【評価 /10】
8点
【○】
---パーティーゲームとして究極に特化したゲーム本作はパーティーゲームとして完全に特化していて「誰でも勝てる」「短い間隔で大きなリアクションが発生する」という所を重視しているイメージで、経営ゲームのように真剣に考えて立ち回っても他プレイヤーのカード攻撃やランダムイベントで一瞬で覆えるので、圧倒的に勝っている人が1年後にはビリにまで落ちぶれるという事が平気で起きる。これは話だけ聞くとそれって「クソゲーじゃない?」ってなるのだが、おかげでゲームを普段やらない人が勝つことが出来るし、形勢が凄い速さで変わるので、退屈な時間を限りなく減らし喜びや悲しみのリアクションを短い頻度で引き出す事が意図的に設計されている。1回サイコロを振るたびに驚きや変化を返すという所が大事にしているように感じて、唐突に大金が手に入ったり失ったりしてプレイヤーのリアクションを引き出すものになっている。これは今の時代の動画映えという所では良いコンテンツになっていてバズリやすいので相性が良いと思う。
考え方的にはゲームそのものを楽しむというよりはゲームを使って遊んでいる人同士のリアクションを楽しめるように、まさに遊んでいる人を想像して作ったものなのかな?と思う。
これはパーティーゲームとしてコンセプトは一貫していて美しく良いゲームだと思う。
---オンライン対戦フレンドのみだが、オンラインで遊べるようになったのは大きい。
【×】
---一貫したコンセプトを感じるが個人的にはもう一つ昔の桃鉄は堅実に積み上げていく事で勝利するような経営シミュレーションよりの所から、それでは一度差がついたら覆らないため逆転要素を増やしてパーティーゲームとしての色を強くし今作はその集大成のような作品だと感じた。
実際に遊んでいると、どういう風に立ち回ろうかなーって考えたり時間をかけて遊んだりすると理不尽なイベントに台無しにされてしまいがちなので、短い時間さくっと遊ぶみたいなところに特化したほうが相性がいいのかなと思う。
こういうデザインについては間違っているとは思ってなくて、誰でも遊べる、人のリアクションがいっぱい見れておもしろい、とは思うのだが、個人的には長い時間遊んでもある程度納得感が行くいただきストリートのようなバランス感の方が好きなので頻繁に遊ぼうというゲームにはならなかった。
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ
テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム
- 2021/05/14(金) 21:49:54|
- ├Nintendo Switch
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| コメント:2
おお、ありがとうございます。うっかり2回書いてましたねwまとめておきました
- 2021/12/08(水) 16:41:46 |
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