【評価 /10】
9点
【評価のざっくりした基準】
10:神ゲー
9:良作の一線を超える
8:良作
6~7:問題はあるが魅力がありオススメ
4~5:不満が多いので人を選ぶ
0~3:残念
【良い点】
シリーズの良い所どりをしたバランスの良い作品
「本作はディアブロなのか?」
そんなのタイトルにそう書いてあるんだから当たり前でしょ?と言われそうだが、ディアブロ3がローンチした時は「こんなのディアブロじゃない」と言われて大騒ぎになった歴史があるので、それを知っている人達に伝えたい。
ディアブロ初代の暗さダークファンタジー感、ディアブロ2の奥深いビルド、ディアブロ3の手軽さとアクション性。
それらの良い所どりをして組み合わせたのが本作ディアブロ4という感じ。
ハクスラの始祖と呼ばれる本シリーズは25年以上の長い歴史を持ちナンバリングごとに数千時間を投じて遊んだ強い思い入れを持つファンが多いので新しい事するのにも非常に大きな波が立つタイトル。ちなみに自分はディアブロを初代からやりこんでいて特に1と2はかなり好き。2は全てのゲームの中でTOP5に入れるほど崇拝している。3がリリースされた時はコントローラーで遊べる手軽さは嬉しかったものの、ビルドのやりこみの物足りなさを感じていた人間である。
そんな自分でも、奥深い厳選は2には及ばないがミスったら全てやり直しみたいなしんどいストレス部分はないので、絶妙なバランスというか、各ナンバリングの長所をうまくまとめた非常にバランスの良い「俺が欲しいディアブロはこれ」と言えるものだった。目新しさは少ないが、夢中で遊んでいる時間が面白さを証明している。
ストーリー
本作は3のその後のストーリーを描いており、はじまりから終わりまでが、サンクチュアリを作った神話の存在であるリリスを中心に描かれているのだが、単独でわかりやすく完結したシナリオになっているので良かった。さらにローカライズは非常によく豪華声優を使って隅々まで作りこまれている。
アップデート
3も時間をかけてどんどんいいゲームになっていったのでディアブロ4も手厚いアップデートやDLCなどもあると思うので今後の期待したい。
【不満点】
オープンワールド
本作の売りになっているオープンワールド化という点については、良い部分よりも目的までの無駄な移動を増やしている部分でストレスを感じる点の方が大きかった感覚がある。ディアブロイモータルで既に実現したものを危なげなく入れているような感覚で新規性を感じないという点もある。
特にナイトメアダンジョンで直接飛べないのはかなり面倒だった(パッチで修正済み)
インベントリ管理
インベントリが小さいので整理整頓の時間が多いと感じる。宝石で埋め尽くされて整理が面倒なのが特にしんどい(パッチで修正)
ナーフ調整
強すぎるクラスがいたり、美味すぎるダンジョンがあったりと問題なのは理解できるのだが、
面白いと思って遊んでいる人を減らすだけのつまらない調整がガンガン行われている。
ベータテストはなんだったのか?というくらいとんでもない値でのナーフが多く、適当に実装して派手に調整をしていっている感覚くらいの粗さを感じる。そもそも慎重に実装して欲しいという話だが、引きかえに面白さを提示してるかが本当に大事で今はそれが出来ている感覚が薄い。面白さを保ちつつもっと楽しくなるようなバフ調整を基本スタンスにして欲しい。
テーマ:ゲーム - ジャンル:ゲーム
- 2023/08/01(火) 21:23:55|
- ├PlayStation 5
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