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ゲームレビュー ボクラの九龍城

ゲームばっかりやってる人のメモ帳

リングフィットアドベンチャー

【評価 /10】
10点


【○】
「楽しく運動が出来ます」がいまだかつてないほど実現している

巷では「楽しく簡単に痩せられます」なんてキャッチコピーで様々な健康器具や運動法などが登場してくるたびに運動不足気味な俺は都度チャレンジしていて『WiiFit』『ビリーズブートキャンプ』『プランク』など全て断念してきた。そんな俺が今回このリングフィットアドベンチャーを遊んでいて未だかつてないほど続けられると感じるほど楽しいのだ。個人的にはゲーム史に残る大発明だと思う。

「それって辛くないから続けられるんでしょ?」と言われそうだがそういうやつにやらせてヒーヒー言わせたい。やってるときは本当に辛くて小1時間ほどやり終えると全身汗だくなって満身創痍になるし次の日にはバッチリ筋肉痛が来る。やってる時は辛い!辞めたい!と思わない事もないのだが、筋トレとゲームの融合を上手に果たしていて様々な表現方法でゲーマー心をくすぐっていい感じにごまかしてくるのが本当に上手なのだ。それらの素晴らしい点を細かく解説したい。

筋トレ感を誤魔化す優れたデバイス

デバイスは2つ。手に持つ『リングコン』と太ももに装着する『レッグバンド』のポケットにswitchのコントローラーをセッティングして遊ぶ。リングコンはその名の通り輪っかの形をしていて両サイドに握るための持ち手がついている。強化繊維プラスチックという素材で出来ていているそうで、強く押し込んだり引っ張ったりする事で中のセンサーが反応し強度を計測してくれる。ふとももにつけたレッグバンドもジョギングの動きやスクワットの深さなどを足の動きを正確に計測して判定する。

最初に触った感触は「こんなおもちゃ引きちぎってやるぜ!」くらいのつもりで楽しくグイグイ引っ張ったり押し込んだりしてるのが楽しいのだが、しばらくやっていると腕に徐々にダメージが蓄積し、スクワットを適当にやるとセンサーが正確に計測していて「浅いよ!」と怒られたりして「これは拷問器具だ」という事にすぐ気付くのだが、このデバイスを通してやっていると嫌な筋トレをさせられている事をぼんやりさせる感覚があって思わずやれてしまう。これが素手だったらおそらく続かないと思う。


ゲーマー魂をくすぐりながら本気の筋トレをさせる秀逸な戦闘システム

このゲームには様々なモードがあるのだが、メインのアドベンチャーモードは「戦闘が筋トレのRPG」みたいなイメージでステージをジョギングで進んで敵とエンカウントしたら筋トレで戦い、レベルアップしたり道中稼いだお金で装備を購入して能力をあげたり回復アイテムを買ったりして、ボスを撃破してストーリークリアを目指すという内容になっている。

戦闘はターン性バトルになっていて自分のターンで好きな筋トレを選んで攻撃し、相手のターンでは防御して耐えきり先に敵HPを削り切れば勝利という感じ。たかが運動のミニゲームと侮るなかれ、このゲームにはペルソナばりのバフや属性相性、単体、範囲の判断、さらにはこのゲーム独自のプレイヤー自信のスタミナ管理もしなければいけない。

攻撃手段となる筋トレはかなり種類があって好きな筋トレを5つセットして挑むのだが、それぞれ筋トレには「属性」「攻撃力」「攻撃範囲」が設定されている。相性属性は赤い敵には赤の筋トレが効くみたいなイメージで理想を言えば攻撃力が高くて幅広い属性に対応できるセットアップが有効となる。デバイスのセンサーが優秀だという話をしたが、スクワットやプランクを浅くやったり甘い筋トレをすると一発の威力が下がってしまうため1つ1つ真剣にやらないとダメージが出ない。戦闘の局面に応じて運動不足のおじさんとしては足が限界だけど、ゲーマーとしては敵が複数出たから範囲攻撃でやりたくない筋トレを選ばないと効率的に不味い!とか「自分のスタミナ」っていうリソース管理をしなけばいけないのはいまだかつてない経験でおもしろい。アニメの主人公みたいに「うおおおおおおお!」って叫びながら最後の力を振り絞って攻撃したり、キャラは体力満タンで元気だけどプレイヤーは死にかけて白目を剥いているみたいな経験はこのゲームじゃないと中々できない。

素でプランクを100回やれと言われたら明日には辞めてしまうのだが、このようにゲームに組み込まれるとうっかりやれてしまう、ひたすら運動をやらせるのではなくアイテムを取らせたり会話の見たりと間の作り方とかも上手なんだと思う。隙あらばサボってやろうと思っている自分に1つ1つ手抜きせず本気で筋トレをやらせてしまうのがこのゲームの凄い所。


いろんなステータスの人に対応、痒い所に手が届く機能の数々

・騒音が気になるという人にはジョギングモードは停止した状態で体を上下に振る動作に変更可能。(一部筋トレはどうしても音が出る)
・全然筋トレ出来ないという人には筋トレの負荷もセッティング出来る。
・もうゲームはオマケでガチで鍛えたい!という人には自分で細かい筋トレメニューをカスタムしてガチ筋トレを楽しむ事も出来る。
・今日は軽く遊びたいという人には汗を書くミニゲームや音ゲーなど充実している。
様々なニーズにこたえる配慮がされていてやらない理由をふさいでいるのが凄い。



【×】
スムージー作成と材料の回収にストレスを与える必要がない

回復やバフアイテムであるスムージーを作成するにはステージで材料を獲得し、作成する必要があるのだがこれがなかなかにストレスを感じる作りになっている。まず材料について、先が見づらかったり微妙にわかりにくい所に置いてあるため取り逃しが起きてストレスを感じやすい結果気持ちよく走ることが出来ずいちいち停止したり極端にスローに移動してちまちま取るという面倒な事になっている。路傍のアイテムは気持ちよく渡して、運動を通常より熱心にやるとリザルトで大量にもらえるしダラダラやると勿体ない量になっちゃうみたいな迷いなく全力で運動する形の方が良い気がする。

もう一つはスムージー作成。1つずつ作るのが物凄くめんどくさい。これも運動になっているって事なんだろうが運動量より面倒の方が数倍勝っている感触なので、一気にオーダーして運動負荷が上がるけど一気に絞れるなどもう少し便利にしてほしい。スムージーの種類も多すぎる。


黒い敵の必要性

堅いだけで全くゲーム性がないように思えるので大技の隙が出来た時に色が出てつけると大ダメージとか遊びが欲しい。


報酬バランスが割に合わない

サブクエストなど運動量に対して報酬が割に合わない感覚でしょうがないからやろうとも思えないものが多い。


【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2020/12/26(土) 00:20:47|
  2.  ├Nintendo Switch
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