【評価 /10】
6点
【○】
■ライトゲーマーやドラクエ歴代ファンが楽しいカジュアル外伝
スクエニのゲームの特に外伝作品やリマスターを中心にたくさん作っているTOSEI開発の新作タイトル。
DQ11のカミュとマヤを主人公として子供時代を描く外伝作品。一応本編の過去として地続きである表現がされている。過去にテリーのワンダーランドやヤンガスのダンジョンなど子供時代系の外伝は名作が多いのだが本作も挑戦的でありながらも安定のクオリティだった。
・お宝さがし
本作の目玉。広いオープンワールドを仲間モンスターたちと歩き回りお宝を見つけて行くのだが、宝とは歴代ドラゴンクエストのキャラクターや装備、モンスターなどのフィギュアのようなものでレアリティがあり、拾う時がシルエットになっているのがとてもよく、あれかな?これかな?予想して持ち帰り答え合わせをするのがとても楽しい。1000近くあるにもかかわらずグラフィッククオリティが高いのでそれを集めて展示室に飾って愛でることが出来るのも良い点。ドラクエの歴代ファンはここで結構楽しめると思う。お宝のガチャや仲間にスカウトしたモンスターに等級があり全体的に射幸心の部分で面白さを作り上げている印象。
・バトル
主人公自身はアクションになっていて攻撃と回避そしてスリンガーをエイムして飛ばす事でドラクエの様々な魔法が使える。仲間モンスターは完全オートで主人公の周りを突いて回り覚えている魔法を行使して戦ってくれる。自分に来る攻撃を回避でさばきながら仲間にバフや回復を飛ばしたり、敵に直接攻撃をしていく。シンプルで楽しいアクションバトルになっている。
【×】
■ゲーム全体が浅め
キャッチーで子供でも遊べる代償というのか大人にやるにはちと退屈なゲームと言える。
バトルはパラメーターの重要度が高くAIが物凄くアホって言うのが大きいのだがアクションだったり構成の戦略だったりって部分はかなり薄い。例えばロールの概念があってゴーレムがしっかりタンクして、ホイミスライムがヒールをしてとか役割をしっかりこなすのを組んでシナジーを生み出す所をもっと深くやるとか、相手が突進してくるのでタンクのゴーレムが壁のスキルを使って追突させてスタンをとるみたいなアクション遊びとかをもっと深くできたら格段に面白いゲームになる気がするが全体的にふんわりしている。
お宝さがしも難しいものは一切なく近場を適当にうろついていれば見つかる。
モンスターのパターンが乏しいのも残念。
ストーリーもビルダーズシリーズのようなドラクエらしさを感じる魅力を実現できていない。
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える(オススメ)
8:良作(安定)
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:低クオリティ、バグ大、コンテンツ少
0~3:残念
テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム
- 2022/12/23(金) 21:19:05|
- ├Nintendo Switch
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| コメント:1
正直このキャラでトルネコみたいな不思議のダンジョン作ってくれた方がよかったなー、というのが正直な感想ですw
- 2023/03/04(土) 17:17:28 |
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- 通りすがりのゲ #-
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