【評価 /10】
7点
【○】
■シナリオ分岐
都市伝説や怪談をモチーフにした怪事件を解き明かすアドベンチャーゲーム。
主人公の刑事(プレイヤー)が調査していく中で
何度か自分の考えをまとめるタイミングがあり、その時の選択肢によって
科学的orオカルト、2つのルートに物語が大きく変化する。
自問自答して考えを整理するという流れはおもしろい。
■推理ロジック
最終的にシナリオで集めたキーワードや人物名をつかって
関連メンバーの相関図をキーワードで埋めて行き事件を整理して結論を出す。
参加している感が出ておもしろい仕組み。
■イラスト
味があって非常によい。
ホラーの雰囲気もよく出ている。
【×】
■シナリオ
悪くはないがもうひとつ。
理由は2つ。
1つは完結していない事が多く謎が放置されすぎ
「なるほどこれはいい話だったな!」とスッキリ思える話が少なかった。
終始唐突なシチュエーションが多くなんだか急ぎ足。
ダラダラ無駄な話せずに進むので、テンポは良かったと思うが。
2つめは、科学的に説明ルート。
説明として不足で納得感がもうひとつ。
オカルトを認めてないだけで完全な科学的分析がされずにナアナアで終わってたりする。
結局オカルトってあるっぽいけど、あれはきっとプラズマだよ、それにしてもあの人影は…みたいな。
オカルトと科学的って2つのルートがあるなら両極端徹底的に分けてくれた方が
関心するんじゃないかな~と思った。
都市伝説をベースにした事件という発想はおもしろい。
もう一歩物足りなかった。あえて×。
■便利機能
テキストのオートスキップが早すぎて読みずらい。
一度呼んだテキストを高速早送りできる機能があるのだが、
別ルートでまったく同じテキストなのに、そこは読んでない事になって
もう一度読むハメになるのと、
特別な演出があるシーンを飛ばせないので何度も遊ぶにはストレス。
■セーブ
長い。
【おまけ】
悪い点もあるが総合的にはサウンドノベル+オカルトってのが
自分の趣味にドンピシャで次回作を買いたいと思えた。
【点数のざっくりした基準】
10:神ゲー(完成度+独創性)
9:良作の一線を超える
8:良作
7:少々問題はあるが合格点
6:平凡だが十分遊べる
4~5:定価の価値はない (低クオリティ、バグ大、コンテンツ少)
0~3:これはヒドイ
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テーマ:PSP - ジャンル:ゲーム
- 2009/08/28(金) 21:22:39|
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