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ゲームレビュー ボクラの九龍城

ゲームばっかりやってる人のメモ帳

天穂のサクナヒメ

【評価 /10】
9点


【○】
令和の米騒動!稲作シミュレーター+アクションRPG

ハイクオリティなアート面からぱっと見るとメジャータイトルっぽいが、実は「えーでるわいす」が開発したインディー作品。インディーゲームらしく「稲作」という尖ったテーマを扱っており唯一無二の魅力がある。発売直後SNSやゲームメディアを席巻するほど話題になりパッケージソフトが買えなくなるほど話題になって「令和の米騒動」なんて扱われ方をしていた。

本作の遊びのイメージをざっくり説明すると、稲作パートと横スクロールアクションパートという両極端な遊びを往復するデザインになっていて、稲作をして良いお米を作ることで主人公が成長しパラメーターが上昇して横スクロールアクションが有利になりステージを攻略して行く事で様々な機能が解放されストーリーを進めて行くようなイメージ。

ストーリーも良くキャラクターもとてもかわいい。彼らのやりとりを見てるだけで楽しいのだが、見た目に反してバックボーンは結構シリアスで平安時代末期くらいの飢饉や戦などに翻弄された弱い人間たちとわがまま奔放な神様であるサクナヒメが彼らと一緒に生活する中で、少しずつ絆を深め成長していく姿がとても良かった。だらだらと遠回りせずテンポよく話が進むのも良い点。

このゲーム最大の魅力はやはり稲作パート。
稲作という農家に生まれない限りなかなか体験する事がない身近にありながら詳細は知らなかったもの。これを細かに体験するという貴重な経験がとても刺激的で最大の魅力となっている。田植えや耕すなどのアクションも新鮮で面白いのだが一番は最高の米を作るマネジメント管理。

牧場物語など従来のゲームとの違いはとにかく工程が細かい事。春夏秋冬それぞれに3日間があり天気や温度などのステータスがある。プレイヤー春になったら田を耕して苗を植え、適量の水を貼って、夏になったら成長した葉っぱの状況を見ながら水を調節して、秋になったら収穫し干して、米を獲得する。それほど難しい事ではなくなんとなくやっていてもちゃんと米は収穫できゲームは進んでいく。ただし…これは大雑把にやっても大丈夫という話なだけで「より良いお米を作りたい!」と思った時に拘る要素は本当に多く、雨が多すぎて田の温度が下がりすぎると病気になってしまうので田の水の量を細かく調節したり、日照りを神にこうなんて荒技もある。肥料も与えるタイミングによって重要な栄養素が異なるので毎朝うんkを回収して混ぜ物を入れて成分をコントロール、究極的には一緒に暮らしている人間たちンの食事がダイレクトに成分に影響するので前の晩に出す食事の調整にもこだわる事が出来る。みたいな事はいろいろあるのだが、この稲作シミュレーターにここまでマニアックにこだわった作りが過去体験した事がない新鮮な遊びになっていて夢中で遊んでしまった。

冒険パートのアクションも適当な出来栄えではない。
敵の攻撃パターンは多彩で必殺技も数多くあり、RPGなので米を作って育成し適当に攻略する事も可能だが、こちらもコンボをこだわりだすと、マーベルスパイダーマンやデビルメイクライでも遊んでいるんじゃないかって空中コンボをやったり、ストリートファイター3のブロッキングが標準搭載されていたりとマニアックにやり込む事が出来る。

稲作パートは主人公の成長、アクションパートは施設の拡張や稲作の補助アイテム入手、食料の確保など相互関係がしっかりあって両方を上手く回す事でゲームが進んでいく綺麗なデザインになっている。

小難しい話をいろいろしたが「誰でも遊べる」けどこだわると深く遊べるそんな感じなので多くの人にオススメ出来る作品。正直今年のゲーム中でこれは外せないというほど印象に残ったタイトルだった。


【×】
マップが出現する条件やミッションが少しわかりづらい

クリアーしたが次が出るという感じではなく古いマップも含めて条件を満たす数が一定値になると新しいマップが出てくるルールで少し進行がわかりづらい設計。

防御手段が高度

悪い所ってほどではないのだが、稲作というポイントに興味を持って入ってきた人に向けてはアクションが少し高度。レバーを同じ方向に2回入力でダッシュ、相手の攻撃に合わせてレバーを入れるストリートファイター3のブロッキングがパリィになっていて防御手段が高度なので、ボタンでガードなり回避があったほうが多くの人が遊びやすいかもしれないなと思った。攻めのアクションを重要視したデザインかつ稲作により育成でそこが丸くなるので失敗という感じではないが率直にボタン回避はあったほうがいいかなと。


【おまけ】
このゲームを遊んでいるとお米を食べたくなる。
米農家さんに感謝して一粒残さず大切に食べなきゃいけないなって気持ちにさせてもらえました。



【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ


テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2020/12/18(金) 16:24:33|
  2.  ├PlayStation 4
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  4. | コメント:0
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