●LIVE IN DUNGEON

【評価 /10】
6点


【○】
---脇汗が止まらない高速入力バトル
本来？このゲームの面白さは世界観。舞台は王道の剣と魔法の世界なのだが、大きな違いはダンジョンを探索したりモンスターと戦う冒険の様子を生放送していてリスナーのいいね、やコメントに反応しながら攻略していくという面白い設定。

そんな設定だからゆるいバカゲーかと思ったら大間違い。
その実態は超高速コマンドバトルが魅力で世界観とかどうでもいい。

プレイヤーは一定ミスったら死ぬようなアクティブタイムのコマンドバトルの中で、攻撃や回復などのＲＰＧらしい選択と、チャットへの反応＝十字キー指定コマンド、リスナーの反応で溜まったテンションで放つ必殺技を高速で入力する必要がある。手を休めたり考えてる暇はほとんどない。高速で流れるチャットにリアクション入力しながら正しくコマンドを選んでボスを倒していくのだがこの脳トレのようなタイピングゲームみたいな謎の高速コマンドバトルが個性的で面白い。


【×】
---テキストを読む余裕がない
上記の通り、凄い速度で入力するのが楽しいゲームになっているため世界観浸る余裕はほとんどない。メインストーリーのボスのセリフや、このゲームの特徴である放送を見ているリスナーのコメントを読んだりする余裕が一切ないほど入力が激しいのは入り口でギャグみたいな体験の世界観を堪能しようと入ってきたら高速タイピングゲームを渡されたようなイメージに近い。


【点数のざっくりした基準】
10：神ゲー(完成度＋独創性）
9：良作の一線を超える
8：良作
7：少々問題はあるが合格点
6：平凡だが十分遊べる
4～5：定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少）
0～3:これはヒドイ