストトラベルがあれば解決する問題なのだが、地続きで行かなければいけない時に、目的地までどういけばいいかな?あ!足が滑って落ちた…この道を戻るのかよ…みたいな事になってしまう。ファストトラベルがある事でイベントの時系列で新しく配置したポイントを見てもらえないって事なら一時的にこの区間を封じるとかもう少し工夫が欲しかった。


■戦闘時のカメラとロックオン
戦闘はおおむね評価が高いのだが、壁の近くでカメラがあらぶって敵の攻撃が見えなくなるのは防御が重要なゲームとしては致命的でストレスを感じたし、ロックオンが使いにくかったりパリィ成功のリアクションがわかりづらいあたりも含めてSEKIROのがいかに良く出来ているかを改めて感じた。


■ボリューム、やり込み要素
マップは豊富なのだが、敵のパターンやこちらのスキルパターン遊びの幅がもう少し欲しかった。
10数時間のストーリーが終わったら終了で引継ぎや対戦協力のような概念はない。
基本コレクター要素でマップを隅々までさがす事で服やライトセーバーカスタムのパーツやカラーが手に入る。強さに直結しないので強制ではないのは気楽で良いと思う。



【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2019/12/12(木) 21:18:24|
  2.  ├PlayStation 4
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