【評価 /10】
7点
【○】
インディーゲームとは思えない恐るべきビジュアルクオリティ小規模な元アニメーションスタジオEmber Labの初制作タイトル。
自分は映画が好きでCGアニメーション作品も積極的に見ているのだが、まさにディズニーピクサー的なビジュアルでクオリティも高い。アイヌとシャーマンを掛け合わせたようなバックボーンの世界観で美しい森とかわいい精霊達が美しく描かれている。アニメーションスタジオらしさを感じるのは演出面でムービーシーンの見せ方はまさにその筋の人という感じでハイクオリティ。
魂を救う物語主人公のケーナはスピリットガイドという魂を導くシャーマンのような存在。
非業の死を遂げ悪霊になってしまった人々の魂を鎮めその過程で物語が徐々に明らかになっていく。
人の思いや人が抗えない自然の雄大さ、運命のようなものを描いていて映像の美しさも相まってとても良かった。
こう見えてSEKIROライクなハードアクションざっくりいうとSEKIRO風のハード戦闘+ゼルダライクな謎解き
どこまでも成長というのが出来ないのと、ジャストガードの重要度が高くダクソというよりSEKIROに近い。
もちろん難易度を下げることもできるのだがノーマル以上はかなりの歯ごたえになっている。特にボス戦はフロムと肩を並べるくらいの高難度でやりごたえがあって楽しいのだが「わーかわいい!」とビジュアルで買った人を地獄に叩き落してないか心配になってしまう。インディーと考えるとかなり充実した内容だった。
手に入れたアイテムでマップの謎解きギミックがあったりパルクールをしたりというようなゼルダっぽい部分もある。
オープンワールドを探索して精霊を見つけて強くなっていくのだが探索もマップの細かなところに注意を向けていると次々発見できる。
【×】
寄せ集めビジュアル面はとびぬけているが遊びの多くは何かの借り物なので、そこでオリジナリティが出てくる次回作が楽しみ。
日本語化が怪しい多少怪しい部分があるがなえるほどではない。
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格ライン
6:平凡だが十分遊べる
4~5:イマイチ
0~3:これはヒドイ
テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム
- 2022/02/14(月) 21:48:27|
- ├PlayStation 5
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