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ゲームレビュー ボクラの九龍城

ゲームばっかりやってる人のメモ帳

fei的game of the year 2021 今年のNO1ゲームを決めます!

今年一年もお疲れ様でした~!
今年もいっぱいゲーム出来たかな?
このブログやフェイチャンネルが、少しでもみんなのお役にたってたら嬉しいです。

2021年…今年って何があったっけ?
コロナが沈静化してきて新宿の潰れた店舗がどんどん新しいお店に変わっていくのを見て、徐々に日常が戻ってきているかな?という感じですね。油断は出来ないので相変わらず手洗いうがいはしているおかげか、風邪もひかず健康にやっております。

考えてもあまり思い出せないので、私的今年の出来事って何があったかな?ってのをTwitterやフェイチャンネル見ながらさらーっとみてまとめてみました。



3月
かわうそとシンエヴァ見に行った

5月
のげげんが結婚

6月
誕生日にお○んちんを出す放送

7月
フェイチャンネル7周年みんなでGTA!

8月
真夏にエアコンが故障騒動 人生初のお祓いへ

9月 
ビットサミット2021に参加!
Activision Blizzard様からディアブロ2リザレクテッド発売記念で世界に数百枚のイラスト貰ったよ
ぽまおゲーム遍歴
『Hades』オリジナルグッズを頂きました!

10月 
TGS2021に公式インフルエンサーとして招待していただきました
あかおにゲーム遍歴
バンダイナムコエンターテイメント様に「テイルズ オブ ルミナリア」の先行体験プレイ会に招待して頂きました!

11月
文化放送のラジオ「RADIO 4Gamer Tap(仮)」に公式ディアブロパートナーとして出演



凄いね!特に後半が凄い。
去年はインディーライブエキスポ、TGS2020コラボ、真女神転生III NOCTURNE HD REMASTER 発売直前生特番 応援番組などいくつか企業案件を受けているうちに「もっとこういった活動を活発にやる事でリスナーさんにフェイチャンネルの新しいものを見せられるのかもしれない」って強く思うようになっていて、今年は今まで断っていたりやらなかった案件も積極的に受けてみよう!って精神で臨んだんですが、小さい案件が大きな話に繋がったものもあったりして実際にリスナーさんを驚かせる事も出来たと思うし、自分にとっても凄く刺激になり充実した活動になりました。今後もお話さえ頂ければいろいろ挑戦してみたいと思いますのでよろしくお願いします。

知っている人もいると思うけど、今年実は厄年でエアコンぶっ壊れたり、財布落としたりと、ありえないくらいいろいろ不幸があってさすがに怖くなって神社にお祓いに行きましたwそこから後半いいことづくめだったのでこれは毎年お祓いに行くのも検討しますね。お炊き上げとかやりたい。かわうそとのげげんを簀巻にしてくべたい。

何はともあれリスナーのみなさんが遊びに来て盛り上げてくれるからこそこういった面白いお話をたくさん頂いているので本当に感謝しております。いつもありがとうございます!これからも頑張ってお返しできるように頑張ります。


お待たせしました!では本企画に入ります。
改めてこの企画の説明を軽くします。
「2021年に発売して俺が遊んだゲームの中からTOP10を決める企画」でございます。
ウチは世間一般のGOTY期間を無視した2021/1/1~12/31までに発売してプレイしたゲームっていう独特なルールでやっております。

「ゲームに優劣をつけるとか何様だボケ!」と言われそうですけどクソブログの戯れですのでお許しくださいね。

ちなみに去年はゴーストオブツシマ、FF7R、cyberpunkなど中々の激戦でしたね。
良かったら↓からご覧ください。
俺的game of the year 2020

さて今年のラインナップを見てみましょう!

◆PS5
リターナル
バイオハザードヴィレッジ
ラチェット&クランク パラレルトラブル
It Takes Two
デスループ
テイルズオブアライズ
ロストジャッジメント
Back 4 Blood(バック・フォー・ブラッド)
ファークライ6
Marvel's Guardians of the Galaxy(マーベルガーディアンズオブギャラクシー)
HITMAN3(ヒットマン3)
マスエフェクトレジェンダリーエディション
Chivalry 2(シバルリー2)
ディアブロ2リザレクテッド
デスストランディングディレクターズカット
ケーナ

◆PS4
リトルナイトメア2
ニーア レプリカント ver.1.22474487139...
バイオミュータント
戦国無双5
聖剣伝説 レジェンドオブマナ HDリマスター
戦場のフーガ
新すばらしきこのせかい
Ghost of Tsushima Director's Cut
Voice of Cards(ボイス オブ カード)ドラゴンの島
エンパイアオブザシン
ノックアウトシティ
Cris Tales
The Ascent(アセント)
デモンゲイズエクストラ
アストリアアセンディング
モナーク
メガトン級ムサシ
スーパーロボット大戦30

◆switch
スーパーマリオ 3Dワールド+フューリーワールド
ゆるキャン△ virtual camp 本栖湖編
モンスターハンターライズ
New ポケモンスナップ
ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング
迷路探偵ピエール ラビリンスシティ
マリオゴルフ スーパーラッシュ
モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~
クレヨンしんちゃん『オラと博士の夏休み』おわらない七日間の旅
ゼルダの伝説スカイウォードソードHD
No More Heroes 3
メトロイドドレッド
ブレイブリーデフォルト2
Say No! More
Silver Chains(シルバーチェーン)
あつまれどうぶつの森 ハッピーホームデザイナー
スーパー野田ゲーPARTY
Legend of Keepers Welcome to the Dungeons Company
月風魔伝 アンダイング ムーン
●LIVE IN DUNGEON
ポケモンユナイト
ファルコニア
パラダイスキラー
ダイスレガシー
おすそわけるメイドインワリオ
アクトレイザールネサンス
マリオパーティースーパースターズ
添丁の伝説
Creature in the Well
Grow: Song of the Evertree
ポケットモンスターシャイニングパール
真女神転生V

◆PC
LOOPHERO
The Medium
TWELVE MINUTES
バトルフィールド2042
Valheim
Phantom Abyss
メタルドッグス
Inscryption(インスクリプション)
ミスタープレッパー
Tribes of Midgard(トライブス オブ ミッドガルド)
レインパレード
Night Delivery 例外配達
ドリームエンジンズ
Boomerang X
Papetura
NKODICE
FF14暁月のフィナーレ
リフトブレイカー
アンパッキン

86タイトルから決めて行きます!
そうです、例年より多いですよね。
今回はおつまみ以降しばらくやったやつとかも含めてたっぷり入れてみました。
この中からTOP10をランキング化して発表していきます!

余談ですが、2019年に発売したけど国際政治に巻き込まれて消滅した
還願 DEVOTIONはやっと今年遊べて満点もつけたんですが今回のGOTYには加えていません。
ですが素晴らしい作品だったので紹介させてもらいます。
Steamなどで買えないのですがここで直で買えます

では続きからどうぞ!
10位:LOOPHERO

体験版を遊んだ時点で今年の10本に入るだろうなって確信したタイトル。
ゲームデザインが斬新かつ秀逸でスレイザスパイアのように今後何らかのゲームの基礎になったりパクリゲーが作られたりするゲームになるなと感じた。

このゲームは自分が勇者になるのではなく勇者の快適な冒険環境を作るゲーム。
レースゲームのコースみたいな場所をぐるぐる自動で回り続ける冒険者を眺めながら、彼の道行きに森を置いたり沼を置いたり、それによって出現するモンスターを冒険者の無理がなく配置していき、徐々に負荷をかけて鍛え上げ、手に入れた装備のシナジーを組み合わせて冒険者を強くして行き、ボスを撃破させる。というかなり変わったルール。

このタイトルにはコンボ的な概念があって例えば『街』という上を通ると体力が回復するタイルがあるのだが、強くて良い装備を落とすタイルの横に置くとリスクを下げられるという物。おもしろいのは街タイルの横に「ヴァンパイアの館」という周辺マスにヴァンパイアという敵が出るタイルを隣接すると、街の住民がヴァンパイアに血を吸われてしばらく回復効果が無くなり代わりにゾンビがポップする危険な街に変化する。その状況で暫くループしているとヴァンパイアの統治が完了して回復効果が強力になった上位の街に進化する。こういったシナジーのようなものが複数あり、プレイヤーは理想の環境と装備を思い描きながらシナジーと組み合わせてビルドを構築していく。放置ゲームのように見えて実はかなり忙しく環境構築や装備の着せ替えをしなければいけない。新体験かつシンプルでとても面白いゲーム。

年末遂にswitchに移植されたのでぜひ遊んで見て欲しい。
詳しいレビューはコチラ



9位:No More Heroes 3

俺は須田ゲーが大好きだ。
よし、これでこの順位にいる理由がわかったな?
いや適当な贔屓目じゃないよマジで評価が高いのだ。

たしかに世の中の大きな賞レースに全然名前は上がってなかった。大好きだって言ってる俺も今の最先端ゲームと比較してみるとクオリティやボリューム的に足りない部分は確かにある。いや、絶対に足りない。(おい)

だが、須田さんの尖がったクリエイティブはこの広いゲーム業界にも希少だという事を再確認させられた。本作は須田美術館。という副題をつけてもいいくらい様々な演出の試みがされていて驚きの連続だったし、良くも悪くも先が読めないしどうでも良くなってくるストーリー展開と、多くの人に楽しんでもらおうとか思ってるのか思ってないのか怪しいようなネタ満載・・・段々悪口みたいになってるがそんな言葉ばかり浮かぶのに最高!と言わせて見せるのが彼の凄みなのだ。

いつもとちょっと違うのは戦闘は11年の時を経てノーモアヒーローズがついに完成に至っている!と言っちゃうくらいクオリティも高く面白い。本作は大多数の部分が戦闘と言えるのだが「Wiiリモコンをシコシコする充電のアイディアからはじまった」という下ネタスタートのこのゲームも、シリーズを重ねる中でスイッチのコントローラーに引き継がれ、操作性、爽快感総じて素晴らしいクオリティになっている。敵を切り裂いているときの血を模したド派手なエフェクト、相手の攻撃を見切りながらダメージを与えてチャンスにプロレス技などの大技をぶち込む爽快感。剣の電池管理もおもしろいし、スロットリールが揃ったら敵を一方的にぼこぼこに出来る抑圧からの解放のような感覚、そして勝利の最高にスタイリッシュな演出と絶妙なバランスで素晴らしい。

最大の魅力はやはりストーリー。言葉を選ぶと退屈させないストーリー展開。伏線とか脈絡とかどうでもいい。最高の須田演出で魅力的なキャラクター達が全く予想できないストーリー展開を繰り広げ、終始驚きと笑いに満ちていて楽しかった。本作では漫画家「浅野いにお」ファッションデザインもてがける「牛木匡憲」など様々なクリエイターも参加していていろんな刺激が詰まっている点も魅力のポイントで、ぶっ飛んだ須田さんの頭の中に他クリエイターの尖ったクリエイティブが溶けてとんでもない色になったパレットを覗いている感覚で最高だった。
詳しいレビューはコチラ



8位:メトロイドドレッド

ナンバリングで言うと5に当たる作品で、それにふさわしいサイドスクロールシリーズの正当進化。
本作は剣戟的なアクションの要素を強く持ち、象徴としてメレーカウンターという相手の攻撃をジャスト攻撃してチャンスを作るアクションがあるのだが、ただ弾を撃って逃げ回るのではなく、リスクはあるが敵に突っ込みながらも圧倒するようなアクションが出来る用になったことで深みが増した。EMMIという追跡者的な存在や、特にボス戦はどれも非常にこっていてとても楽しかった。

新しいアクションがテンポの良く解放されていくデザインと難易度は高いがリトライにストレスがあまりない親切な作りなど任天堂らしい高いクオリティになっている。

良くも悪くも操作難易度は高いため使いこなせるととても気持ちいいのだがアクションが苦手な人にはオススメしづらい。

個人的に少し評価が低めになっているのは探索面が中盤以降に寄せられていて基本やってもやらなくてもいい程度。本作はガイドが徹底しているのと途中までほぼ一本道気味に進んでいって寄り道を許容していないデザインになっていて個人的には自由探索で道を見つけていくような部分がメトロイドヴァニアの醍醐味だと思っているので寂しく感じる部分があった。あとこの手のゲームは近年インディーゲームに素晴らしいものが増えてきていて目新しさという点で弱かったのもあるね。

詳しいレビューはコチラ



7位:モンスターハンターストーリーズ2 ~破滅の翼~

ワールド、ライズという高く評価した両タイトルも含めて、モンハンハストーリーやキャラクターという点は本当に弱いと思っているのでストーリーがダメだとどうにもならないRPG化なんて大丈夫かな?と正直思ったんだけど失礼しました。本作はブレスオブザワイルドのようなCGとナルティメットストームなどに肩を並べるようなカットシーンの演出など、日本の素晴らしいアート作品の良い所どりをしたような印象でそれが高品質で成功している。お話の見せ方も頭身を高めて少しシリアス目な方向に振っており子供向けではあるが大人も楽しめる内容になっている印象。

バトルはジャンケンを基礎にしているのだが属性、肉質などの概念が複合したり敵が怒りで弱点や攻撃パターンが進化するなどあって、似たもので言うとポケモンやメガテンの弱点を突くバトルにイメージが近くシンプルながらもやり応えがあって楽しい。

オトモンをタマゴから回収する部分にはガチャ要素があって能力もランダムなので、成長収集といRPGの重要な楽しさにも繰り返しに耐えうる仕掛けがあってとても良かった。モンハン知らないけどRPGが好きって人にもオススメ出来る作品。

難しい課題がある中でしっかりと挑戦して結果を出す今のモンハンチームの力量は尊敬する。
詳しいレビューはコチラ



6位:Marvel's Guardians of the Galaxy

2020年に発売したアベンジャーズのゲーム『Marvel's Avengers』を覚えてますか?世の中では悪名高くワゴンゲームになってしまったのは有名ですが、そのアベンジャーズの開発の新作というのもあっておそらくネガティブな印象からスタートしていると思います。実は調べたら正確には微妙に違うっぽくてクリスタル・ダイナミックスって会社がフロントで、デウスエクスやシャドウオブトゥームレイダーを開発したEidos-Montréalも引き継いだのか共同で作っていたっぽいです。

そんなEidos-Montréalが単騎で作ったのがこのマーベルガーディアンギャラクシー。アベンジャーズの直後ってのもあって多くの人が敬遠したと思うんですが、実はこのゲーム非常に出来が良いです。アベンジャーズと違ってマルチ要素を排除してリソースをソロのキャンペーンゲーム注ぎ込んで作っていると聞いていたし、アベンジャーズもアクションの面白さについては個人的に高く評価していたし、ガーディンアンズがマーベルIPの中でもめっちゃ好きってのもあって即購入。

結果としてはPS4の名作『マーベルスパイダーマン』くらい多くの人にオススメしたい素晴らしいアクションゲーム。今年の各メディアのGOTYでもベストアクションゲームとして挙げられてたりしましたね。

凄まじい量のテキストがフルボイスで演じられ、作中には80年代の有名な楽曲の数々が流れ、一瞬通り過ぎるようなステージは恐ろしく作り込まれている。遊びも多彩で特にバトルはシンプルだが爽快でやり応えもあってアクションゲームのお手本のような完成度。

遊びながらこんなレベルでIPゲーム化作られたら日本のは…って気持ちになってしまうくらいスケールが違いすぎる。IPゲーム化タイトルの世界の頂点クラスのタイトル。本作はあらゆる部分が平均値を超えていて総合的に非常に良く出来ているので、アベンジャーズで落胆した人も改めて遊んで欲しい。
詳しいレビューはコチラ



5位:Back 4 Blood

Left 4 Deadを開発したTurtle Rock Studiosによる精神的後継作品。
「結局L4Dと一緒じゃないの?」というのが一番気になる本作だが、かなり違う。
ロールやビルド、繰り返しの収集と成長という概念が入り、よりRPG的な長期的な遊びが可能になった。
(それによってLeft 4 Deadのカジュアルさを失った面があるのだが)

このゲーム最大の面白さはハクスラの神であるディアブロ的でビルドを重ねる事で超高速スイング&体力回復みたいなRPG的なファンタジー路線の成長が可能で、見栄えにもわかりやすく大きな成長実感を感じるキャラクタービルドが出来る。さらにどれだけビルドが上手くいってもヌルゲーとはならず、ゲームディレクターという難易度を管理するAIの手強さもあって周回に耐えうる相当なやり応えが実現している。ただ平凡なコピーを作らずローグライクな仕組みを取り入れ新しい挑戦に成功していると言える。

周回で上手いステージを延々まわっちゃっう抜け道に無対策だったりボリュームや対戦がもう一つな出来栄えだったりと不満はあれど、L4Dのように徐々にアップデートしていく事で評価がさらに上がっていくことに期待したい。

詳しいレビューはコチラ




4位:モンスターハンターライズ

ワールド以上のモンハンはもう作れないんじゃないか?
switchで出る新作はスペックの問題もあってワールドの劣化版になるんじゃないか?
そんな不安をよそに個人的にはシリーズ最高傑作のアクションを作ったと言っても良いくらい面白かった。

ワールドは環境の高低差を活かした多面的なアクションが魅力なっていてスペックの問題がもあり実際ワールドほど大きなマップを作ることは出来ないのだが、ハンデを感じさせないほど構造が濃密な体験になるように作られているし、坂を滑ったり飛び降りたりして発動していたアクションについても本作は「翔虫」というワイヤーアクションのような基本機能が追加された事で平面からでも縦軸の移動やアクションが可能になってワールド以上に多面的なバトルを実現している。さらにそこから繰り出される必殺技の数々がおもしろい。

スペックの差を埋め、ワールドの多角的な戦闘以上のものを実現するという難しい難題に見事正解を出していて感動した。
ローンチ時のボリューム不足やアップデート頻度のやや遅さなど問題はあれどワールドに飽きた人や、モンハンを復帰するならぜひここからと言える作品。
詳しいレビューはコチラ




3位:It Takes Two

The Game Awards 2021で今年のGOTYに選ばれていた作品。
自分にとってもこれはかなり高評価で『2人協力プレイゲームの最高傑作』という言葉にふさわしいタイトルではないかなと思う。

開発のHazelightは『ブラザーズ : 2人の息子の物語』や『A Way Out』とデビュー以来2人協力プレイゲームに拘ってきた開発会社なんだけど、タイトルを重ねるごとに品質のレベルがインディーからAAAに上がっていき、本作でついに素晴らしいビジュアルとハイクオリティの遊びとボリュームを内包した作品にまで昇華され、賞を取るのも納得というゲームになっていた。

It Takes Twoの世界観は、とある離婚の危機を迎える不仲な夫婦が不思議パワーで小さな人形にされ、トイストーリー+不思議の国のアリスのような世界で試練に挑み徐々に絆を深めて行くという物。

まず面白いのはゲームを縦2画面に割ったビジュアル。お互いの様子を確認しながら遊ぶ事も可能でときには片方をせかしたり応援したりというような事も出来たりする。

何よりすごいのは遊びの密度、3Dアクションゲームの全てを詰め込んだと言ってもいいような濃さでそれがどんどん消化されさらに新しい遊びがテンポよく提供されることで最後まで全く飽きずに楽しめた。さらにかなりのボリュームになっている。

このテンポのために遊びもストーリーも少し駆け足気味だが総合的なクオリティとしてはGOTYをとるのも納得という感じ。

詳しいレビューはコチラ




2位:Inscryption

このブログをよく見ている人は知っていると思うが、ここ数年満点をつけているゲームにはインディーゲームが非常に多く『Outer Wilds』『Return of the Obra Dinn』『還願 DEVOTION』など、たまたま発売年に俺がプレイしなかったから王座を取り損ねたようなタイトルばかりなわけだが、今回はLayerQさんに発売日にソフトを頂いたのもあって年内にプレイ出来た事でここまで上り詰めてしまった。

自分の評価は新規性>完成度って性質があるのでインディーは尖った思想が多く評価が上がりやすいんですよね。そこに完成度がついてきたらどかっといっちゃうわけです。

こんな高位につけたゲームだからこそたっぷり語りたい!・・・・というわけにはいかないw
このゲームは映画のシックスセンスのような性質があって余計な事を話せば話すほど初見で遊ぶ人の楽しみを奪ってしまう。
そんな感じなのでほんのちょっぴりだけ魅力を話します。

ゲーム開始直後、プレイヤーは謎の男とテーブルで向かい合いカードゲームしている所から始まる。シンプルなルールのカードゲームで会話をしながら試合に勝つたびにSlay the Spireのようなローグライクなルート分岐を選びながらカードを獲得してデッキを構築し、目の前の敵に勝利していく事を目指していく。ルールもおぼつかないまま敗北すると、プレイヤーは自分の遺影を撮影されそれが次のゲームでは強力な手札として登場する事になりゲームが仕切り直される。「なるほどこれは遊戯王の闇のゲームみたいなカードゲームで、こうやってループしながら攻略するゲームなんだ…」と理解した直後、目の前の男は「立ち上がってロウソクを取って来てくれ」とお願いしてくる。「え?」となりプレイヤーが言いなりにボタンを押すと、テーブルから立ち上がり1人称視点で自由に動けるようになって自分が小さな小屋の中に閉じ込められてカードゲームをしている事がわかる。どうやら多面的な世界にゲームが複数またがっていてカードゲームとは別に脱出ゲームがもう一つある事を理解する。そこでまず大きな驚きがあるのだが…

その後もこれいつまでドッキリが続くの?というくらい様々な驚きと、秀逸なゲームデザインで終始楽しませてくれた本作。このゲームはネタバレしてしまうと台無しになってしまう作品のため出来るだけ何も情報を入れずに体験して欲しい。

詳しいレビューはコチラ




1位:リターナル

いやーまさかこれがGOTYになるとは買う前も評価を付ける段階でも思わなかった。
でもじっくり考えると一番面白かったのはコレなんですよね。
フロムゲーが好きってのもあって基本難しいゲーム好きなんだよね。

PS5買ったんだけど、パワーを体験するのにどのゲーム買ったらいい?と聞かれたときに「かなり歯ごたえのあるゲームに興味ある?」と聞いてNOと答えたらスパイダーマンマイルズモラレスを、YESと答えたらこのリターナルを挙げる。

ジャンルはローグライクのTPSシューティングアクション。
一切媚びてない誰得なビジュアルの宇宙飛行士のおばさんがループする惑星に捕らわれクトゥルフ系のヌルヌルのバケモノと超高難易度の超高速バトルを繰り広げる。

やはり最大の特徴はPS5のスペックを活かした点、大量の敵が高速移動しながら画面を埋め尽くす弾幕を放つ中、処理落ちなしに高速移動し戦っていく遊び心地は最高で、PS5のコントローラーであるアダプティブトリガーを全力で活かした事でトリガーの重さ、撃った時やスキルリチャージで発生する手元からの気持ちいいサウンド、敵が粉みじんにはじけ飛ぶ演出、それら全てがまったく処理落ちしない快適なフレームレートなど、何度も心が折れそうになるような難しいゲームだが、あの気持ち良さをまた味わいたいと中毒状態になりながら真エンドまで3周した。

PS5でしかスペックを活かした一歩先のアクションゲーム。潔いほど省略されたローグライクで簡潔なゲームデザインも素晴らしい。
初期は中断が出来ない上にエラーでクライアントが落ちるという地獄のようなバグがあってゲームが破たんしてるレベルだったんだけど、最近はバグも治って中観も出来るっぽい?そんなひどい中でも3周させたってのは本物。ぜひ腕に自信があるゲーマー達に挑戦してみて欲しいタイトル。

詳しいレビューはコチラ






以上!!
いやーリターナルはPS5専用タイトルってのもあってやりたくてもできねえよ!って状況だよね。
俺もまさかこんなにない状態が継続するとは思いもよらなかった…来年解決してくれるといいんだけどね。

真女神転生Vが入ってないのは驚いたでしょう?面白かったんだけど俺のGOTYの趣旨で行くと外れてしまったんですよね。
TOP10に入れるか一番悩んだのはロストジャッジメントでした。素晴らしい続編でしたね。
暁月のフィナーレも本当に素晴らしかったから迷ったんだけどね。
今年賞レースに多く上がったデスループは個人的にまあまあだったりしたので世の中とは違いが出たかな。

かなりたくさんのタイトルが出たのですが、本家のゲームアワードを見てても思ったけど正直地味めなラインナップの年だったかなと思いますね~。これはゲーマーの人は結構感じてると思う。

その反動で来年がめちゃくちゃヤバいのよ。
エルデンリング
ホライゾン2
ゴッドオブウォーラグナロク
ブレスオブザワイルド新作
ポケモンアルセウス
スプラトゥーン3
スターフィールド
Forspoken
ゴーストワイヤTOKYO

など他にも上げたらまだまだあります。とんでもないラインナップ。
何が期待を上回り下回るのか全く予想もつきませんw
プレイする俺も大変(毎年)

来年もこのとんでもないゲームラッシュを薙ぎ倒して行きますので今後ともよろしくお願いします。

それではみなさん、良いお年を~~!!

テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム

  1. 2021/12/31(金) 00:34:12|
  2. ◆fei的GOTY
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:3
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コメント

リンクが!

俺的game of the year 2020のリンク先が2019になっています!
ワーイこれ読んだら久しぶりに去年の読み返すぞーとなってコケましたので
同じ人を作らないためにも修正をお願いします
  1. 2022/02/04(金) 15:42:40 |
  2. URL |
  3. 通りすがりのゲ #-
  4. [ 編集]

毎年ありがとうございます!リターナルはかなり難しいですがPS5のパワーを見るにはすごくいいですwFF14楽しいですよね~
  1. 2022/01/11(火) 11:44:44 |
  2. URL |
  3. fei #-
  4. [ 編集]

こんばんは!

フェイさんこんばんは!毎年この記事を楽しみにしています^ ^
1位はリターナルなんですね、私も気になっているのでPS5手に入れたら買います!!

今年はFF14をはじめて、今ゆっくりゆっくり暁月を進めています。ストーリーおさらいのつもりでフェイさんの漆黒の動画を見たら、相変わらずのわちゃわちゃで面白すぎでしたw
初のMMOですが、仲間と楽しめるっていいなと私も思えるようになりましたよ〜!
Gaiaの民なので、データサーバ間テレポ実装したら遊びにいきますね!

来年もフェイさんの動画とご活躍を楽しみにしています。寒いですし体調にお気をつけて、どうぞ良いお年をお迎えください( ¨̮ )
  1. 2021/12/31(金) 18:29:22 |
  2. URL |
  3. kabpan #-
  4. [ 編集]

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