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ゲームレビュー ボクラの九龍城

ゲームばっかりやってる人のメモ帳

十三機兵防衛圏

【評価 /10】
9点


【○】
■ヴァニラウェアの新しい挑戦は大成功


ヴァニラウェアと言えば世界に誇れるレベルの特徴的で素晴らしいアートワーク。
本作の世界観は1940~1985~2100前後と様々な時代を行き来するタイムトラベルもので
ヴァニラは過去に『オーディンスフィア』『朧村正』『ドラゴンズクラウン』など
ファンタジーの世界観が多く近代をあの絵柄で楽しめるというのはかなりワクワクした。

世界観設定以上に変わったのがゲーム性。
過去作は全てベルトスクロールアクションRPGを作って来た彼らが本作は一切のアクションがないアドベンチャー&RTS(セミ)という新ジャンルにチャレンジしている。これについてはベルトスクロールアクションが遊びたかったファンにとってはマイナスに感じる面があるかもしれないが、プレイした結果これこそ彼らの力を遺憾無く発揮するベストなスタイルかもしれないと思わせた。

・シナリオ
アドベンチャーとなると結局ここに尽きる。13人の主人公それぞれの物語を追い、やがて1つの大きな流れに帰結するというオムニバスストーリーなのだがキャラクターそれぞれが魅力的かつテイストの違うシナリオ体験になっておりミステリーが次々湧き、少しずつ解決していく伏線が綺麗に回収されていき最後までプレイヤーの気持ちを繋ぎ気持ちよく終わるというデザインに成功している素晴らしい出来栄えだった。フルボイスのため読む負担がなく、アーカイブで専門用語やゲーム中も思考する事で出来事を細かく追う事が出来る。便利機能系も早送りやログ、スキップ、選択前に戻るなど完備していて文句の付けどころがないとはこの事だった。全体的にとても親切に作られているのが際立っていた。80~90年代ロボットアニメ、国民的ドラマ、タイムリープ、昭和ノスタルジー、少女漫画などSF、ミステリー、サスペンス、ラブロマンスなどいろんなエッセンスが集まって上手にまとまっているような印象で開発者と俺の年齢層、ドストライクが重なっておりとても楽しめた。そういう懐かしいという部分だけじゃなくエポックメイキングで世界に誇れる日本のクリエイターがここにいるぞ!と誇れるだけのクオリティ。

・RTSパート
ウェイトで考える余裕がかなりあるタイプのRTS。概念ではタワーディフェンスゲームに近い。エヴァでいう使徒がセントラルドグマに侵入したら終了みたいな設定でジョブの概念がある6機の機体で上手く連携して敵を迎撃する。
演出は省略されているが臨場感があり、巨大な敵を破壊すると区画が炎上したり、大量の敵をミサイルの雨で焼き払う爽快感があある。機体の相性やバフデバフの連携などもあり、タンクキャラを突っ込ませてEMPでタゲを取りそいつにシールドを貼って敵が集まった所をスナイパーがミサイルで焼き払うなど戦略性があって面白い。本作は1周の中で十分に楽しめる程度だが、このシステムは今まであるものだが凄く新しい表現のシステムになっていて今後発展していく事で傑作になる可能性を感じる。欲を言えばアートが強みの彼らなのでビルの破壊や機兵の細かな損傷などビジュアルで状況がもっと細かく見れるような部分も少し欲しかったとも思うが…

総じて多くの人に勧められるゲームになっていると思うし、このスタジオは世界に誇れる素晴らしいゲームを作れると思うので今後も追い続けたい。

■UI
アドベンチャーゲームとしてとてつもなくクオリティが高い。早送りや同時に発声された音声が上手に編集されて聞こえるしログを見ると縦書きで小説風に読める。便利機能の数々も一般のアドベンチャーを上回るほどのクオリティ。


【×】
■RTSをもっと深くやりたい願望


ベースが面白いだけにもっともっとディープな遊びをしたいという欲求があった。次回作に期待!


【おまけ】


なぜ10点じゃないのか?と言われるとやはりシナリオ面で新しい驚きがなかった事かもしれない。
おっさんにとって好きなものがハイクオリティでいい~感じで詰まっているという感じで
その発想があったか!!というような驚きがあるものではなかった。

【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2019/12/30(月) 21:43:35|
  2.  ├PlayStation 4
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