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ゲームレビュー ボクラの九龍城

ゲームばっかりやってる人のメモ帳

プレイグテイルイノセンス

【評価 /10】
8点



【○】
■埋めつくすネズミ
14世紀フランス、百年戦争で国が荒れる中、追い打ちをかけるようにペストが大流行して数年でヨーロッパの60%の人が死んだという地獄のような世界でプレイヤーは15歳の少女を操作し、5歳の幼い弟の手を引いて苦難の旅をする。

この作品ではペスト流行の原因の一つである「ネズミ」がフォーカスされていて、終始画面を埋め尽くさんばかりの数百、数千というネズミが出てくる。(余談だけど近年の研究でノミダニが流行の最大の原因と言われているらしい)
集合体恐怖症みたいな人はこのゲームを見ると卒倒するのではないかと思うのでリビングでプレイしては絶対行けないゲームなのだが、映像表現がとにかく素晴らしくネズミが群れをなし波のように動く様は美しさすら感じる。

ネズミはお察しの通り近づけばあっという間に数百匹がとりつかれて食われてしまう。
ネズミは火を苦手とするのでそれを利用してネズミの群れを避け、敵のランタンなど破壊する事でネズミに襲わせることが出来る環境兵器にもなり得る。
このネズミを使って行く遊びが進行に応じて拡張されていき最大の特徴になっている。

姉弟を追ってくる兵士や盗賊に見つからないように進むステルスアクションと
ネズミを使った敵の排除、謎解きを繰り返しながらストーリーが進んでいく
マップは何処も1枚絵のように美しく贅沢に作られており、謎解きも程よい難易度で楽しめる。シナリオは姉弟の動向にハラハラしながら胸をえぐられそうになるような場面も。
総合的に上質のアクションアドベンチャーだった。



【×】
■新規性という点では薄い
平均的なクオリティは高いし映像表現で新しい部分はあるが
ステルスアクションや謎解きなど遊びとしてみると平凡。


【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2019/12/19(木) 21:58:42|
  2.  └PCゲーム
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