【評価 /10】
7点
【○】
◆白黒時代の時代劇映画への愛情を感じる映像演出
黒澤映画を中心とする白黒時代劇映画のカメラワークやフィルムのざらつき、エンドロールまで本当に事細かな部分まで愛情を感じる演出の数々が本当に素晴らしかった。ゴーストオブツシマにも白黒モードというものがあってそれっぽさだけは出ていたがこちらは本気でその演出を細部までこだわりぬいてゲーム化したような感じ。非常に尖った個性になっている。
◆シンプルな操作でやり応えのあるバトル
簡単な師父というイメージで攻撃、強攻撃の組み合わせによる簡単なコンボ。敵の攻撃に対してのパリィと回避を使ったシンプルだがやり応えのあるバトルになっている。
コンテニューポイントの刻みが親切なので誰でも遊べる難易度。
◆ローカライズ
完全吹き替えされているのだが、開発陣がこだわった日本の時代劇の世界観にばっちりあった素晴らしい翻訳。
【×】
◆殺陣の演出は地味目
ドラマ演出は良いのだが、敵と斬り合う部分の演出は遠隔で地味目なので、寄って血しぶきが飛ぶとか剣がぶつかりあうとか泥が飛ぶようなような殺陣の迫力みたいなものにもう少しそこもこだわってほしかった。
◆バトルバランスが平坦
ゲーム全体でそれほど遊びが拡張していかない感覚で、初期の簡単なコンボとパリィでずっと進めてしまうような感じ。レベルデザインが平坦だった。
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える(オススメ)
8:良作(安定)
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:低クオリティ、バグ大、コンテンツ少
0~3:残念
テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム
- 2022/05/13(金) 21:16:01|
- └PCゲーム
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