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ゲームレビュー ボクラの九龍城

ゲームばっかりやってる人のメモ帳

Tell Me Why

【評価 /10】
8点


【○】
---Life Is Strange開発らしいハイクオリティなショートADV
Life Is Strangeを開発したDONTNOD Entertainmentの作品。他の作品より短めの内容になっていて3チャプターで構成されていて約10時間ほどでクリアできる。とはいえプレイヤーの選択による分岐などもあるし、話の密度は圧縮されていてテンポが良く、高い満足感を得られる作品だった。

簡単なあらすじは、アラスカの田舎町に住んでいる10歳の双子の姉妹と母親の3人家族が暮らしていたのだが、双子の片方であるタイラーはLGBTで悩んでおり、ある日それを理解できず錯乱していた母親は銃を持ってその子を追いまわしてしまい、タイラーは持っていた刃物で自分を守るために母親を殺してしまったという衝撃のプロローグから物語がスタートする。

そして、10年の時が流れ、施設に入り養子はすっかり男になったタイラーとアリソンが再開し、それぞれ新しいスタートを切るために、放置された生家に戻り思い出をたどりながらあの事件の真実を追う事で自分たちが知らなかった様々な事実を知る事になる。

DONTNODらしいマップや小物の作りこみが素晴らしく家の中の家具や写真、インタラクティブ出来るものが多くそこから時代背景や人々の生活などが垣間見え、ゲームを遊びながら様々なものに触れているうちに世界観にのめり込み狭い空間を何度も行き来するうちに自分の実家のような気持ちになり、小さな村にも愛着を持っていき最後はここから離れるのが寂しいなって気持ちになってしまったほど。キャラクターはこの開発らしい素晴らしいクオリティでありきたりな薄いテンプレートではなくすべての人物が時を重ねた重みや関係性、性格による感情の機微などを感じる複雑な行動や会話をするのはさすがのクオリティ。

この作品は自分が好きな作品との共通点があって先が予測しやすいありきたりな起伏を作るためにわかりやすいとがったキャラクターばかりがいるのではなく、登場人物はそれぞれが他人に思いやりを持って生きているまっとうな人ばかりで、そんな人達が凄惨な事件で傷つきながらも寄り添いあって前に進もうとするリアルで大人向けな人間ドラマが軸になっている。

 
【×】
---翻訳による弊害
総合的にいいローカライズなのだが、ゲームにとってかなり重要な絵本があるのだが、任天堂とかピクサーみたいな本のビジュアルそのものを翻訳しているのではなく、英語でかかれた絵本の上にかぶせるようにローカライズ文字が浮いた形で表示されることで本そのものに書かれたヒントを見逃してしまったりと惜しい部分があるし雰囲気も少し損なっている。


---一部面倒な謎解き
本を読まないと理解できない謎解きがあって結構な文章量を読むことを強制するのだが少々面倒。


【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格ライン
6:平凡だが十分遊べる
4~5:イマイチ
0~3:これはヒドイ

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2021/02/25(木) 21:55:14|
  2.  └PCゲーム
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  4. | コメント:0
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