【評価 /10】
7点
【○】
動かしているだけで楽しい化け物ライフ
プレイヤーは触手の集合体のタコのような怪物になり、謎の研究所の脱出を目指す。
移動した方にヌルヌルと進んでいく感触が独特で、重力を無視した上下左右自由に移動出来る。
触手を伸ばして掴むというアクションが出来るのだが、人間をいともたやすく引きちぎり、ドアを開閉するレバーを操作するなど繊細なアクションも可能。ステージを進むにつれて姿を消したり、触手を槍に変えて鉄板をぶち抜いたり、人間に触手を差し込んで操るなど様々な能力を手に入れ戦闘と謎解きを繰り返して進んで行く。
戦闘は勢い任せに弱者を蹂躙するばかりではなく、火炎放射やガドリングガンを搭載したロボットなどと正面から戦うと一瞬で負けてしまうので、ダクトに入り込み人間が油断した瞬間に襲い掛かったり、操って同士討ちをさせるなど戦略性もあり、人間の隙をついて飛びつき粉々に食い荒らす感覚は最高!
【×】
迷う時間が無駄
このゲーム最大の不満点。行先がわからなくなって彷徨う時間が無駄。
マップが上下左右に広がる構造で、ベルトスクロールの「進行方向=右」のように行先が形で示せていないのにミニマップやガイドがない。道を探す楽しさよりストレスを大きく生み出している。
ボリュームが乏しいゲームなので、テンポよく新しい能力を獲得して軽いステップで駆け抜け「もう少し遊びたかったけどまあ面白かったね」という評価になるのを目指すのが理想なのかなと思うが、この道に迷う時間が後味を悪くする要因になっている。
スパイディセンスみたいなもので、行先に近づくと反応するとか、乗っ取った人間から道のヒントが得られるとか何かあっても良かったかもしれない。
敵のバリエーションが乏しい
ボスなどもおらず、いくつかの雑魚的の組み合わせを攻略しながら進んでいくのだがバリエーションが乏しく単調になってしまう。
.定価2000円で5時間ほど遊べるイメージ。個人的には丁度良いが、昨今のインディーの質の高さから考えるともうちょっとボリュームが欲しい。
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ
テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム
- 2020/07/30(木) 20:30:50|
- └PCゲーム
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| コメント:3
アンダーテールのレビューがない理由ですが書く機会を逃したままになってました。そのうち書かねばw
- 2020/08/03(月) 16:02:33 |
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- fei #-
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feiさん、色んなゲームレビューみてるんですがアンダーテールがないのはなぜですか?
- 2020/08/02(日) 12:17:10 |
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- 通りすがりのゲ #-
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