【評価 /10】
8点
【○】
・世界観とビジュアル
ゲーム冒頭、邪悪なカルトの神々に生贄にされ、気が付くと別の邪神に私を崇める教団を作り復讐をするのだと言われ主人公は対立するカルトをつぶしながら信者を集め教団を運営し信者が増え信仰が集まるほどパワーが増していき力を増していく。という非常にまがまがしいシナリオなわけだが、こんなぶっ飛んだ設定をまろやかにするような非常にかわいい動物のキャラクター達でビジュアルも含めて大きな特徴になっている。
・教団運営&ローグライトアクション
ゲームの大きな流れは聖戦と呼ばれるローグライクアクション探索部分と、集めた資源で本拠地の建築運用を繰り返す。
カジュアルな操作ながらも、挑むたびにダンジョンの構造やゲットできる装備、パッシブ能力がランダムで変化するビルドが毎回変化するローグライトダンジョンを攻略しボスの撃破を目指していく。攻撃の演出が爽快で動かしていて気持ちいい。バランス面は程よいやりごたえで多くの人におすすめしやすい(ハデスより簡単)
教団運営は木や石といった資源を集め、そこから施設を建築しそれに関連して様々な機能が使えるようになっていく。
序盤は教祖というのは名ばかりで信者たちの食事の世話やシモの世話などをせっせとする必要がありたまごっちでも遊んでいるような気分にあるのだが、こつこつを施設を建築して戒律を作ることで自動化が進んでいき便利になっていく。丁寧なシティビルドがレベルデザインされている。
このゲームならではの面白いポイントは教会で様々な戒律を作れるのだが、死んだ信者を墓に弔い周りの人を大事にするような優しいルールを増やしていくこともできれば、気に入らない信者を自由に抹殺したり、金で買収して信仰を買ったり、高齢の信者を生贄にしたり死んだ信者を食う事を推奨するような恐ろしいルールを増やしていき邪教にする事もプレイヤー次第で自由に出来るよな他のゲームない独特の個性がある。
【×】
・もっとやり込めれば…
基礎は素晴らしい。値段相応に間違いなく遊べるのだが、バトルパートは後半やりごたえが落ちてくるし、教団運営も施設の隣接効果みたいな概念がもっとたくさんあってビルドを悩むような作りになっていたらもっとよかったなと。
このゲームらしく他教団の信者を捕まえてえげつない儀式に使うみたいな世界観ならではのぶっ飛んだ仕掛けももっと欲しかった。
その辺踏まえた2のような存在はさらに高みに行くような気がする。
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える(オススメ)
8:良作(安定)
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:低クオリティ、バグ大、コンテンツ少
0~3:残念
テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム
- 2022/10/28(金) 21:19:46|
- ├PlayStation 4
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