【評価 /10】
5点
【○】
ダークソウルに強い影響を受けた2DアクションRPG。
前作は夫婦二人で作っているという話で最初軽い内容なのかな?と思いきや、
ダークで魅力的な世界観、丁寧なレベルデザイン、しっかりしたボリュームととんでもない出来で最後まで楽しめた。
前作と同様なのは、2Dのビジュアル面や、ソウルの代わりにソルト(塩)を集めてレベルアップする点、基本的な攻撃アクションは変わらないのだが、数多くの変更点が加わりさらにゲーム性が拡張された続編となっていた。
・武器スキル
本作ではソウルシリーズの戦技のようなイメージで武器固有の技が2~3個ついていて火球を飛ばしたり、巨大な竜巻を出したりと様々なスキルがある。正直ちょっと地味な印象でもあるのだが新しい装備を手に入れるたびにスキルが変化する楽しさがあるのは良い点。
・オンラインマルチが実装
前作にはなかったオンラインマルチが遂に実装。
勢力に属する事で野良マルチに召喚される機能もあるし、
パスワードも入れられるのでフレンドと楽しめる。
【×】
・行先を見失う
このゲームはマップがないしガイドもないし、行先が前後するので非常に迷いやすい。
シンプルにマップがあったほうが良い。
・モンハンチックな装備作成と縄張り争い
本作では各マップで任意召喚したりばったり会う魔術師を狩る事で敵の素材が落ちそれを集める事で装備を作ることが出来る。
ただ倒して終わりというのと違って少しずつ装備が出来て行く成長感や、繰り返し敵を倒す動機になっている。
そのシステム自体は良いのだが…
・バランスが粗い
攻撃判定や無敵時間の設定、ダメージバランスなど全体的に大味な印象で前作より劣化していると感じた。
・魔術師と追いかけっこ
このゲームには現地のモンスターや他魔術師がぶつかると争いをはじめるモンハンの縄張り争いの仕組みがあって、それをやりたかったためだと思うが、魔術師は何度も何度も場所を変えて逃げるのを追いかける必要があり、移動の手間と罠などのストレスがたくさんあるマップで確実に追いかけっこをやらされるのでストレスが非常に大きく何度も倒す気力がわかなくなる。ではそこまでして実現させた縄張り争いは面白いのか?と言えば正直画面に敵が収まってないので何が起きてるかわかりづらいし面白さまで昇華していないので、最後のボスとやり合う場面で乱入があるくらいに収めて遊びやすさをもっと追及して欲しかった。
・スキルツリーの完全リセットが出来ない
0から何周もするほど楽しい仕上がりなら良かったのだが手間がかかるゲームなので相性が悪い。
・死にゲーとポーション有限
このゲームの回復薬は材料が尽きるので死にゲーと相性が悪い。
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える(オススメ)
8:良作(安定)
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:低クオリティ、バグ大、コンテンツ少
0~3:残念
テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム
- 2022/06/10(金) 21:40:59|
- ├PlayStation 5
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